その2300
みなさん、こんにちは。
きょうは、どういうのをやるかというと、
あのね、「子どもの言いまつがい」です。
こどもは、ふつうは、よくしらなくて、
「言いまつがい」は、ふつうです。
だから、いつもは、のらなくて、
こういうとくしゅうでたくさんやります。
みんなで、さいごまで、たのしく、よんでね。
じゃあ、あとで、またあいましょう。
「言いまつがい」を投稿する
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同僚から聞いた話。
昨日の夕方、教え子が、
「今晩、お父さんと
 ハイキングに行くんだ~」と、
うれしそうに足の屈伸運動をしている。
夜にどこにハイキングに行くのだろうと
不思議に思ったけれど、
「気を付けてね」と。
次の日の朝、
「昨日は、どこにハイキングに行ったの?」
と聞くと、彼は、照れくさそうに、
「バイキングに行った‥‥」
と言ったそうな~。
(Kanji)

娘(9歳)と話していたときのこと。
「そうそう、世界で一番高い山でしょ?
 知ってるよ!」と言うので
「へぇ~、なんていう山?」
と聞くと、得意気に
「アスベスト!」と答えた。
エベレストだよ‥‥。
(qq)

7歳の娘が
きろみはきらい」と言いました。
何の事だと思ったら
「しろみがすきなの」と。
卵の黄身のことだったのかぁ。
(べる)

7歳と12歳の息子の髪を切っていた時のこと。
長男の髪を切っていると
先に切り終えた次男が一言。
「おかあさん、大きくなったら
 コトヤさんになればいいのに!」
コトヤさん=床屋さん、ですね。
次男のことばに自分の未来の可能性と
勇気をもらいました。
(あさごはん)

マーボー豆腐を作っている時。
7歳になる娘が
「ママ、あれ入れなきゃ。
 ほらほら、あの白い‥‥
 かたプリ粉!」と。
聞きまつがいかと思ったら、
ずっと「かたプリ粉」を連発していました。
「かたプリ粉じゃなくてかたくり粉だよ」
と教えてあげたらビックリしていました。
(プリプリ♪)

数年前の夏の夜、
1年生の息子と打ち上げ花火を見ていました。
息子が「順番に上がってるね」と言って、
指を折りながら数え始めました。
「大、中、デカ。大、中、デカ
 あれ? 小がない。
 大、中、デカ‥‥
あまりのおかしさに
涙でにじんで花火が見えませんでした。
(一発屋マコ)

小2になり、すっかり少年らしくなった息子が、
夕食を作っている私のもとへ来てプチ告白。
「お母さん、あのね、
 オレが幼稚園生だった時ね、
 マラソンの時はみんなで
 『ファイト、ファイト』って
 言いながら走ってたんだけどね、
 オレは、『ファイト』って言葉を
 知らなかったからね、オレだけ
 『ハイホー、ハイホー』って
 言いながら走ってたんだよ」
(学校ではボクと言う少年)
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろかった。
だから、こういうのを、もっと、
みんなで、おくってください。
「投稿する」というところを
おしてから、かいて、メールでください。
きがるにね。じゃあ、またね。
きょうは、ありがとうございました。

イラスト:しりあがり寿
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2010-06-02
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN