ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

214.まずメモからだ。

なんだなんだなんだなんだ!!
これじゃぁ、役に立っちゃうじゃないか?!
「the親戚新聞」は、実用としても役に立つ新聞だよ。
「ほぼ日」と同じだね。
立たないようで、よく立つのよねー。

だけど、みんながこれを実行したら、
競争が激しくなるだけだと思うかな?
心配しなくていいんです。
「読む」「読んで理解する」「読んで理解して納得する」
というところまでは、みんながやるんだけど、
本気で実行する人は、ほとんどいないものなんだから。
そうじゃなかったら、とっくに世の中変わってますって。

「ほぼ日」スタッフの諸君は、どうだろう?

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「すぐとっかかれ!」

平均寿命なんて言葉は忘れた方がいいぞ。
なまじ、そんな事を頭の隅に置いておくから、
やりたい事や、やらねばならない事が、
1日延ばし1年延ばしになってしまう。 
焦るのとは別になるべく素早く手をつけよう。 
行動の初めは頭ん中からだ。
体の方は忙しいから
当面の仕事を片付けねばならないからね。

平均寿命なんて言葉は、
お気楽人生をのんびり歩いてる人にあげちゃおう。
♪〜そのうち何とか なるだろう?♪ と唄ってる人に。
ま、それも人生だけどさ。

ムカシから仕事の出来る人、夢を叶えた人たちが
実行してきたこと、
それはメモを取る事だね。
夜中であれ電車、車、ちょっとした待ち時間、トイレ、
風呂、そしてコーヒーブレイクの時などに
思いついた事をメモる。
今になって思うけどこれ大変な差になって
生活に跳ね返ってくるよ。

思いついたその時にすぐインプットしておく事だね。
憶えてるつもりでも次々に新しい事が現われてくるから、
ヤッパリ忘れてしまう。
次ぎに思い出した時には
他に先を越され口惜しい結果になる。
「ちきしょ! 俺も考えてたのになぁ!」って。 
しかも自分で後悔するだけならいい。
他の人からみればたんなる負け惜しみ、
「アイツがそんな事思い付くはずがない!」
と、信用まで無くしてしまう。

そこで提案だけれどね、
日記をつける順序を変えてみてはどうだろうか?
1年先、3年先の漠然とした予定を記入するんだ。
実現不可能に思える夢のようなものでもいい。
勿論、通常使ってる物とは別に予定日記帖を用意すること。 
3年後に読んで、愕然!とするのも面白いじゃないか。

自分中心に考えてるから、夢、と思ってしまう。 
でも世の中はたえず動いている。
夢が先方から来てくれる事だってある。

例えば、こんな田舎じゃ商売は無理だ。 
と諦めていても宅配便のお蔭で
中央に引けを取らず商売が伸ばせるこの頃だ。 
しかもインターネットの出現だ。
夢を描いていた人はすぐさま実行に移ることが出来、
そうでない人はそれから考えるから遅れをとってしまい、
様々な難儀に悩まされる結果になってしまう。

法律なんて後から作るもんだから
先手必勝の理屈で突っ走ろう。 
寝ぼけまなこでやって来た
後続の人たちが四苦八苦してる間に
既得権をつかんでしまえ!

頭の中だけで考え、それをお隣の記憶課に移し、
さらに年度別にして記憶の遥か遠くに
仕舞いこんじゃうからなかなか実現しない。 
すべて内輪でやってると、のんびり速度になり、
悪くすると忘れてしまう。 
だからいったん頭から外へ出すことだね。 
そして改めて目から再び頭脳へ入れる。
そうすれば仕舞い忘れもなくしっかり記憶できる。 
と思う。

英語を覚えるのに声を出せ!というのは
それと同じなんだね。
人生80年! 
なんてお気楽に考えてた結果が、
ガンジーの、この始末だもんね。 
ガンジーの青春、返せっ!


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いま成功している企業の経営者だって、
邱永漢さんのページ読んでいればわかるけれど、
みんなこうやって「実行」から「実現」に至ったんだよね。

成功はしてないけれど、「ほぼ日」だって、
実行まではしてきているつもりなんですが。
この後、第二弾のロケットに点火できないと、
失速しますね、きっと。
見てておくんなさい、雁の字兄さん。

(つづく)

2001-03-27-TUE

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