ほぼ日・デリバリー版。

第34号 言いまつがいメール・その1。


みなさん、こんにちは!

今日からお届けするのは、
こちら、本紙「ほぼ日」においても、
今まで数回ご紹介したものなんですよ。

しかし、徹底的に「大全」みたいな感じでは
特集したことがなかったので、
これから数日かけて、本格的にご紹介しましょう!

お届けするのは「言いまつがい」というタイトルの
デリバリー版の中の長期連載になっているコーナーです。
とてもご好評をいただいており、
「あれをいつでも読めるようにしておいてくれます?」
というお問いあわせも多い特集でした。

「なんだか味のある言い間違い」というものを、
もう、どんなジャンルでもいいから集めつくしたコーナー。
今日から、何回かに分けて、
ほぼすべてをお送りいたしますので、
どうぞ、ゆっくりとおたのしみください。

この機会に、いままで知らなかった、という方も、
この「言いまつがい」の世界に入りこんでくださると
とってもうれしいです!
「もちろん、読み直したら、やっぱりイイね」
なんて思ってくださったらそれも光栄です。







・デリ版に「同僚の言い間違いが気になる」
 という内容のメールが掲載されていましたが、
 まさに同じ経験をしています。
 「コクイチ(正解:チクイチ)報告しなきゃ、
  わかんないだろ!」
 「○○と△△じゃ、
  ウンデン(正:ウンデイ)の差なんだよ!」
 ・・・ビミョーに違うんですよ。
 私の場合は、相手がオーナーだし、キレて説教を
 ぶちかましている時に必ず出るセリフなので、
 恐ろしくてツッコめません・・・
 ちなみにオーナーは女性です。
 この2つは定番なんです。
 またナニか言い間違えたら、報告させてください☆
 (sa)



・忘れることができない
 友人のいい間違いをひとつご紹介します。
 彼女は生まれて二十何年間ずっと
 狐につままれたようだ、というのを
 「狐につつまれたようだ」と思っていたそうです。
 「狐に包まれた」自分の姿を時々想像してしまいます。
 では また ごきげんよう
 (まゆ)



・当地は田舎です。
 チューリップを「キューリップ」だと思っている人、
 血圧を「けつあげ」と言うおばあさん、
 にんべん(イ)を「インべん」と
 公衆の面前で堂々と話す農協の人・・・。
 けっこうわたしはそういう人が好きみたい。
 (しま)



・会社の取締役が訓話をする時に
 四字熟語の責任転嫁(てんか)を
 「責任転換(てんかん)」と言います。
 大勢の前で話している最中に指摘もできないし、
 あらためて伝える機会もないし・・・。
 何度も聞いているうちに
 こちらが間違えたようなむずがゆさを感じます。
 それからこれは言い間違いではありませんが、
 先輩に自分の意見を言う前に必ず
 「逆に・・・」で始める人がいます。
 よく聞いてみるとぜんぜん逆ではなく、
 同じことを言い換えているだけの時にも
 「逆に・・・」と前置きしています。気になる!
 (ボラーチョ)



・私が中学生の頃の話なのですが、
 部活帰りに友人のさとみちゃんが
 「ジーズン(ジーンズ)欲しいなぁ・・・」
 って言ってた。
 メガネで長〜いおさげの彼女に、
 私はつっこめませんでした。
 (ジョメ)



・以前の上司がすごかったです。
 「こんな天気のいい日にゃー、
  公園のベランダで一日中寝ていてえなあ」
 ・・・ベンチはベランダじゃないです。
 ヴァイオリンのことを「バイロン」って言ってたり、
 三菱のディアマンテという車のことを毎回
 「ダイナマイト」と言ってたことなどが懐かしいです。
 (ジ)



・愛娘を「あいむすめ」と読み、
 発起人を「はっきじん」と読む
 このあいだ結婚退職した元同僚は、
 時計はデジタルかアナログか?という話題の時に
 「わたしはデジタル。寝てる時に見やすいもん。
  ・・・あれ?みんな腕時計はつけて寝ないの?
  夜中に目が覚めた時に何時かなって思うじゃない?」
 と言ってました。
 (めぐみ)



・うちの社長は、
 熱く語り出すともう止まりません。
 「ちまたに裏面はこうなってます!」
 ・・・『ちなみに』ですね。
 「自然光はやっぱりインケイが綺麗でしょ?」
 ・・・『陰影』です。インケイが綺麗って。
 (ガラック)



・ともだちが、
 「あのひと、すごいねんで。」
  ずっと教師の仕事して退職して、
  いまはもう『自給自足』だから」
 と言ってました。・・・意味としては、
 「悠々自適」と言いたかったみたいです。
 (U)



・牛肉の賞味期限表示の貼り替えが問題になっていますが、
 昔はいろいろな食品で一般的に(おおらかに)
 行なわれていました。
 私の友達が子どもだったころには、
 ときどき駄菓子やさんの店頭にある
 菓子パンの製造日が明日だったりすることがあり、
 それをそのころは
 『未来パン』と呼んで、
 子どもには縁起が良いと喜ばれていたそうです。
 (あ)



 母は、「てんていてき(典型的)」とか、
 「巨大ゴミ(粗大ゴミ)」といいます。
 (ふく)



・「同僚の言葉の間違い」というのを読んで、
 うちのドイツ旦那の「間違い」を思い出しました。
 彼は毎朝、最後に冷水シャワーを浴びているのですが、
 そのとき、「寒い、寒い」と日本語を節をつけて歌うんです。
 こういう時って、「冷たい」ですよね。
 ドイツ語だと「冷たい」も「寒い」も同じ単語kaltなんで、
 こうなっちゃうんです。
 あと、外国人と結婚されているかた、
 ご主人様の日本語、女っぽくなりませんか?
 私の日本語でなんとなく覚えるらしく、
 なんとなく女の言葉に聞こえるんです。
 (fe)



・社長が、お客さんの所に電話して、
 「本当なら自分が行くべき予定が
  行けなくなってしまい、代わりの者を差し向ける」
 というおことわりをしている時に
 「ええ。ですので、
  大変申し訳ないのですが、うちのYを行かせます。
  うちで6本の指に入る優秀なヤツですのでご心配なく」
 この6本の指というのは言い間違いではないんです。
 何とうちの会社に営業マンは6人しかいないから。
 (tomoboo)
  


・大好きな女性の上司が
 私&後輩2人に喫茶店で熱く語ったお言葉です。
 「ダンコンの世代って知ってる?
  今はまさにそのダンコンのジュニアを
  ターゲットにする時なのよ!ダンコンよ!」
 団塊って、ダンカイって読むのでは・・・?
 男根のジュニアを狙うって、乙女のわたしには
 とても嬉し恥ずかしい思い出です。
 彼女は愛すべき早とちりで、他にも
 「ガキテキ(画期的)」「イットダテ(一戸建て)」
 などの作品を持っています。
 彼女のことをおもいだすといつも幸せになります。 
 (junjunjun)
 


・大学生の頃、彼氏のいないM子ちゃんが一人暮らしを始めて、
 「昨日は自分で晩御飯を作ったんだよ。さかりのあさむし」
 と言ってたんです。アサリの酒蒸し・・・。
 まわりに「そんなに彼氏欲しかったんだ」と言われてた。
 (ぴょんこ)



・つとめ先の店長が、ディズニー映画『ポカホンタス』を
 「ポカポンタス」と言います。気になって検索してみたところ、
 「ポカポンタス」だと思いこんでる人って結構いるんですね。
 ちょっと笑ってしまいました。
 (圭)



・私の上司の言い間違いです。
 「これで、いってんちゃくらくね」(これで、一件落着ね)
 「バルブがはじけてから」(バブルがはじけてから)
 「学校を中退する」(学校を早退する)
 「耳ぶた」(耳たぶ)
 面白いので、上司の言い間違いを口真似していたら、
 真似しすぎて、自分でも何が正しいのか
 わからなくなってしまいました。
 (Yukiko)



・前に某ゴルフ連盟の事務所に行ったら、
 封筒の宛名書きを役員の一人からたのまれ、わたしに
 「個人だったら 様(さま)、
  会社だったら 御中(ごちゅう)、これ常識やな」
 と得意そうに説明してくれました。おんちゅうだけど。
 (みや)



・うちの部長は、おばちゃんにパソコンを教えながら
 「ここはワンクイックなんだ」
 「こういう時はダブルクイック!」と連発です。
 バレーの東洋の魔女が相当好きだったに違いありません!
 「クリックなんだけど…」と教えるべきでしょうか?
 (はまぞう)



・おばあちゃんはマーガリンも「バター」と言います。
 (まつ)



・兄は「うちわ」を「ちくわ」と言います。
 (よーこ)



・母はTBSの「ウルルン滞在記」が
 大好きで欠かさず見てますが、
 必ず「ウィルソン滞在記」って言います。
 ・・・ウィルソンって!
 (きみどり)



・中学校の校長先生のお話の最中、
 ペチャクチャと私語の多いわたしたち生徒に向かって
 生活指導の先生(保健体育)が一喝しました。
 「話し声をするな!」
 確かに静かになりました。
 校長先生も。
 (はや)



・私が母に
 自分の顔にあるほくろが目立って嫌だと言ったら
 「あら? 顔のほくろ、いいじゃないの。
  ウィークポイントじゃない!」
 と言われました。
 お母さん、それ、チャームポイントの間違いじゃ・・・
 あなたの娘は、顔が弱点なの?
 (ちえみ)



・私の友人の女の子は、30歳になるまで
 「親展」というのを「親も見ていいよ」、
 つまり家族が見ていいくらいの気楽な手紙だ、
 という意味だと思っていて、
 大学時代のサークルの先輩たち
 (とくに既婚男性)に出す手紙なんかに、
 いつも生真面目に「親展」と朱書してたそうです.
 (じゅん)



・ママさんバレーで負けそうでタイムをとった時、
 「みんな、こんな時はデラックスせんと!」とキャプテン。
 その後、デラックス(リラックス)のおかげで逆転勝利でした。
 (ゆめ)



・うちの学校の教授は、
 「メモリーがフレッシュだ」って言ってました。
 ・・・あんた、長嶋かい!
 (果歩)



・みなさんの言い間違いのお便りを読んでて思い出しました。
 会社の同僚が私の実家に初めて遊びに来たときの、
 玄関から入るなり
 「うわぁ、素敵なふきっさらしやねぇ〜!」
 ・・・それをいうなら吹き抜けやっちゅうねん。
 (みさん)



・高校のとき、1年上にすっごい美少年がいました。
 私は大ファンで、カメラ目線でアップに写った
 修学旅行か何かの写真を、先輩に頼んで買ったり。
 しかし彼はお勉強が少々苦手で、
 天照大神を「てんてるだいじん」と読んだり、
 さまざまなエピソードを持っていました。
 (Rhino)



・私は最近まで、灯台もと暗しのことを
 「東大モトクラシー」という
 学生運動の何かだと思っていました。
 (まぁ)



・母は旅行の広告を見ながら
 「たねこじまに、行きたいわぁ。
  ロケット打ち上げよる島やわ〜」
 と言って父にバカにされて逆ギレし、
 「あんたやって、京都へ行ったときに、
  三十三間堂を四十四間堂言うて恥かいたでないの!」
 と10年以上も前の言い間違いをほじくり出してました。
 (らた)



・大学時代の帰国子女の友人は
 さまざまな言い間違いをしてました。
 ある日、ラブリーなケーキ屋で
 女3人で話していたら知り合いの話題になって。
 そこで彼女は大声で、
 「○○ちゃんってさあ、
  いっつもコカンにしわよせてるよね?」って。
 ・・・眉間(ミケン)だよ!
 (ピーナッツ)



・うちの子どもは小5のとき、
 海の藻屑を「海のモズク」と言ってた。
 (ひとみ)



・わたしの友達は、お茶する場所を決める時に、
 「あそこのオートバックスにしようよ」と言いました。
 ・・・あそこは、スターバックスです。
 (B)



・私の会社の先輩(女の人)は
 すっごいボケボケ覚え間違いをしていました。
 十把一絡げのことを、
 「一羽(いっぱ)ひとからあげ
  =一羽のニワトリからできる唐揚げの量のこと」
 と思っていたそうです・・・どういう場面で使うの?
 苦手な先輩でしたが、すこし好きになりました。
 (しが)



・妹が学校で友達と話している時、
 青春が何とかっていう話題になり、なにげに妹が
 「♪青春、それは〜」と歌ったら、
 「・・・青雲でしょ」と友達に突っ込まれたそうです。
 あのお線香のCMソングですね。
 あと、我が家での呼び名もありますねー。
 テレビのリモコンは「ピッピ」。毛布は「もあもあ」。
 (ゆっこ)



・私は某国立大学の研究室で秘書をやっています。
 うちの助教授もかなりの言い間違いおじさんです。
 ワープロのフォントの明朝体のことを、
 なぜか「みょうちんたい」と言います。
 このあいだは、
 「ねぇねぇ、この文書を
  みょうちんたいにしてメールで送っておいて」
 とお願いされてしまいました。
 (匿名希望)



・ぼくの友人は「尋常じゃない」を、いつも
 「ジュンジョウじゃない」と言ってました。
 確かに純情ではない話だったので、ある意味正解でした。
 (う)



・デリバリー版を読んで気づきました。
 画期的って「かっきてき」と読むんですね。
 かっきてき、ってよく聞くけど「活気的」って書くんだと、
 32歳になる今まで、ずっと思っていました。
 あぁよかった、気づいて。
 (さぼてん)



・仕事を失敗して落ち込んでる私に、先輩が
 「人生、谷ありミゾありだって」
 となぐさめてくれました・・・「山」がないよ!
 (ば)



・母は水着の下に履く男性用サポーターを
 「チンポーター」という名称であるとなぜか信じていました。
 母は兄に頼まれてデパートのスポーツ用品店で、
 店員さんに堂々と
 「チンポーターくださいっ!」
 と叫んだのでした。
 あと、こないだNHKのアナウンサーが、
 「真相は、むにゃむにゃになってしまいそうです」
 と言っていました・・・「むにゃむにゃ」って!
 (ぺ)



・灯台もと暗しの話題がありましたが、
 わたしの後輩は「東大元クラス」と言ってました。
 昔は東大に行けるくらい頭がよかったのに、
 今はどうしちゃったんだろうねぇ?
 という意味だそうです・・・。
 (さ)



・祖母はブラウン管を「ドラム缶」、
 ティッシュを「ピッシ」と言っていました。
 「ピッシ取って!」と毎日言われていたので、
 離れて暮らし始めてからは何だかさみしくて、
 一人こっそりピッシとよびはじめました。
 それが彼にも伝染し、
 今では二人でピッシとよんでいます。
 (タツエさんの孫)



・前に聞いた話ですが、
 某有名劇団座長の奥様は大変にそそっかしい人で、
 おうちで奥様の友達が集まって
 お料理教室を開催しているところに
 その座長が、のそのそ起きだしてきました。
 それの姿を見て奥様は一言
 「あそこが立っているのがうちの主人です」。
 ・・・「が」と「に」では、
 こんなにも笑えるもんですかね。
 (ま)



・ぼくが中学2年ぐらいの時、
 親友のYがいつも大声で
 「エルピー、エルピー、エルピー、エルピーィ」
 と歌ってました。
 ビートルズの「レット・イット・ビー」です。
 まだまだ英語がわかってなかったので、
 別に気になりませんでしたが、その友人は
 歌い終わったあと、いつも決まって、
 「ええ曲やなぁー」ていってました。
 (ご)



・知りあいは、ディズニー映画のノートルダムの鐘のことを
 「ノストラダムスの鐘」と言っていました。
 (ひ)



・わたしは、ほぼ日の「うるまでるびののぞきあな」を
 「腕まで伸びる・覗き穴」だと思っていました。
 (devon)



・うちの母は、くるぶしのことを
 「くるりぶし」と言います。
 (にゃるこ)



・「およげ!たいやきくん」の歌を歌っていると、
 「毎日 毎日 ぼくらは鉄観音♪」と
 歌ってしまいます。
 私の中でたいやきくんは毎日烏龍茶飲んでるみたいです。
 (はなぷ)



・僕の知っているおばさんは、
 夏のむせ返るような暑さの車の中で一言
 「まるでトルコ風呂やねえ」と言ってしまい、
 誰一人「それはサウナ風呂やで」と突っ込む事が出来ず、
 車内温度はヒートアップするばかりでした。
 (ごんざれす)



・父は、
 「そのソフト、インストロールしておいてくれ」
 と言います。
 (永田町OL)



・職場で定期購読してた雑誌の
 巻頭の言葉みたいのに
 エライ人が書いていたのですが、
 「シャボン玉」の歌詞で、
 「屋根まで飛んだ」ってところがあるけれど、
 あれは、あまりに強い風が吹いて、
 屋根まで飛んでしまった、ということだと思ってたって。
 「屋根も飛んでしまうほどの風なら、
  シャボン玉も飛んで壊れてしまうよなぁ」と、
 子ども心にずっと思ってたそうです。
 (ami)



・わたしは、東南アジアへ行くともだちに、
 コレラに気をつけてと言おうとして
 「コアラに気をつけて」と言ってしまいました。
 (f)



・中学の英語の時間、アメリカ人の先生に
 「How are you?」
 と名指しで聞かれたYくん。
 とても気分が良いことを伝えたかった彼は、
 元気にこう答えたのでした。
 「I am エクスタシー!」
 (あ)



・最近まで、風前の灯火を
 「空前の灯火」だと思ってました。
 それはもう、すごい灯火かと。
 (バタークッキー)
 


・うちの父は、松田聖子の
 「野ばらのエチュード」の出だしをこう歌います。
 「ちゅ〜るりら、ちゅるりら〜、ラーメン、ちゅるちゅる〜♪」
 そして瀬川瑛子の「命くれない」はこんな感じで。
 「い〜のちくれ〜ない〜(あげない)(←早口で茶々を入れる)、
  いのち、あげない〜♪」
 そして、おでん種のつみれのことをスミレと言う。
 こんな父はわたしたち兄弟が子どもの頃、
 突然小銭入れの中身を座布団の上にぶちまけては
 「いくらあるか、ぴったり当てたらぜーんぶあげちゃう」
 などと言っては子供心を興奮させて喜び、
 そんな父と結婚した母は、
 「おつかいに言ってくれたら10円、
  お皿を洗ってくれたら10円、
  8時までに寝たら10円、ただし1日最高30円まで」
 などという掟をつくっていました。
 これが私たちのおこづかいだったから、
 当時はそりゃあもう、着替えてなくても
 布団にもぐって真剣だったんです。
 私たち兄弟3人は、そんな両親の元に
 育ったおかげでとても世渡り上手になりました。
 そういえば我が妹は、スヌーピーのことを、
 何回訂正しても「スヌピー」って言うし、
 「きょうのごはんはでんにしよー」とか言います。
 あーたねぇ、でんにつける「お」は丁寧語じゃないのよ!
 もうすぐ、そんなわたしたち
 家族のヒーロー、父の一周忌を迎えます。
 長いメールになってしまいました。では。
 (ひさぼっくり)
 


・わたしの母は、スガシカオさんの事を
 「シガスカオとどっちだっけ?」と迷います。
 でも実はわたしも、スガシカオさんと同時に
 「すわ ひでお」さんがよく頭の中でごっちゃになります。
 (えるにゃん)



・巨人大好きな友達が
 「読売(Y)ジャイアンツ(G)」の
 重なったマークのことを
 「あれはジャイ(G)ヤンツ(Y)のことなんだよー」
 と言っていました。
 あまりに自信満々だったので、
 本当に感心しそうになってしまいました。
 ・・・「ヤンツ」って!
 (タマ)



・中学校のとき、全校朝会で校長先生が
 CDのことを「すいでぇ」と言ってました。
 最初何のことかわからず、
 「水田」と言ったのかと思いました。
 (もとこ)



・職場の後輩のK君は、
 クギをさしておくという場面で
 「杭(くい)を打っておく」といいます。
 ・・・あまりの迫力に気が引き締まります。
 (モモヲ)



・わたしのともだちは
 「大阪で〜生まれた〜女やさかい♪」を
 「大阪で〜生まれた〜女は堺」と聞き間違ってた。
 (ぺ)



・姉は、船頭多くして船山に登る、
 (指示する人が多いととんでもない方向に進むの意)を、
 「皆で力をあわせれば船さえ山に登る」という
 とても勇気の出る内容の諺だと思い込んでいました。
 (まーちゃん)



・私の会社の横田のおっさんは、
 客先で真剣に、破竹の勢いのことを
 「家畜の勢い」といいます。
 (にゃじこ)



・犬好きの友人2人としゃべっていたわたしは、
 自分が猫好きであると伝えようとして、思わず
 「私は、犬より肉が好きだな!」
 と言い放ってしまいました。
 友人はあ然としてた・・・。
 (ちか)



・灯台もと暗し、わたしは、
 『東大元暗し』(東大の人は元(昔)性格が暗かった)
 という言葉だと思っていました。
 (ひで)



・うるまでるびののぞきあな、を、今までずっと
 「うるう日までのぞき穴」と思っていました。
 うるう年の2月29日までの特集なのかなぁ、と。
 (ま)



・うるまでるびののぞきあな問題ですが、私も、
 「売るまで伸びるのぞき穴」だと思っていました。
 ひそかに、
 「どうなったら、いつ、誰に、いくらで売るんだろう?」
 と、本気で思っていました。
 (さ)



・叔父はマニュアル車をアニマル車と言い、
 わたしがそれに突っ込んだことに対して
 「英語さえできれば外人になってるわい!」
 と逆ギレしてました。
 (えつ)
 


・こんにちは。NYからです。
 ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちのわたしの
 日本人の友人が先日、私に聞きました
 「ねぇねぇ。リンカーン学校ってなにするところなの?」
 「は?」
 「リンカーン学校だよ」
 友人は林間学校のことを、アメリカの大統領
 「リンカーン」だと思っていて、
 日本の学校がなんでアメリカの大統領の
 リンカーンのように立派な人になれるように
 教育するんだろう、と思っていたそうです。
 ちなみにその子の母親は、危険な情事のことを
 「危険なジョージ(GEORGE)」だと思っていたそうです。
 危険なジョージっていったい誰?!
 恐るべし、帰国子女。
 (よー)



 以前、上司が、取引先との電話で
 「いやぁ、他人のふんどしで飯を食うのは大変ですよ」
 と言っていました・・・それを言うなら「相撲」でしょ!
 (おさる)



・女4人で呑んでいた時、
 突然一人がこんな贅沢してみたい、って話しだしました。
「高級マンションの最上階で一人暮らししたいわぁ。
 窓一面に広がるのは、当然、オーサン・ビュー」
 ・・・王さんビュー?
 (七味)
 


・冬季オリンピックの度に思い出すんですけど、
 スキーのジャンプ競技のバッケンレコードを、
 わたしは「バッテンレコード」だと思ってたんです。
 これ以上飛んだら危ないからだめ、の「バッテン」かと・・・。
 (ゆき)



・僕のおかあさんは、
 僕がお腹をこわしてトイレに何度も入るのを見て
 「なんやたかし。ウンコ痛いんか?」
 と声をかけてきました。
 言いたいことは分かるんだけど。
 (たかし)



・会社のおじさんは、電話で品番の確認をする時、
 アルファベットのJのことを
 「ジャパンのゼー」といいます。
 ・・・相手はいつも困るみたいです。
 (どる)



・郷ひろみさんの名曲、「よろしく哀愁」の中に
 もう泣くのも平気、よろしく哀愁、とありますが、
 私は「もう夏のもへ息、よろしく哀愁」だと思っていました。
 「もへ息」とは、夏場にでる若者特有の
 「いやらしい気分の時にでるため息の様なもの」
 と解釈していました。
 (まち)



・親友は、ホイットニーとケビンコスナーの映画を
 『ガードマン』と言い切るナイスなナースです。
 (わに16)



・だんなのともだちが、
 「海の幸とも山の幸ともわからない者」
 と言っていました。
 (コウ)



・今日乗ったタクシーの運転手さんは、
 真紀子さん問題をおりまぜながら、淡々と
 政治や上司たるものの姿について語っていました。
 厳しくあると同時に、優しくあれと。
 そして最後に「やっぱり罪と罰ですよねぇ」って。
 ・・・「アメとムチ」では?
 (P!)



・わたしは、場数を踏むという事を、
 「馬鹿図を踏む」だと思っていました.。
 自分でやってしまった馬鹿な行動を頭に描いて
 それを踏んで成長して行くもんなんだよ人間って、
 と納得していました。
 (さちりん)



・きのう、わたしのだんなが、
 「あいつは部長の二の腕だからなぁ」
 と言ってました・・・右腕だよ!
 (Miho)






明日更新の、「言いまつがいパート2」につづきまーす!!

デリバリー版への激励や感想などは、
メールの表題に「ほぼ日デリバリー版」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2002-11-21-THU

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