ようやく過ごしやすくなってきましたね。
のんびりした土曜日は、
恒例の「まつがい」特集でお楽しみください。
今日も小さな「まつがい」や、
ややこしい「まつがい」が
たくさんそろってますよー。
どうぞ、最後までごゆっくりどうぞ。 |
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夫の健康を考え、綺麗に詰めたお弁当。
仕上げは、炊きたてご飯に
白ゴマをたっぷりかけてあげよう。
鼻腔をくすぐるよい香りに手元をみれば、
弁当箱の端から端まで、 「だしの素(カツオ)」が盛られておりました。
(顆粒タイプは湯気でも溶ける) |
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この間、購買部でおにぎりを買った。
一つ目は「ちりめんおかか」で
もう一つは「鮭」をチョイス‥‥
したはずだったのに、
私が買ったおにぎりはなんと 「ちりめんおかか」と「鰹」!
どんだけかつおが好きなんだよ!
しかも当たり前だけど味にてる!
ほとんど具の形状が違うだけ!
おいしかったけど切なかった。
(おかか) |
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上司から「ポストに出しといて」と
封筒を渡されました。
ちょうどお昼休みになったので、
(下のコンビニにポストがあるから、
お昼を買うついでに出そう)
と封筒を持って買い物を済ませ、
レジの下の穴に封筒を突っ込んだところで
おかしいと気付きました。
ポストなのに赤くない!
そして中に丸められたレシートが入っている!
固まった私に、レジのお兄さん達が満面の笑みで
「あちらです!」 レジの下にあったのはゴミ箱、
ポストは入り口正面に設置されていました。 危うく、上司から預かったものを
捨て去るところでした。
(春巻き) |
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中学生の頃、制服のスカートの下に 部屋着のズボンを履いたまま
登校した事が何度かあります。
間違うのは決まってタイツ着用の季節。
当時履いていたのは、
薄めのコーデュロイ素材で細身の黒いズボン。
朝はこの中にタイツを履いていました。
「今日はなんだか足があったかいな‥‥?」
と足を見ると‥‥ズボン脱ぎ忘れなのです。
路線バスの中で気付いて
後ろの座席でこっそり脱いだり
学校のロッカー室で気付いて
誰もいないうちに脱いだりしていました。
(愛用タイツは80デニール) |
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同僚との帰り道、ふと見ると、
同僚のスカートの下から数cm、
紺色の生地が出ていた。
「なんか出てるで」
「?」
よく見ると、
会社の制服の紺のスカートだった。
彼女はスカートonスカートで
駅の改札まで歩いてきたのだった。
彼女いわく
「ワンピースやから、
ウエストにしまりがなくて気がつかへんかったわ。
でも前は家までこのまま帰ったで~」との事。
翌日、会社の更衣室で着替えながら
「スカート脱ぎや」と笑いながら話していたら
その話を聞きつけた他の女子社員が
「私もはいて帰った」
「私も!」
「私も聞いたことある~」
‥‥大丈夫か、この会社。
(出版社ってこんなモノ?) |
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今は亡き祖母から聞いた、
明治の終わり頃の話です。
まだほとんどの人が
着物を着て暮らしている時代でした。
ある時、学校で
「明日は体操というものをやるので、
お父さんかお兄さんの
サルマタを持ってきなさい」と言われたそうです。
「体操」というモノが何なのか、
サルマタをどうするのかわからなかったのですが、
とにかく祖母は言われた通り、
父親のサルマタを持って行きました。
翌日になり、
「体操をするので、みんなサルマタを
はいて外に出なさい」と先生に言われ、
みんなその通りにしたのですが、
ひとりだけ泣いている子がいたそうです。
先生がどうしたのか聞くと、
その子は下を向いたまま風呂敷包みを差し出し、
先生が開けてみると中には 「越中ふんどし」が入っていたそうです。
(花色木綿) |
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最後の投稿は時代を超えた
味わい深さがありますね。
いつの時代も「まつがい」はあるのです。
それはさておき、あなたも投稿、いかがです?
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できあがったところで
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明日も「まつがい」の特集ですー。 イラスト:しりあがり寿 |