だってさ、人ってさ、
ものすごくたくさんのことばをつかって
日々、しゃべりまくってるわけだからさ、
そりゃあ、やっちまうこともあるよ、
「言いまつがい」のひとつやふたつ。
それらを集めてお届けしましょう、
つまり、元祖「言いまつがい」。
おしまいまで、どうぞ、ごゆっくり。 |
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「エキメヘン!」
愛媛県って言いたかっただけです。
(つぼママ) |
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久しぶりに会った妹と
興奮気味にじゅうたんの話をしていて、
口をついて出た言葉は 「ぺルタじゅうしゃん」
もちろん「ペルシャじゅうたん」と言いたかった。
(かか) |
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駅前で彼氏が一言。
「おっ! はとったフト」
太った鳩です‥‥。
(528) |
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会社の女性に
「そのスカート素敵ですね」
と言おうとして 「ステーキ!」
と叫んでしまいました‥‥。
(はち) |
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社内ミーティングで
デザインについて議論していたときのこと。
なかなか決まらなかった色が
「青と緑」で決まりそうになったので、
「グルーとブリーンにしましょう!」
と高らかに言ってしまいました。
一瞬まつがっていない気がしましたが、
「グルーとブリーンって言ったよね」
と冷静に突っ込まれました。
(もこ) |
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ボクはサッカー部なんですが、
隣で練習しているソフトボール部の顧問が
「ちゃんと捕れバケ!!」
と、叫んでました。
バカとボケが混ざったんでしょうね。
(いちご) |
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中学のころ、野球部に入っていました。
ある日、一人の部員がヘルメットを被らずに
自転車で登校したのがバレて、
部員全員が顧問の先生から
お説教を受ける羽目になりました。先生は、
「お前らのその格好を見たら、
誰でも○○中学校の野球部だとわかる。
お前らは○○中学校の代表として、
自分の意志で野球をやっているのだから、
ルールは守れ」
という内容のことを言ったあと、
「やけん、ちゃんと
ユニホーム被って、
ヘルメット乗ってこないかんのと
ちゃうんか」とおっしゃいました‥‥。
笑いたくなるのを我慢するのが大変だった。
(元野球部員) |
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最近、戦国時代の歴史小説を読むようになってから、
転職活動の面接でスラスラと
丁寧な話し方ができるようになったのですが、
一度、面接でついつい戦国武将のような口調で 「なんとも難しゅう
ござりまするなあ!」
と言ってしまいました。
ちゃんと内定はもらいましたが、出社前の顔見せの時に
「そんな堅くならなくてもいいからね」
と注意されました。
(ナオエカゲツナ) |
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「グラム300円の牛肉を300g買ってきて」
と母から頼まれた。
普段牛肉などあまり買いに行かない私が、
何年ぶりかに行ったお店で一言。
「300gの牛肉を300枚ください」
(そんなに食えません) |
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先日家族で夕食を食べていたときのこと。
話題がそれぞれの仕事の話に及ぶと、
突然母がなんだか寂しそうにこうつぶやきました。
「私もあと2年で
天然退職だわ‥‥」
日ごろから珍奇な発言が多く、身内以外からも
天然ボケの太鼓判を押されていた母だけに、
これには一同笑いをこらえきれず。
仕事は定年を迎えても、天然ボケは
きっとずっと治らないと思います。
(ゆう) |
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ヒモを引っ張ると動く人形のことを 「動くと引っ張る人形」
と言ってしまいました‥‥。
(海) |
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これらの「言いまつがい」は
すべて読者のみなさんから
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イラスト:しりあがり寿 |