「ほぼ日」のカグチヒナコさんこと
樋口可南子さんとツウザキさんとは、
「京都」「着物」がご縁のお友だちで、
樋口さんは、ツウザキさんの銘仙コレクション本
『ソデカガミ』の帯にも寄稿しています。
9月も半ばをすぎたある日、
ふとそのことを思い出した糸井重里が、
「『ソデカガミ』の銘仙をモチーフにした
 ハラマキがあったら、かっこいいなあ。
 ツウザキさんにアドバイザーをおねがいして、
 つくっていただくことはできないだろうか。」
と思いつきました。
さっそくツウザキさんにおねがいしてみたところ、
「面白そう! 考えてみますね。」
と快諾してくださいました。
というわけで、
ツウザキさんプロデュース、
銘仙柄をモチーフにしたハラマキがここに誕生します。
 
    銘仙の大半は、
流行を追ってつくられているものなので、
どれも気合いが入っています。
そこからは、図案を描いた人たちが
新しいことに挑戦している様子が伝わってきます。
中には気合いが入りすぎて、
失敗しているものもあるんですけれど。
でも、失敗までも含めていろいろあるところが、
銘仙の魅力なのです。
今回は、私が持つ銘仙着物から
特にハラマキに似合うものを厳選しました。
 
このたび完成しました、
ツウザキさんプロデュースのデザインは、
どこかなつかしさを漂わせながら、
それでいて、なによりも
あたらしさを感じさせてくれるデザインです。
「京都にお住まいのツウザキさんが発見した銘仙とは?」
そんなことを中心に、
「物を買う」という行為を通して築いてゆく、
お店とお客との信頼関係のお話など、
京都にお住まいのツウザキさんだからこそのお話を
ゆっくりお聞かせいただきました。

そのインタビューの様子は、
11月9日の「冬のほぼ日エアライン」の
ページでお届けします!
どうぞ、お楽しみに。

2006-11-02 Thu