ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

115.パンツは三文?

ガンジーさん、時々、
自分が説教がましくなってないかと気にしてる。
だけど、今日の『the親戚新聞』とか読んだ人なら、
この人の言うことが説教であるはずはないと、
ちゃーんとわかってくれるだろうね。

だって、この日の「ルンルン」ぶりを読んでみなよ。

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「余ろく」

新聞配達が来る朝4時ごろは静かで、
パークも寒くなると、おっくうとみえて、
小屋から出ようとしないし吼えもしない、
家の前が賑やかになるのは、7時半ごろから。

自転車、バイク、歩く人、
そしてタクシーが先を争って突進してくる。 
病気するまで知らなかった、朝の駆けっこ。
オートバイで、出かける時は、もっと早かったから。

みんな忙しい、血相をかえて走ってくる人もいる。
そして皆さん、よく近道を研究してますねぇ。

マジメなのか、寝坊したドジなのか?  
ドジらにしても、遅れちゃいけない、ご出勤。 
遅れちゃ困るボーナス君。
送れてよかった、歳暮のしなじな。
夜が、しなじなと明けてくる、今、
12月10日の朝は、
午前6時10分ごろかな?

先月のある雨の朝、
駅まで英字新聞を買いに行った時(笑うな!)
ガンジーに衝突しそうになって女子高生が自転車でコケた。
眼前に広がる麗しい光景、香しい花の香り、丸見えパンツ。
ガンジーめまいがして、
あやうく折り重なって倒れそうになったが
かろうじて、こらえた。  
(いま、すこし後悔してる。)

この朝は、3文の得どころではなかった、
マン馬券だったな。
グンゼの「包装紙」でみえなかったけどね。

ドえっち、とガンジーをさげすんではいけない。
真実一路の物語なのだ。
オトコの悲しくも崇高な精神は、
66歳でも失われていない!

それでも、あの時の高校生、
ヨボヨボのガンジーに、
”すいません!”って言ってくれた。 
ヨシナガサユリにみえた。
だいたい、これまでの経験では、
キレイな子ほど、内心はともかく、人あたりは優しい。 
ブス、のカテゴリーに入る人は、
えてしてこういう場合キビシイ態度にでてくる。

ガンジー、助け起こしてやる気はあったんだぞ!
こころと動作が 別々になることだってあるさ。
でも、あれ以来、雨の朝の、お出かけが楽しくなったよ。
ルンルン♪
それじゃ、今日も元気に。 ねっ、正嗣君!


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「真実一路の物語なのだ」なのだ。
いいなぁ、おたがいにツンケンしないで、
一枚のパンツのよろこびをわかちあう姿って。
あ、そのヨシナガサユリ(仮称)さんは、
見られてうれしいわけじゃぁなかったか。
ま、許せ。
・・・・・とか書いて、「ほぼ日」読者は
「セクハラです」とか言ってこないだろうなぁ?

(つづく)

2000-12-17-SUN

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