第88芸
天国と地獄 |
|
アメリカのある雑誌が
「一枚の紙をつかって、
〈天国と地獄〉を表現してください」
という問題を出したのだそうです。
(この話、本当かどうか確証がないのですが、
とりあえず人に話す時は、
こ−ゆ−ふ−に言ったほうがカッコいいです)
賞金は、一位が百万ドル。(本当かなあ)
「キミだったら、どんなふうに表現する?」と、
相手にもたずねます。
(どうせロクな答が返ってこないと思いつつやるから、
あなたは嫌な人だ)
「う−む。いいねぇ。
で、そのコンテストで一位になったやつってのはね……
あ、そうだ。
一番多かった解答は、一杖の紙をそのままにして、
上が天国で、下が地獄って考え方ね。
あと、こ−して、紙飛行機を折ってサ。
飛んでる時は天国。
墜落して、地獄なんてのも多かったらしいんだ。
(と、実際に紙飛行横を作って飛はす)
だけど、一位のやつってのはね。
(と、紙飛行機を半分に破ってバラバラにしてしまう)
ちょっと、これ持ってて。
(最も大きな切れはしを相手に渡す)
開かないで、そのままネ。
こ−して、(小片を集めると、HELL=地獄という
単語になる)ねっ、スゴイねぇ。
んでもって、あとは天国だけど……
その手に持ってる紙を開いてごらん」
何が出るか、あえて書きませんので、よろしく。
|