HOBONICHI TECHO 2011
Why SPORTY? なぜスポーティーなのか。
 
ビジネスは、スポーツと似ている。それが、はじまりでした。

「ほぼ日」がビジネス手帳をつくるからには、
「ほぼ日」だからできる、「ほぼ日」にしかつくれない
まったく新しいビジネス手帳をつくろう。

でも、その新しさは、ただ奇異を狙っただけの新しさ
ではいけないのは、言うまでもありません。

そこで、私たちがまずはじめたのは、
ビジネスって何だろう、今のビジネスには
どんなことが求められているのだろう、
ということを、常識にとらわれず考えることでした。

ビジネス。

この言葉を、私たちは堅い言葉と思いすぎていないか。
今のビジネスシーンは、もっとしなやかなのでは。
そんな思いが交差しました。

ビジネスは、互いに切磋琢磨する競争がある世界です。
効率も求められる世界です。
私たち、「ほぼ日」もビジネスの世界とは
まったく無縁とは言えません。
私たちは私たちなりに、ビジネスについて考えてきました。
「はじめてのドラッカー」
「お金のことを、あえて。」
というコンテンツが
その証でもあります。

 

でも、ドラッカーもそうですし、
私たちが信頼するビジネスパーソンの方々もそうですが、
競争の世界だからと言って、
ビジネスはなんでもありの世界ではないと
私たちに教えてくれています。
私たちが手本にしているビジネスの先行者たちは、
みんなしなやかなのです。

だからこそ、私たちが私たちなりに、
ビジネスのことを考えられたのかもしれません。

ひとつのキーワードが生まれました。

それは、スポーツというキーワードです。
そうか、ビジネスはスポーツのようなものなのではないか、と。
ビジネスは競争の世界であるけれども、
どんなやり方でも勝てばいいものではない。
なによりもまず、フェアでなければならない。

そのとき、WEEKSは生まれました。

動き続ける人の、WEEKS。
ビジネスを、スポーティーに。

その思いは、
シンプルなブラックの表紙にまっすぐにひかれた
1本のホワイトラインに込められています。

 
とじる