なっ、なんだって!! そんなバカな!!
耳に飛び込んできた、ありえないフレーズ。
思わず私は、耳をうたがった。
うたがって、よかった。
だってそれは、「聞きまつがい」だったのだ。
そんなわけで、「聞きまつがい」の特集です。
あーー、聞こえるわ、それ! という見事なものから、
どうやっても聞こえません! という無理なものまで。
たくさんの「聞きまつがい」をお楽しみください。 |
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友人の話を聞いているとき
聞き捨てならないフレーズが‥‥。
「それでね、
タテロールのオジチャンが~」
「ハッ? 今なんて?」
「だからパトロールのオジチャンが~」
ハァ~、焦った~。
(ひろ) |
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先日、北海道の友人と
通勤手段について話していました。
友人曰く、
「私、馬車通勤だから
渋滞するとつらくて」
さすが北海道、と心から感動しました。
もちろん「バス通勤」の聞きまちがいでした。
(まや) |
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私の友達に、
「他力本願」を 「ハルク・ホーガン」と
聞き間違ったばかりに
「ハルク」と名づけられた
女の子がいます。
(みぷ) |
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テレビから
「今日はボケ役の
ご説明にまいりました‥‥」と。
そんなもの説明するものなの? と思ったら
生命保険会社のCMでした。
(ご契約の説明ですね) |
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以前、アルバイトで来てくれていた
ゆんちゃんからの伝言メモ。
「ますます天狗の○○さんから
お電話ありました‥‥」
ますます天狗!?
社内電話帳で調べてみると、
「マス・マーケティング部」の方からでした。
その部門は1年でなくなりましたが、
やっぱり聞き取りづらい部署だったからでしょうか?
(毎年部署名がかわる会社のOL) |
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航空会社の関連会社にいる知人の話です。
彼が新人だったころ、
留守中の先輩宛に電話がありました。
先方から「伝言を」と頼まれ、メモをとる彼。
伝言の内容は、
「何かの見積もりの結果
30500円という試算が出た」
というものでした。
先方「3万、とんで500円ですので
よろしくお願いします」
彼 「はい。3万トンで500円ですね」
(価格破壊) |
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書店員やらせてもらってます。
今日、新入社員が『鬼平犯科帳』の本の
在庫をお客様に聞かれて、一生懸命 『鬼へハンカチを』
で検索していました。
今の若い子は『鬼平犯科帳』、知らないんですね。
おそるべしです、平成生まれ。
(よだれ) |
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仕事もできず、彼氏もできず、
今日は後輩と串カツ屋さんで反省会です。
「私って、
脱がされやすい制服だから‥‥」
と後輩のつぶやき。
「えっ? どこで!?
何があって脱がされるん!?
それに私もおんなじ制服やん!?」
彼女が言いたかったのは、
「私って流されやすい性格だから」。
そうですよね。
仕事ができない原因と、
彼氏ができない原因が、
脱がされやすい制服にあるんじゃあ、
打つ手もありませんよね。
(もも)) |
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小3の息子の家庭学習の教材は
4教科セットのもの。
真面目に取り組む息子を見て、
たまたま仕事が休みだったダンナが
「ほう、勉強か。
たまにはパパが教えてやろう。
何の教科があるんだ?」と。
「国・算・理・社だよ」
「何?! 僕、三輪車?」
「‥‥」
息子のやる気は、遥か彼方へ
ぶっとんでいってしまいました。
(余計なことしないで) |
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勤め先では、パートの私たちにも
賞与(ボーナス)が出ます。
わずか、八千円。そんなだから、
「〇〇さーん、次長が
賞与のことで話があるってー!」
と呼ばれたときに
「おしょうゆが、どうしたってー?」
と聞き返した私を誰も責めませんでした。
(まなぶ) |
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あらゆる「まつがい」をお送りください。
遠慮する必要はまったくありません。
ぴーぴーと口笛など吹きながら、
まずは下の「投稿する」ボタンをクリック!
覚えている愉快な場面を簡潔に書き表し、
できたところで送信ボタンを押してください。 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』も
どうぞよろしくお願いしますー。 イラスト:しりあがり寿 |