毎日、毎日、休むことなく
太陽が東から昇って西へ沈むように、
人はいつだって「まつがい」をくり返すのです。
家庭に、職場に、公共に、往来に。
その「まつがい」をたばねてみれば、
思った以上に愉快じゃありませんか。
さあ、今日もみなさんまから寄せられた
たくさんの「まつがい」をたっぷりお届けします。 |
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電車に乗ってすぐ車窓を眺めながら、
ケイタイをとりだしました。
しかし二つ折りのケイタイが開きません。
あれっと思って手元を見ると、
ケイタイとまつがって パスケースを取り出していました。
周囲の人にばれないように、
さりげなくしまいました。
改めて車窓に目をやりバッグの中をさぐって
ケイタイを取り出しましたが、
今度は乳液のボトルでした。
(裸眼では0.1以下) |
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インターネットをしていた息子が
「メモ帳あったよね?」と言うから、 メモ帳を持って息子の方に行きかけたら、
夫がパソコンのスタートボタンを押して
メモ帳を起動させていました。
(旧世代) |
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車でクリーニングに出したスーツを
取りに行ったときは、
決まって左後部座席の
窓の上にある手すりにひっかけます。
夜取りに行ったときには、
毎回必ず一度は バックミラーに人影が見えたと思い、
びっくりしてます。
(忘れ物の多い30歳) |
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団地住まいだった時のことです。
尿意をこらえつつ家に帰っていたんですけど、
もう、ガマンの限界。
猛ダッシュで家に帰り、トイレに直行。
ほっと一息ついたはいいが、
見慣れたトイレと違う‥‥。 向かいの棟の同じ部屋番のお宅だった。
排水溝で流れていきたいと、神に祈った。
(MeiHe) |
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主人の両親は新婚のころ、
市営住宅に住んでいたそうです。
ある夏の日、主人の祖父が市営住宅に住む
息子夫婦(主人の両親)を訪ねました。
玄関口で声をかけたのですが返事がない。
息子夫婦の家だし、
ビールでも飲んで待っているかと上がりこみ、
冷蔵庫からビールを出して
一杯飲んで待つことしばらく。
どうも様子が違うなあと思い始め、
玄関の外に行き表札を見て 息子の苗字と違うことに気づきびっくり!!
そーっと抜け出して家に帰ったそうです。
その頃の市営住宅は同じ作りの
平屋が並んでいたそうで、
田舎なので玄関は開けっ放しの家が多かったことも
原因の一つかもしれません。
(酒飲みの家系) |
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違う階にお邪魔してしまう人が
何人もいらっしゃるようですが、
ウチの場合、 猫がアパートのとなりの部屋の前で
入れてくれ‥‥と
にゃーにゃー鳴いていました。
猫もまつがうんですね‥‥。
(そんな猫が愛おしい) |
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保険会社に勤めていた頃の話です。
ある日、一人のおばあさんがいらっしゃいました。
どう用件を切り出していいか
戸惑っていらっしゃるその方に
椅子を勧め、「ご用件は?」とうかがうと
「えーっと、あの~、これ‥‥」
とバッグをごそごそ。
保険会社ですから、
たいていの場合はここで保険証券が出ます。
ところがその方が
「なんだか調子が悪くて‥‥」
と取り出したのは「入れ歯」でした。
おばあさん、歯医者さんは3階です。
ここは2階です。
(みぷ) |
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いつもちょっぴり前のめり気味の上司が、
昨日、出掛けに、会社の入り口で、 開きかけの自動ドアに激突した。
私は、痛がっている彼の背中に、
激突しそうになった。
(目の上に青タン) |
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ご自身の経験でも人づての話でもかまいません。
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