おれボテ志が
単行本になりました
▼ その名も ▼
ど ん な 本 ? | |||
つか、本を紹介しろって話ですね。はいはい。 とりあえず3歳までをまとめたいと思ったんですけどね、まあなんです。 膨大なんですよ。 1年365日描き続けてるわけですから、 3歳までで1,095ページになっちゃうわけです。 4桁ですよ。なんだよその「, 」は?本屋に置けねえよ。 電話帳じゃあるめえし! そんなわけで、流れのいいところはまとめて1ページにしたり、 それでも入らないところは泣く泣く割愛しまして、 なんとかまとめました。 おおよそ400ページ。 本の厚さ3cmです。豪華ですね。デラックスです。 というわけで、書名は・・ と決まりました。しつこいですね。すいません。 厚さは3cmですけど、正面から見たサイズは小さいんです。 ボテ志の本を作るなら、 連載の小さなウィンドウのイメージをそのまま生かしたかったんです。 デザイナーに相談して、いい感じに仕上がりました。 実寸は13cmx15cmぐらい。 お手元にCDケースはありますか? それを縦に見たぐらいの大きさです。 こんな感じ↓ 写真ではわかりにくいですが、 これ、真っ赤な表紙に虹色の帯が巻いてあるんです。 帯の方が太い本なのです。 その帯には、もちろん今回も、 糸井ダーリンにコピーを書いて頂きました。 この原稿をいただいたとき、爆笑しました。 たった4行で「おれボテ志」を言い表しちゃうなんて、さっすが! おかげでますます楽しい本になりました! |
|||
中 身 は ? | |||
さて、本の中身です。メインはやっぱり、この連載のイラスト&テキスト。紙にして大量に並べてみるとWEBとは違ったよさがあります。だいいち重さが違う。ずっしり来ます。 内容もずっしりです。1ページずつは軽くて読みやすくて、クスッと笑ったりしながら、あっという間に最後まで読んじゃう。 でも、ハタと気づくと、3年という時間の重さがじわ〜っと来ます。 一度読み終わったら、3歳に近いころと生まれたてを較べてみてください。 たった3年でヒトってこんなに育つんだ!とびっくりしますよ。 ほぼ日で連載していた日記だけでもお腹いっぱいなのに、 書き下ろしでコラムもたくさん書きました。 「新生児とは?」「ザ・大泉門」など、 まじめなものからふざけたものまで、たくさん書きました。 例えば、ちょっと見えにくいですが、 下の図は厚生労働省が発表している赤ちゃんの成長グラフに、 ボテ志の記録を重ねてみたもの。 見事に重なっております。 プロの赤ちゃんと言えるでしょう。 おれボテ志は 「いつでもどこでも、紙と鉛筆さえあれば描けるように」との考えから、 ずっと白黒で続けてきました。 でも本にするなら、豪華なカラーイラストのひとつやふたつ、 欲しいじゃないですか。 ええ。描きましたとも。カラーのボテ志イラスト。 これがまたいいんですよ。 見たことない新鮮さがあります。 それに、イラストを描くだけじゃなくて立体も作りましたよ。 これがまた・・本を開いたらいきなり・・ムフフ・・。 内緒にしとこっと。 カラーと言えば、0歳・1歳・2歳で紙の色を変えてみましたよ。 これで見たいところをサッと開けます。 それに本を閉じたときの横っ面、専門用語で小口と言いますけど、 ここがすごくきれいなんです。
上の図にちょっとだけ見える丸い吹き出し。 これは、普段は絵にしか登場しない 「えみちゃん」「幡ヶ谷の女」などのコメントです。 私たちにも言わせろとうるさいんですわ。 連載にうるまでるび以外の視点が入るのは初めてのことですね。 皆さんも吹き出しを書き込んでみてはどうでしょう? ご自分の子供のことを書いてみたりとか。 |
|||