・いやぁ、キウイフルーツに関しては、それほどの感想も意見も持ってなかったんだけどなぁ。キウイ鳥に似ているからキウイというのは、よくわかる。甘さと酸味の割合がほどよくて、さっぱりしていると思う。日本では、農家が「これは売れる」とたくさんつくって、そのために高級果物ではなくなったと思っていた。あとは、たしか「マタタビ科」の植物なんだということも、なんとなくは知っていたけれど、それくらいだった。

ところが、先日、知人から「レインボーキウイ」という中が赤いキウイをいただいたところから局面は変わった。「ほんとにおいしいから食べてみてほしい」と。そうかい、そんなにおいしいのかい、どれどれ…。スプーンでほじるようにして食べたら、なんだこりゃぁ！甘いうまい甘いうまい爽やかもっと食べたい。たくさんいただいたのだが、ご近所にも分けたために、すぐに食べ尽くしてしまった。さっそくネットで調べて別の産地のものを通販で買う。お安くはないものだったのね、やっぱりね。追熟を２〜３日という食べ方をするものを買ったが、するするとどんどん食べてしまう、無くなる。というところに、最初にくださった人から、さらに追い打ちのようにたくさん頂戴する。いま、けっこうたくさん冷蔵庫の野菜室にある。

マンゴーとか、メロンとか、シャインマスカットとか高級果実はいろいろあるけれど、レインボーキウイは、その列強のなかに割り込むかも。ま、しかしね、おいしいからといって、飽きるほど食べようとかすると、ほんとに飽きるので、気を付けてしみしみ食べるようにしようとは思う。

と、恋する高校生のようにキウイのことを書いたが、ここでいったんお風呂に入ったりしておちついたら、マンゴー、パイナップル、バナナ、メロン、桃、さくらんぼ、スイカ、梨、柿、みんなおいしいじゃないか。キウイについてだけ熱を上げすぎたかもしれない。もっとおちついたら、コメだっておいしいぞ。さらに、ラーメンも、うどんも、そばも、パンもうまい。おちつきすぎると、収拾がつかなくなるとも気がついた。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。日曜日は、朝からごはんを炊いて、納豆で食べようと考える。