ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

228.女性。

男だから、男のことも気にはなるけど、
女のことはもっと気になる。
ガンジーさんの女性観って、同年代の男性諸氏に比べて、
そうとう違うようにも思う。

男性・女性のことについての考えを書くと、
他の問題以上に、
「いや、そうは思わない」というような反対意見が
必ずあるのは、やっぱり誰でもなにかしら
このことについては考えているっていうことだろうなぁ。

ぼくには、ガンジーさんの女性観って、
かなりいいバランスのように思えるんですけどね。

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「女性讃歌」

昔話や童話には、美しい娘、がよく登場するね。
それにたいして男の場合に言われるのは 
「美男の誉れ高い」という言葉。
これ、何か変だと思うな。 
男ぶりがいいという事が何故誉れなんだ?

万物は美を目指す、とはいうものの、
女にしろ男にしろ容姿で中身まで決めてしまうのは
人間社会にはそぐわない事だ。  
違うかな?
男尊女卑のこの国では
女性を男と同列には扱わなかったが、
その代わり婚前の女性に対しては、
特別に憐憫ともいえる可愛がりようで
大切にしてきたように思う。  
”蝶よ、花よと育てて...”という。
親は、その先に待ち構えてる苦労を知ってるから
余計いとおしい。

「女子は嫁して三界に家なし」
という今では考えられないしきたりがあったからね。
だから結婚式にはみんな泣いた。
今でも泣いてるアホな父親がいる、
「辛かったら帰っておいで!」
なんてこと言うもんだから
離婚も増え、当然子どもを含め家庭が崩壊する。
現代の花嫁に悲しいことなんかない、
哀れむべきはむしろ男の方だろう。

若い人に、
「今の若者には、辛抱、というものがない!」 
と嘆いていながら
わが子には甘い親が多い。 
甘く育てていい子になるわけがねぇや。
そういやこの頃のみかんやリンゴ、
甘過ぎてガンジーには物足りねぇや。
酸味がまるでないのがある。 
タスデ美はそれがいい、と言ってるがね。

よその子だけを責めて我が子に甘い、
これをこそ親ばかと言う。 
我が子の自慢をする程度なら、
親ばかも可愛いもんだが
甘やかすとなると事は重大でその影響は社会に及ぶ。 
庭の木の剪定なら下手でもいいが
子どもの躾を間違えると
可哀想なのは子どもの方、
新聞記事になるような切れてしまう子は
親の責任が90%じゃないかな。
ハサミの入れ方が悪いんだ。

さて、話しを戻して美男美女のことだが、
美人コンテストに文句があるご婦人がいるようだ。 
文句をいうなら美人、と言う言葉を攻撃しろ!と言いたい。
美人とは美しい人の事、何故女だけなんだ?
美人を女、男は美、男と但し書きがつく、
これ、おかしいぜ。
美人コンテストは男女でやればいい。 
それならおばさんたちも文句あるめぇ。
反対してる人はポルノ映画を見たい人かもね。

女の方が可愛い。 
だからってぬいぐるみのように扱うのはよくない。
しかしね、方向音痴、地図を読めない、
という女性が多いのも確か。
方向感覚、それは男の役割、
男は狩猟、女は料理と分担して
人類は生きてきたから当然だよ。
だから将来を思い、子孫がどうの、と言う前に
人類は、つがいになって、繁栄してきたことを
忘れてはなるまい。
可愛い女をかばい、外敵から守り、
いたわってやるのが男の努め、
だから未婚の女性は、”蝶よ 花よ ”でいい。
美人コンテストも女の方がいい。

やっぱり女性は美しい、
可愛がって大事に大事に扱おう、 ね。


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さりげなく、ベストセラー書のネタが混じっていたりして、
やっぱり、世間をよく見ているんだよねぇ。
この病気人さん、鼻が利くんですよねえ。
この年齢で、このくらいさりげなく世事を語るって、
なかなかできないことだと思いますよ。

(つづく)

2001-04-10-TUE

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