ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

253.「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読んだ。

うわぁ。今回は、ぼくは、コメントできないや。
なんだか、結婚式の新郎が、
「ナントカ君は、ナニソレ大学を優秀な成績で・・・」
という紹介されるのを聞いているみたいな。
いや、心にもない形式的なお褒めに
預かっているのではないとは思うのだけどねー。

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「ほぼ日讃歌」

How was your golden week?
Did you have 
an enjoyable time?
ガンジーの場合は「ゴールデン・イヤー」なんだ。
この1年間がぜーんぶ黄金期間だったのだ、
でも金銀が嫌だと言ってるわけではないぜ、
シルバー・イヤーの方は嫌だけどね。 
さて諸君、「ほぼ日の本」は見たかな?
なんと、ガンジーの事まで取り上げてくれてるんだぜ。
この本を読んでイトイさんの心意気を学んだよ。
これからの諸君の人生の指針になることは
間違いないと思えるので購入し読んでみてください。

せっかくの人生だから安易に過ごしてなるものか!と
現状にあまんじないその態度に打たれた。
釣りが大好きでも釣り三昧におぼれることをしない。
あえてみずからを崖っぷちにおく。
自信があるのか? 成功の経験があるから。 
でも成功した人はその後の冒険を避けるのが
普通じゃないんだろうか? 
見かけはともかく、そんなに若くもないのに。

ガンジーのハチャメチャメールに何か?を感じ取り、
「この人にはこの治療法がベストだ」と
仕事を与えてくれた。
仕事といっても無給だ。
だからこそ書きたいこと、言いたい放題が出来る。
そしてそれが見事的中し今こうして生き長らえている。
ありきたりのお礼の言葉では言い表せない。
感謝の域すら越えている今の心境だ、凄さを感じる人だぜ。
「ほぼ日の本」はけっして安くはない。
面白さを期待しても無理なような気がする本だよ。
でも奨める、¥1.700が高くはない本だ。
少し大袈裟に言えば座右の銘として備えていて欲しい。
むずかしい言葉を並べた高所からの物言いではない。
平易な文でみずからの心境を語っている。

何故、これ迄の成功の余韻で暮らそうとしないのか?
何故、海の物とも山の物ともつかぬ事に
それまでの蓄えと貴重な人生の時間を費やそうとしたのか?
その事がことこまかに綴ってある、
これは諸君がこれから先何かあった時の、
あるいは新たな挑戦のための手引きとなろう。

中身は勿論だがその表装の巧みさも一見に値する。
さすが広告人だ、さすが大日本雄弁会講談社だ、
売る為の工夫がいっぱいだ。 
触って取り上げてみた時の感触がいい。
何ともいえずいいタッチだ。
こどもの頃、母親に抱かれてた時のことが思い浮かぶ。
父親の背中の暖かいさわり心地が懐かしい、
そんな仕上げになっている本だ。 
書店で買う前にたしかめてみよう、嬉しくなるよ。

これまでガンジーは
何事も一度は疑ってかかれ、と言ってきた。
今回も勿論そうして欲しい、
是非にとは言わない、でも書店に出かけてこの本を見てれ、
手に取って触ってみよう。
それだけでも他に並べられた本とは
一線を画してる事がわかるよ。

諸君はゴールデン.ウイークに何を考えたんだろうか? 
自分と子ども達の将来を思っただろうか?
あるいは思いっきり遊んで、
次の仕事への新たなエネルギーを感じているのだろか?
毎年来る楽しい週間だけど、どう過ごすかで
その先の人生が決まるよ。
「ほぼ日の本」の出版で
新たな展開が予想される「ほぼ日」、
ますます人気サイトに育っていく気配を感じる、
着実にアクセスの回数も増え、
デリバリー版の申し込みも伸びているようだ。
その一角に出店させてもらってるガンジーも
気を引き締めてかからねば...
とは言っても何にも出来ないけどね。
イトイさんから言われた、
「続くシロウト」でいくつもりだ。分をわきまえて。
ほぼ日に乾杯!
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・・・ど、どうもあ、ありがとうございます。
すいません。
そんな、たいしたもんじゃねーです。

(つづく)

2001-05-05-SUN

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