なにもかもが予定どおりに
運ぶことなんてないんです。
人が人として生きていくかぎり、
なにかしらの「まつがい」はつきもの。
そんなわけで、今日も
たくさんの「まつがい」が届いてます。
忙しい人も、ちょっとひと息入れて、
最後までお楽しみくださいませ。 |
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タイマーがなったので台所へ行くと
ごはんをたいてる土鍋から
湯気ではない煙がひとすじ、
たちのぼっていました。
ふたをあけたら、お米のままで
黒焦げになりはじめてました。
お米をといでかたむけて水を切って、
水を入れずにたいてしまったようです。
そういえば、電話が鳴ったから出てたんです…。
(主婦歴十数年) |
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3時間ほどかかってやっと病院が終わって、
次の用事があるから急がなきゃ! と思いながら
スリッパから靴に履き替える‥‥はずが、
スリッパを脱いだ後、別のスリッパを出して、
今まで履いてたのをぬいで、それを片付けて‥‥
そこでやっと気がつきました。
(ふいづ) |
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去年の初め、
インフルエンザでかなり高熱を出し、
寝こんでいる時に母に言った言葉。
「お母さん…く、薬と…
かきく…かけ…き…
コップ持って来て…」
自分で言って、自分でおかしくなり
痛い腹を抱えて笑いました。
頭の中で携帯の打ち方になっていました。
(片言、直らず) |
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東京へ所用があり上京した折のこと、
池袋で私鉄に乗り換えようと
改札口に切符を通したら、
なかなか切符が出てこない。
ようやく出てきたので、
手に取ったらだいぶ大きくて、
しかもカードになっている。
不思議に思った途端、
後ろから憮然とした表情のおじさんが 「それは私の定期券です!」と。
買い方を間違えた私の切符は
収納されていたのでした。
おじさん、さぞかしびっくりしたでしょうね。
(シーマ) |
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実家にてDVDを見ていたときのこと。
ディスクを入れ替えようと
使い慣れない機械の操作に戸惑う妹に母が
「そのトイレのボタンをおしなっせ!」
と得意気に言い放ちました。
「トイレ?」と聞き返しましたが、
よく聞くと母は「トレイ開閉」と書いてあるボタンを
ずーっと「トイレ」と勘違いしていたようです。
しかもそのボタンは疲れたときの
トイレ休憩のためのボタンだと思っていたようです。
一時停止ボタンさえ使いこなせない母は、
トイレに行くたびディスクを取り出し停止
していたのでしょうか‥‥?
(まつ) |
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父の会社での話。
「部長、奥様から電話です」
この忙しいときに
なぜ妻が電話なんかかけてくるのかと、
憤然と受話器を取った部長さん。
開口一番
「なんだぁッ、何の用だ!
‥‥‥‥っ、すみません!」
ものすごい勢いで謝ってしまった
電話の相手は、取引先の 「奥(苗字)」さんなのでした。
(ほそみち) |
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そういうことが求められているのなら、
協力できないこともありません。
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明日も「まつがい」の特集ですよー。 イラスト:しりあがり寿 |