学生のころ、
自転車で校庭を疾走していたら、
一メートルくらいの黒いチューブに
乗り上げて転んだ。
動転した私は、
その十センチ径のものに
ウロコがあることにさらに動転して、
その場を離れた。
おそらくカラスへビ。
こんな大きなものがいるのか、
それとも、それくらいに感じたのか。
あれから十年たった今、
確かめようもない。
(匿名さん)
2024-08-23-FRI
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