ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

45. 誕生日が過ぎて。

ガンジーさんの66歳の誕生日には、
臨時で、ライブ原稿を掲載しましたので、
この原稿が、ずいぶん昔のことを語っているように
思われるかもしれません。
しかし、これが9月18日の版です。

でも、『the親戚新聞』を順番に掲載していくと、
また、このあたりの日付に戻るのです。
あの誕生日の頃のリアルタイムな「ガンジーさん」を
読まれた方には、ちょっとヘンでしょうが、
ちょっと頭のなかの時計をなおしてくださいね。

ぼくのほうは、あの翌朝、こんなメールを出してました。

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イトイです。
いつもとんでもない時刻にメールを出してまして、
まるで泥棒のようですね。

悪いことしてるわけじゃないのに、
もう、罰のように仕事あります。
でも、苦しいわけでもないし、イヤでもないんです。
「休む」「遊ぶ」も、もっと好きだということなのです。

明日から、また自分の首をしめるような事態に、
突入します。
やるだけなんでもやったります。丈夫なんだし。

ところで、名演技はうまくやれましたか。
きっと朝の親戚新聞でご報告があると思いますが、
なんだか、だんだんと「ヤブ」の存在が、
ドラマでいうと欠かせぬ敵役のように思えてきて、
いろいろ想像して楽しみました。

聴診器はたと落として、
「げげっ。げ、元気になってる!」
なんていうセリフが、マンガならありそうで。

「ふっふっふ、俺をそこらへんのガンジーとみくびるなよ。
駄洒落攻撃でガン細胞のやる気をなくさせる
スーパー・ガンジーマンなのだ」

「な、なんと、あの伝説の・・・?!」

ああ、こんな夜更けというか、朝方に、
なにをワタシは書いているのだろう?

まぁ、明日につづかないようにします。

さ、風呂だ風呂だ。


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さて、ご本人のほうは、こんな感じ。
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◆66歳ねぇ...

みなさん、オハヨウございます
みなさんアリガトウございました。

マボロシの66歳が、ゲンジツになりました。
これもひとえに、ワタクシの不徳のいたすところ
であります。

これから、アサメシをちびっとたべ、
いそいそと
ヤブのところへ出かけます。
必殺パンチは用意してありません。

名演技を披露するつもりです。 なにをするかって?
ニッコリ笑うのです、杉良太郎です、長島、いや
流し目です。
15秒ぐらい まばたきをゆっくり3回します。

ヤブのキムチわる〜いニヒルな微笑に
最強の武器とはおもはないかい? えっ諸君。

先輩ガンジーの電化、いや伝家の放蕩、ちがう!
宝刀、「無抵抗主義」 を抜くのだよ。 
イッヒッヒ...

それにしても諸君、サクジツはびっくりしたなぁ。
大阪、ちゃうっ!まさか先程、オゥ ノー、 
あれほどのスペースをつかってくれるなんて、
ヤワラちゃんと同じ一面で、全面記事で。

それまでのスタッフのみなさんの仕事も
大変だったろうなぁ。

うれしくって、うれしくって、加山雄三だぁ〜い。
(ぼかぁ しあわせだなぁ)

スキップして飛び跳ねるだけじゃすまない。
ローラーブレードでセルシオを追い抜いたろか。
近所の猫に、小判をあげちゃおうか?

ほんとに、ほんとに、おどろいた一日だった。
糸井さん、凄い抗癌剤を調合してくれたもんだ。
副作用は一生つづくだろうなぁ。

このあとガンジーはどうすりゃいいんだ?
What do I do?
「ほぼ日」スタッフのみなさんの、
肩でも揉みにいこうか?
耳掃除や、爪切り、それに、
もどかしいクシャミも
かわってしてさしあげようか?
ついでにオナラも。

Anyway thanks again.

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オナラの代行ってのは、ぜひお願いします。
ぼくは、家でその問題では嫌われ者なんで。

(つづく)

2000-10-08-SUN

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