30日に第1回~3回、
31日の午後3:00からは
第4~6回を2日連続で放送します。
昨日に続き、連続もののドラマでスミマセン!
「遥かなる絆」は、
ドラマ「大地の子」
(山崎豊子・原作、岡崎栄・脚本)から14年、
話題のノンフィクション
『あの戦争から遠く離れて』(城戸久枝・著)を
岡崎栄・演出(第1話)でドラマ化したものです。
「大地の子」と聞いてピンと来た方には
ドンピシャの骨太のドラマ。
涙なしには見られません。
「大地の子」はフィクションでしたが、
この「遥かなる絆」は真実の話。
城戸久枝さんのお父さん・城戸幹さんは
残留孤児として、
4歳から10数年を中国で育てられました。
中国での厳しい生活、
日本人であることで受ける差別、
肉親探しのため出し続けた手紙は200通にものぼり、
ようやく身元が判明、養母との別離‥‥、
そして、「中国残留孤児」
という言葉さえも無かった
日中国交回復前の1970年に、
自力で日本への帰国を果たします。
当時のニュース映像は、
ドラマの中でも出てきますが、
それがどれだけ大変なことだったかがわかります。
祖国日本でも待ち構えていた困難な暮らし。
そんな父の半生を、
娘である城戸久枝さんがたどる物語です。
このドラマが放送されたのは
今年の4~5月。
回を重ねる毎に、感動が感動を呼び、
その感動はNHK社内にも。
こんなことは滅多にないのですが、
最終回の直前には
当初は全く予定にもなかった特集企画が
急遽、ニュースの中で組まれるほどの
反響がありました。
すぐにでも再放送をしたかったのですが
まとめて再放送できるように、と
あえて、年末まで寝かせていたドラマです。
ちょっと時間が出来たから、
映画でも見に行こうか、と思っているアナタ!
1話60分、あっという間です。
だまされたと思って、見てみてください。
ふるさとに帰省している人も、
ひとり年末を過ごしている人も、
きっと、家族への愛情が倍増しますよ。 |