HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
台湾のまど 青木由香の台湾一人観光局 ほぼ日支所
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こどもと一緒にたのしめる
観光スポット!

台北駅近くの二二八公園にある、台湾国立博物館。
道路を挟んだ向こう側に
別館にあたる土銀展示館があります。


日本の友達から教えてもらった逆輸入のネタですが、
子供も大人も楽しめる。
さらに、お値段は国立博物館の入場料大人30元(約110円)に、
この別館の入場料も込み。
就学していないうちの息子は、オール無料でした。

日本統治時代の旧勧業銀行を利用して、
この洋館のような建物の中に恐竜の骨が展示してあります。
狭いのに巨大な骨。
しかし、これがとっても素敵なんです。


当時の銀行の金庫、という所にも入れます。
銀行であったことにフタしていない。
銀行の資料館としての役目を残し、恐竜もある不思議な展示館。
写真は、金庫の分厚い扉。

クニシゲという会社。鉄扉の制作会社ですね。

スミソニアンの自然史博物館風のお洒落感。
狭いというと誤解があるので言い直すと、
恐竜の骨をいくつも展示するほど大きくないスペースに
下から上の空間の演出みたい展示されています。


一階からも二階からも恐竜の骨を見下ろしながらも、
お茶ができるようにカフェも併設。

日本時代の建物が今も大事に生かされている。
そんなところがたくさんあって、
台湾にありがとうと言いたくなる。
サクッと行けます。是非どうぞ。


おまけ。
なぜか突然のトリックアート写真スポット。

さて、今月は台湾でも文化の秋なのか。
日台がらみの色々、あります。
それも、お茶ものとコーヒーもの。


お茶は、センスのいい茶人・小慢が
三谷龍二さんをはじめとする
日本の工芸作家さんたち、13人の作品に
台湾の茶の世界を絡めた茶会・展示・座談会をします。
小慢のお店から飛び出して、
日本統治時代に作られた赤煉瓦建物でのイベント。
小慢と三谷さんの世界に浸れますよ。

<台灣茶文化與日本生活器物美學>
11/9 - 11/15から華山文創園区内にて
詳しくはこちら


コーヒーは、沖縄と台湾切りのコーヒーマーケット。
町外れの川べりにある廃墟を利用した
Ruins Coffee Roasters裏の空き地です。
コーヒー豆が育つ環境のご近所の島同士、
お互いがちょっと気になっていたので、絡み合います。
両方のすごいコーヒー人たち作る、濃密な時間。
こちらには我が店、你好我好も参加。
川べりの芝生にゴロゴロしながら
子供も大人も楽しめますよ。

<台灣沖縄咖琲市集>
11/24・25 

そして、我が店你好我好でも嬉しい楽しいイベントあり!
詳しくは、ここの下にあり。
この時期に台湾に来る方は楽しさ3倍!
涼しい爽やかな台湾で楽しみましょうー。

 

2018-11-07-WED