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大谷哲也さんの「白い鍋」

この真っ白で、たいらなうつわ。
一見、深いお皿か、鉢のように見えますが、
じつは「火にかけられる鍋」なんです。

作者は、信楽に窯をもつ、大谷哲也さん。
ペタライトという材質を使ったもので、
直火にもかけられるし、オーブンにも入れられるのが特徴です。

「土鍋のような使い方ができるのに、
 まるで土鍋ぽくないところが、魅力でしょう?」

と、この鍋を使っている伊藤さんはいいます。

「洋風の食卓にもすんなりとけこみますし、
 鉢やお皿としても使うことができるんです」

とてもシャープな印象とともに、
手作りの味わいを保ち、かわいらしさもある。
最初にこの鍋に出会ったとき、まずはそのかたちを
ひと目で気に入った伊藤さんでしたが、
大谷さんから直接、
「自分はこれでトマトソースをつくって、
 ゆでたパスタを入れ、
 そのまま食卓に出しているんですよ」
と聞き、ますます興味をもったのだそうです。
これでグラタンやパエリアをつくったり、
ケーキを焼いたりしたら! と想像がふくらみ、
大谷さんの「白い鍋」は、伊藤家の仲間になりました。

ほうろうのように、いつまでも真っ白というわけではなく、
火にかけると、そのあとがのこります。
だんだんと、自分だけの鍋に育っていくのも、また楽しみ。
直火料理に、オーブン料理に、
また、じょうぶで個性的な深いうつわとして、お使いください。

 

6,480円

外径21cm、内径18cm、高さ8cm
重さ740g  満水容量1400cc
カートに入れる

完売いたしました

17,280円

外径30cm、内径27cm、高さ6.5cm
重さ1750g  満水容量2400cc
カートに入れる

完売いたしました
 
*価格はすべて税込・配送手数料別  *われもののため海外出荷はできません。 *IH不可



大谷哲也さん
1971年 神戸市生まれ
1995年 京都工芸繊維大学 工芸学部 造形工学科 意匠コース卒業
1996年〜2008年 滋賀県立信楽窯業試験場勤務
2008年 同じく陶芸家である大谷桃子さんとともに大谷製陶所を信楽町田代に設立 現在に至る


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(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN