HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
台湾のまど 青木由香の台湾一人観光局 ほぼ日支所
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「電鍋」周辺グッズ。

先週末に大阪で、「電鍋DJ」やってきました。

電鍋DJとは、
私の新刊『台湾の「いいもの」を持ち帰る』
表紙にもなっている大同電鍋という旧式の炊飯器で
野菜スープや肉を煮ながら、講演会をするスタイル。



スイッチを入れて小一時間ほったらかして
講演をすすめ、そのうちにおいしい料理ができるという、
電鍋の便利ぶりを実演するものです。



この前の大阪の枚方T-SITEでの電鍋DJ。
野菜の旨味がにじみ出たスープを作りましたよ。

講演会の〆に蓋を開けると
「おお!」なんて声が上がるから、
電鍋がすごいのに私の小鼻が膨らみます。
電鍋DJというネーミングは、
「ダブルフェイマス」というバンドの
坂口修一郎さんがつけてくれました。
いつか、5台くらい並べてDJする
電鍋DJデラックスとかやれる日が来たらいいな。



なぜか山の中の廃校になった校舎で電鍋DJ。
隣にいるのが坂口さん。
このとき、坂口さんに醤油がかかって
「おっ!」なんて言われました。

最近ネタとして、
本が発売になったあと買った物があるんです。
それは、長いフタです。
深いフタ? 高いフタ? というのが
正しいかもしれませんが、
見た目のトンチンカンな感じがあるので
「長い」と呼んでいます。


長いフタの上には台湾の島の形がもっこりしています。

これは電鍋で何種か
違う料理を温めたり作ったりするときに便利。
それぞれ違う食材をサイズ違いの皿に
入れて小から大と重ねて行くと
普通の蓋では2段が限度ですが、
これさえあれば4段四種はイケる。


長いフタです。

本で紹介した内鍋つかみや
陶器のカメ以外にも
電鍋周辺アイテムはいろんなのがあるんですよ。
ステンレス製で電鍋の上にハメるセイロもあって、
電鍋ライフの第二ステップは
周辺グッズを整えてみるのもいいでしょう。    


電鍋のっけ用ステンレスはこれ。
でも私は普通のせいろを乗っけています。

我が家は、6人前の電鍋にぴったりのセイロで
ナチュラル素材をあしらうコーディネイト。
うっかりさんには、空焚きの心配ゼロでノーケア蒸しが最高です。
そして、最後の最近ネタ。
「スチールの椅子を土産に買って帰ろうしている
日本人がいると巷で噂ですよ。」
とアシスタントから情報が入り、
いろんな人からURLが送られてきて
本が話題になってるよ、と言われ
ネットで話題になんだと静観していたら、
ネットのニュースサイトで取り上げられ、
最終的にはそれを拾ってテレビニュースになりました
本の中身が日本語で読めてない台湾人は
椅子以外にもハンガーやら鍋つかみの写真を見て
驚いたみたいですが、
そんなに騒ぐことかよ、と逆に私が驚きました。
最近、そんなことがありました。

4月14日、15日は京都で
本の出版記念のトークイベントをします。
本の中の商品を90%持って行っての
展示&販売。みなさん、是非お越しください。

2017-04-12-WED