ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

52.疲れない方法。

これは、いかにもアイディアマンのガンジーさんらしい。
一所懸命に働いても疲れない方法を、
『the親戚新聞』で説いている。

この理論は、前に、ぼくに、
「こうやっているんでしょうね」と
訊いてきたのと同じだと思うんだけど、
いよいよ、親戚に秘伝開陳の時が来たわけですね。

では!

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◆疲れって?

正嗣君一家は、今日から鬼怒川でバカンス。
といっても,一泊二日の 「ツバメ返し」 旅行らしい。

遊びも,仕事も、忙しい日本人だが、
国土がせまいから、ハツカ鼠の生活が根づいた。
大陸なら、資源もあろうから、のんびりいける。

かって全盛を極めた、英国製オートバイが、
それまでの長いストロークのピストンを短くし、
回転を速めて馬力をだしたホンダに負けた。
1968年のことだ。

日本は、仕入れて、加工して売らねばならない
忙しくて当たり前。
諸君、一所懸命はたらこう。
では、疲れをどう処理するか?

疲れないことだ。
仕事と、遊びのバランスがとれてれば疲れない、
遊びだって、とことんやれば飽きる、と思う。

ほれ、ご馳走ばかり食ってると、お茶漬けや、
ラーメンが食いたくなる、というあの法則だな。

では、その割合はどのくらいだろう?
5対5か? いまの週休二日にあわせて
7−3が、いいんじゃないかな。 
いまの休日で充分。

まず、仕事、遊び、をそれぞれ二つに分ける、
仕事は身体をつかう移動などと、デスクワークに。
遊びも読書、観劇などとスポーツに二分する。
どうおもう?
いずれもネクタイ、いや肉体と頭脳を
わけて使うからその一方が休める、という寸法だ。
スーツを着たからってネクタイをつける必要はない、
ん? これはちょっとたとえ、が違うかな?

ところで起久、今日は敬之のインターネットデビューだ。
「ほぼ日」を見よう。

いつの日か、「山口敬之」 の名前が
「糸井重里」の名前とならんで
世界の新聞に躍る日がくることを願って、
糸井さんに 「ほぼ日」 掲載のお礼を云います。

もちろん源一朗もだ。

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新理論、わかるような気もするんだけれど、
どうやってそのバランスをとるかが難しそう。

もうひとつ、「がんばって」についての私信。
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◆さき程は、ぼけ老人のたわ言を、おとどけし
まことに敬礼、いえ失礼しました。


仕事の山、とのこと
言われるのは嫌いですが、ひとにはいいます、
”頑張ってください”
全世界の、大金持ちと、貧しいほぼ日読者と、
喧嘩ばかりしてる血の気のおおい民族のために。

山のむこうに、しあわせがある。啄木(?)

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おっかしいジーさんだよねぇ。
みんなが、がんばってっていうことばに
妙に神経質になっているときに、これだもん。
この境地ですな、元気の秘訣は。


(つづく)

2000-10-15-SUN

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