ガンジーさん。
 いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

232．借りる。

今日も、ナイスな視点を提供してくれてるなぁ。
「借景」から書きだして、
借りるというテーマでの『the親戚新聞』論説だよ。
他人の力で成り立っていることを、
自分だけのものだと思ったら、いずれ自滅する。
「首都圏のアパート経営者」の例なんて、
実にまったく、なるほどなぁですね。
邱永漢さんのページと、両方を読むと、
ますます勉強になりますって感じだ。

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「借りたものは返せ」

借景と言う言葉があるね。　
観光地の湖や山なんかに
便乗して建てたホテルがそうだし、
住宅、マンションでも近くの公園、川なんかを
利用して建てれば
自分で造らずとも風景を楽しめる。

では人間個人の場合はどうか？　
やはりあるんだねこれが。　
景色を借りるのではなく、
施設を使っちゃうホームレスの人たちだ。
彼らは公園の水道、駅のトイレを常用に使う。
そして飽食の世をこれ幸いと
レストランやコンビニから出る残飯をあさって生きている。
ちゃっかりしたもんだ。

いずれもコバンザメの生き方だ。
拡大解釈すればもっとある。
例えば首都圏のアパート経営者たち。　
彼らも自分の力だけで入居者を
引っ張ってきたわけじゃない。
東京が膨張したからだ。
「押すな、押すな！」と
周辺３県へ押し出されて来た人たちのお蔭だ。
そのお蔭で地価があがり、銀行も貸してくれたからで
自分の努力ではない。

それをおのが能力と勘違いしてか、
ガソリンスタンド、レストラン、など
業者に勧められて安易におっぱじめてしまい、
後で一家離散というケースをみてきた。
他力本願氏の末路だな。　
そういう所で働いていた人は災難だね。
旦那のサラリーにおんぶし、
あっちこっちのパートを歴任して
いつのまにか10年以上もたち、
今になって更生年金のことで慌てている人も
少なくないだろう。

計画の大切さは、組織だけの問題じゃない。　
これから先、自分を取り巻く環境が
どう変わるんだろうか、と、
それを調べてから行動を起こそう。
”何かやりたい！゛　ではダメ　
”これをやりたい！　と思えるまで動かないこと。
さらにそれが発酵するまで様子を見よう。
これまではコバンザメ商法も通用してきた。
でもこれからは違う。景気は前のようにはならない。　
この不況が本来の姿なんだ。　
ふかひれ、を食べながら考えよう。

ちぃーとばかり偉そうなこと言っちゃったね。
ガンジーもイトイさんにほんの少し褒められたんで、
いい気、になってるかもしれない。
気を引き締めないといけないね。　
タスデ美にパンツのゴムも取り替えてもらおうかな？
ムカシ、日に何回もパンツを穿き替え、
浮気がバレた友達がいたっけ。

なにしろこの「Ｔｈｅ　親戚新聞」が
１００％の生き甲斐なんだからね。　
ま、今日に限らないけど今まで書いてきた事は
あくまで参考、自分でよーく考え、
疑ってかかることをお奨めします。
他人を頼ったり他人の意見を鵜のみにせず、
よく洗って、加熱してから食べよう。

誰だって悩み迷うことはあるはず。
そんな時はパソコン叩いてみたらどうだろうか。
メールを送るのではない、文字にして改めて読むことだ。
客観的に考えることをお奨めする。　
手書きの文字は自分の字、それじゃ主観的になる。
その点、パソコンはいい。　
「これ、やっぱりおかしいや！」と気付くだろう。
ガンジーメールを送ってくれた人のなかに、
この事に気付いた人がいた。
彼は自分の言葉でメールをくれる人だ。　
そこに人生達人の片鱗をみたよ。

靖国神社の花見をしてきたせいか
今日はマジメな記事だなぁ。つまんない！
花粉症の人は、つまんない方がいいかも。　
怒るな美長女！
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つまんなくないです。
発見があるし、説得力もあるし、おもしろいです。
つまりますつまります。
これからも、いろんな角度でいろんなこと書いてください。

（つづく）

2001-04-14-SAT

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