|
|
||||||||||||||||||||||
目論見がはずれてしまった。無念である。 今年最後の更新となる今回、 ぼくは見事に『ピクミン2』をクリアーし、 年の終わりとともに連載を締めて、 めでたしめでたしとするつもりだった。 今日の朝の6時すぎまでがんばったが、 ついにクリアーはならなかった。 残り洞窟半分、というところで力尽きた。 むろん、力つきたのはオリマーではない。 僕である。永田さんちの泰大くんである。 眠さに勝る眠さなし、とはこのことである。 というわけで、久々の更新となってしまったが、 終幕直前の途中経過報告というかたちでお届けする。 最後の着陸地点のアイテムを少しずつ回収しているが、 さすがに手応えがある。 ことに洞窟の内部は強敵ぞろいである。 おいおい、そんな攻撃ありかよ、というやつらが 中盤のフロアーからつぎつぎに現れる。 ニョキニョキー、ドシンドシンというやつも出てくるし、 グモモモー、ダダダダダダダッというやつも出てくるし、 ポロポロ、ゴロンゴロンゴロンというやつも出てくる。 思えば、どの生物も、初登場のときは洞窟のヌシとして 我がピクミンたちを苦しめたやつばかりである。 それまでに倒した強敵たちが ゲームの終盤につぎつぎに現れるという演出が、 ぼくはわりと好きである。 そいつがニョキニョキーと登場したときには、 以前に苦労した記憶がまざまざとよみがえり、 「わぁ、またこいつと戦うのか!」 というイヤ~な気分になるのだけれど、 じつはそいつの倒しかたを僕はすでに心得ているので 存外に苦労せず勝利することができる。 それは、当たり前といえば当たり前のことなのだけれど、 「プレイヤーとして成長した自分」を 感じることができて、妙にうれしかったりする。 ニョキニョキーや、ゴロンゴロンに対して、 「きみたちはもう僕の敵ではないのだよ」と 自分勝手な優越感を抱くことができるのである。 そうなってくると、じつは、やっかいなのは、 過去に強敵として登場した特徴ある生物ではなく、 なんとなく倒してきた平凡な生物であるような気がする。 具体的にいえば、ヘビガラスはもう平気なのだ。 過去にさんざん苦労して倒しかたを見つけたので ほとんどピクミンを消費することなく 簡単に倒せるようになったのだ。 けれども、でかいチャッピーに対しては、 いまもって苦労している。 いつも、数に任せてムリヤリに倒していたので、 無傷で倒すということがいまだにできない。 洞窟の終盤、つれているピクミンの数が 残り少なくなってきたころ、 詳しくいうと赤ピクミンが12匹くらいになったころ、 行く手にでかいチャッピーが現れると 僕はひじょうに困ってしまうのである。 今日の明け方6時過ぎ、クリアーした洞窟には、 90匹のピクミンをつれて入り、 出たときは51匹になっていた。 申しわけない気持ちになったので、 洞窟を出たあと日が暮れるまでピクミンを増やしまくった。 ここまできたら、年末年始の休みをつかて、 のんびりクリアーに向かいたい。 今年はお世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。 2004-12-27-MON
|
|