ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

243.母なる大地。

子どもが育つのは、ほとんどが母親のおかげだという。
男は、どんなにたくさんの時間を費やしたところで、
「手伝い」程度なのだという。
そうだなぁ。そういえば、そうかもなぁ。

今日の『the親戚新聞』では、結婚したがらない女が、
なぜこんなに増えているのかについて、
まことにもっともなガンジー説が語られている。
女性の皆さん、男性の皆さん、
このあたりのことについて、よろしければ
ご意見をお聞かせください。

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「今、何時?」「育児だ!」

諸君は20年間にわたって
タスデ美から、魚の釣り方の基本を教えられてきた。
今、それを元に、より大きな魚を釣り上げようと
あれこれ工夫してるわけだ。
ガンジーがそれにどれ程、関わってきたかは
当人にもわからない。
ほんの少しタスデ美に手を貸してきたに過ぎないと
回想してる。

育児の大半は母親にあると思う。 
することの量的なことはともかく
父親は手助けをしてるだけ、
オシメを取り替えミルクを作る。 
これらはメインの仕事ではない。
作ったミルクを与えるのは母親の仕事。 
いってみれば母親の秘書だね。
ちなみにガンジーは自営業でもあったので
3人の子ども達をみんな風呂へ入れた。
タスデ美は手が小さいので、
との彼女の申告でそうしたんだが、
真偽のほどはわからない。
あの時ホントにそう思ったのか?と
聞ける昨今の事情ではないので
いつか折をみて聞いてみてくれ。

留美ちゃんも美長女も母親候補生の次美女も
そのあたりを心しておくべきだ、
と思うがどうだろうか?
亭主が母親に代われるものではない。 
母親にはその子の一生に責任がある。
よくも悪しくも母親の一挙手一投足、
その時その時の表情を見ながら子どもは育つ。
その点では父親もそうだが
これは小学生になってからじゃないかな?

結婚したがらない女性が増えているとのことだが、
これは女の本能的な閃きではないのか? 
子育て以前の問題で、父親に値する男がいない、
と見てるんだ。
遺伝子のことはさておき
経済面、賢さ、強さ、家族愛、統率力などのことを
女は見分ける。
家族、育児、巣立ち、はすべて女の役目、
と心得ているからよく男を観察する。 
遊び相手としてジャブを飛ばしながら
選んでいるんだぜ、きっと。

もともとそうじゃねぇか、
精子と卵子のあん時の数を見りゃわかることだ。
選ぶのは女で男は立候補するだけ、主権は女性側にある。 
男は運命にすがるしか手がない。
「オレの精子じゃうむめぇな?
うん、うむめぇにおまかせだ」 (くどいっ!)
そのかわり男の浮気は公認されるべき、
と言ってた友達はカミさんに逃げられた。
ちなみにこの友人は50歳を待たずに早死にしてしまった。
恐るべき女の執念!

差別、差別というが
男と女にはそれぞれ本来の役目がある。
薬味ならどうってことないが
お役目というのは疎かにしてはならない。
「男子厨房に入らず」といわれたのもうなずける。
男の料理は、なりわいを除いて
趣味と考えてるガンジーです。
厨房の主は女だ、ガンジーは料理長の留守を見計らって
コソコソと楽しんでいる。
いつだったか物音で彼女のご帰館と勘違いして慌ててしまい
サラダオイルをこぼしてしまった。
そしらぬ顔をしてたが鼻のいい彼女にバレてしまい
お仕置きにあってしまったっけ。
 
母なる大地、という。 
生命を育み慈しむのは女の仕事、
それを警護してやるのが男の役目。
なんでもかんでも男女同じではいかんぜよ。 
なんでも噛んでも食やいいんとはちゃうで!
おなじ食物でも噛んで食うもんと飲み物があるんや、
ごっちゃにすんな!

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男の料理って、たしかに趣味の要素が強いから、
材料費も考えないし、後片づけもしなかったりすることも
多いのよね。(って、そりゃ、オレだけか?)

しかし、共働きの家庭なんかだと、
女性の料理も「趣味」に近づいて行くはずだと
ぼくは予測しているんですけどね。

え〜、今日は、ミーちゃん家にガンジーさんと行ってます。
ぼくは、おとなしい付添いの人として静かにしてます。

(つづく)

2001-04-25-WED

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