ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

168.お医者さんよ。

人間ドックから戻ってきたばかりのぼくだから、
お医者さんに感謝しつつ、これを紹介している。
不思議なもので、ぼくが感謝しているのも、
ガンジーさんがカリカリしているのも、
どっちもお医者さんなんだよね。

ま、おなじコピーライターといっても、
いろいろいるわけでさ、
「コピーライターなんてものは!」と言われても、
ぼくは痛くも痒くもないんだよねー。

だから、いいですね、全国のお医者さん。
キッツイよ、ガンジーさんの医者ギライは。

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「ご機嫌如何?」

冬、真っただ中の、ふぇブルブルらりい、でございます。
皆様には如何お過ごしでしょうか?
コタツでみかん、布団で「いゃ〜ん馬鹿ぁ〜ん!」
キッチンで 「熱っかん!」。
 
競馬場へ「突貫!」帰りに「あかん!」....
もういい加減にいたします。
ハイ。

時間がないのに時間がある。という
アインシュタインも首をかしげるガンジーの日々は
誠に平和な毎日にて候。←(そうろう、と読んでくれよ、
でも早漏じゃないよ)

先日の診察でヤブに問うた。
「死ぬことは覚悟してますが、終盤は痛みや苦しさが
ひどいんでしょうか?」  
彼、答える。 
「それは大丈夫だよ、痛みなどはないように
万全の処置を施すからね」 
といつものなさけない小声ではなくハッキリした口調。
医者なんてこんなもんだぜ、まるで物品販売だ。 
バーゲンセールで片付けて、
「はぁーぃ 一丁あがりぃ!」みたいなもんだ。

ん、それとも葬儀屋からワイロ? 
はやく医者のいらない世の中になって欲しい。 
それには薬屋に頑張ってもらいたいね。
医者のご機嫌を伺って売り込もうとするな! 
エンド.ユーザーを重視しろ!
ガンジー、現役中は薬屋の医者へのペコペコ振りを
イヤってほど、見せつけられたぜ。
子どもの幼稚園の送迎、掃除、
買い物、にいたるまでのサービスだ。
看護婦が大病院へ転じるのもそのためだ、
彼女らはお手伝いさんじゃねぇ!

あんな事やってると、
人間は幾つ?じゃねぇ卑屈になっちゃうぞ。 
売れなきゃ、もっといい薬を作ってる会社へ
移った方がいい、将来リッチな生活が待ってるよ。

そんな開業医の馬鹿息子が股医者になる。 
おっと産婦人科とは限らねぇぜ。
だから患者は災難だよなぁ。 
21世紀の医療の根幹は、「えへんっ!」 
ひとつに医療機器と薬剤にかかってる。 
それらを素人がわかるように、説明して直接売ることだ。
使っていい患者と、使ってはならない患者が、
誰でもひとめでわかるように表示する。
血液検査の内容をわかりやすく表示する。 
当然、責任も自分持ち。

医者とヤクザは表舞台へ出しゃ張ってはならない。 
黒子であってこそ世のためになる。
これハンパ芸能人にもいえること。 
芸人は政治家と並んで世界最古の職業ではあるが、
我が物顔に振舞ってはイカンよ。
彼らは所詮お釈迦様の手の上(メディァ)で
踊ってる孫悟空だ。 
世の中が複雑になってきて
「虚業と実業」の要求度が逆転してる。
そして天災がきて初めてわかる実業の有り難さ。

時には考えよう、
こんなくだらねぇ番組を見てていいんだろうか?ってね。
ホントの楽しさは自分で創り出そう。 
お仕着せ娯楽から脱出しょう。
友達にメールをおくろう。そして外へ出よう! 
親が死ぬ前に訪ねよう。 

「如何におはしますかご両親さま、
ガンジー殿はすでに身辺の整理を進めてるかにみえますが
あなた様にはいかがお考えでござりましょうや?」  
「不躾ながら向後のご予定など、
お伺いできれば有り難きしあわせにござりまする」
 
そこには新たな感激がある。


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今日のエンディングも、しみじみするなぁ。

(つづく)

2001-02-09-FRI

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