こちらのページでは、 各巻に含まれる内容の詳細をお伝えいたします。 このページを始めてみる方へ-darlingより 第1巻 第2巻 第3巻 第4巻 第5巻 第6巻 第7巻 第8巻 |
人間は何を食べてきたか 第1巻 〜 食と文明の世界映像(1) 〜 (本編/約139分)
「NHK特集 食のルーツ・5万キロの旅」 「食と文明の世界像」(第1巻、第2巻収録)放送に先立ち放送された総集編。焼畑で陸稲を育てるタイのアカ族を皮切りに、アルプスのライ麦パン、ドイツのソーセージなど書くエピソードをテーマに沿って再編成、全5巻の全体を俯瞰する。 「第1集 一滴の血も生かす 〜肉〜」 (教育テレビスペシャル/1985年放送) ドイツ・バイエルン州の郊外、農家の庭先で鮮やかに解体されるブタ。ブタは一滴の血まで利用され、自家製ブルスト(ソーセージ)などへと加工される。厳しい冬を生きのびるために肉食文化は発達してきた。 「第2集 一粒の麦の華麗な変身 〜パン〜」 (教育テレビスペシャル/1985年放送) オーストラリアの山村マリア・ルッカウ村では、アルプスの急斜面に植えたライ麦を使い、各家庭で自家製パンを焼いている。同村の伝統的なパン作りを中心に、石臼やかまどなどパン作りの技術なども含めて紹介する。 (特典映像/約17分)「人間は何を食べてきたか」を語る “肉食にはすべての宗教、文化が詰まっている” 出演:高畑勲、宮崎駿 友宗由美子、戸田桂太(「一滴の血も生かす 〜肉〜」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第2巻 〜 食と文明の世界像(2) 〜 (本編/約135分)
「第3集 遊牧民の遺産 〜乳製品〜」 (教育テレビスペシャル/1985年放送) ヤギの乳から作るチーズの原型、ジャミードは、砂漠の民、ベドウィンにとって、何にもかえ難い食べ物であり、一つの宝である。乳製品とは、砂漠という厳しい風土とは切り離すことができない食文化なのだ。 「第4集 アンデスの贈り物 〜ジャガイモ〜」 (教育テレビスペシャル/1985年放送) 新大陸から伝わってヨーロッパなどで飢餓を救うことになるジャガイモ。その源流である南米のペルーのマルカバタ村を取材する。標高4,000メートルの大地で栽培されるジャガイモは、まさしくアンデスの贈り物だ。 「第5集 大いなるアジアの恵み 〜米〜」 (教育テレビスペシャル/1985年放送) 焼畑農法で陸稲を栽培するタイ北部のアカ族。稲作を基準とした彼らの暦では稲の収穫の終わりが1年の締め括りであり、正月の到来だ。アカ族の生活を通じて、アジアの風土が生んだ最大の作物、米を取り上げる。 (特典映像/約15分)「人間は何を食べてきたか」を語る “「食と文明の世界像」(第1巻、第2巻を振り返る)” 出演:高畑勲、宮崎駿 原安治(プロデューサー) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第3巻 〜 アジア・豊かなる食の世界(1) 〜 (本編/約132分)
「第1集 黄土の民の知恵と技 〜麺〜」 (NHKスペシャル/1990年放送) 麺のふるさとといわれる、中国・山西省の黄土高原。その黄色く痩せた土地は肥料も種も土も残らない「三逃の大地と呼ばれ、雑穀しか育たない。雑穀をいかに食べるか、その工夫の中から麺類が誕生した。 「第2集 スパイスは大地の香り 〜カレー〜」 (NHKスペシャル/1990年放送) 多種多様なスパイスを混ぜ合わせることで生まれるカレー。スパイスの宝庫と呼ばれるインドでは、南部やデカン高原でスパイスの栽培が盛んだ。ターメリック栽培を通じて、インド文化とカレー、スパイスの関係を探る。 「第3集 太古からのメッセージ 〜タロヤム・イモ〜」 (NHKスペシャル/1990年放送) パプアニューギニアでは、お世話になった人に感謝するため「ヤムイモ祭り」を開く。また台湾の南方、ランショウ島のヤミ族は、水田でタロイモの一種ミズイモを丁寧に育てている。アジアのイモ文化に焦点を当てる。 (特典映像/約16分)「人間は何を食べてきたか」を語る “太古、水田はイモ畑だったかもしれない!?” 出演:高畑勲、宮崎駿 牛山徹也(「太古からのメッセージ 〜タロヤム・イモ〜」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第4巻 〜 アジア・豊かなる食の世界(1) 〜 (本編/約88分)
「第4集 南方に生命の嘉木あり 〜茶〜」 (NHKスペシャル/1990年放送) 茶を飲む習慣が始まったといわれる中国。雲南省には、茶の民ハニ族が守る樹齢八百年の茶の老木「茶樹王」があるという。昔ながらの「団茶」から、タイの食べる茶「ミェン」まで、さまざまな茶が登場する。 「第5集 塩ふく大地の奇跡 〜醤油〜」 (NHKスペシャル/1990年放送) 穀物を使う穀醤と、それよりも古い起源をもつといわれる魚の魚醤。どちらもアジア人の味覚には欠くことのできないうまみの調味料だ。魚醤の発生の地といわれるタイ東北部の塩害に苦しむ小さな村を訪ねる。 (特典映像/約17分)「人間は何を食べてきたか」を語る “「家族で食べるからご馳走」を実感した風景” 出演:高畑勲、宮崎駿 井上利丸(「塩ふく大地の奇跡 〜醤油〜」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第5巻 〜 海と川の狩人たち 海編 〜 (本編/約108分)
「第1集 灼熱の海にクジラを追う 〜インドネシア・ロンバタ島〜」 (NHKスペシャル/1992年放送) 過酷な自然に暮らす人々が生きるために必要最低限のクジラを捕獲すること。それが「生存捕鯨」。ロンバタ島・ラマレラ村の人ひろは、手漕ぎの船で船団を組み、銛一つでクジラを狙い、その全てを利用し尽くす。 「第3集 サンゴ礁の海人・ムトゥ 〜南太平洋・マンドック島〜」 (NHKスペシャル/1992年放送) 「ムトゥ」とは海の人を意味し、「カヌーを巧みに操り、海に潜り、魚を捕らえることができる」という誇りが込められている。古来よりの漁法を伝えるマンドック島のムトゥたちは、サンゴの海や魚や海ガメを追う。 (特典映像/約20分)「人間は何を食べてきたか」を語る “「こんな生き方もいい」と思わせたもり打ちたち” 出演:高畑勲、宮崎駿 池谷薫(「灼熱の海にクジラを追う 〜インドネシア・ロンバタ島〜」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第6巻 〜 海と川の狩人たち 川編 〜 (本編/約108分)
「第2集 サバンナの移動漁民 〜アフリカ・ニジェール川〜」 (NHKスペシャル/1992年放送) マリ共和国中部にあるニジェール川の内陸三角州。ボゾ族は、家屋全員が一艘の船に乗り、キャンプをしながら漁を続ける習慣を持っている。キャンプに旅立つ一家に密着し、彼らの暮らしぶりなどを取材した。 「第4集 サケに導かれた北方民族 〜カナダ・北米大陸〜」 (NHKスペシャル/1992年放送) 北米の北西海岸に居住するクワキウトル・インディアン。北極圏に住むイヌイット。どちらの民族にとっても、川へと帰ってくるサケは生活と結びついた大切な魚だった。北の大地に魚と人間の関係を追った。 (特典映像/約18分)「人間は何を食べてきたか」を語る “半年間のキャンプに生きる家族の物語” 出演:高畑勲、宮崎駿 阿部正敏(「サバンナの移動漁民 〜アフリカ・ニジェール川〜」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第7巻 (本編/約88分)
「第1集 モチ米 大地にささげる神の食」 (NHK総合/1994年放送) 中国・貴州省のミャオ族。ミャオ族の正月「苗年」を迎える様子を中心に、ミャオ族の儀式とモチ米の切り離すことのできない関係を紹介する。彼らにとってモチ米は祈りと結びついた神聖な食べ物なのだ。 「第2集 スイカ 砂漠の民の水瓶」 (NHK総合/1994年放送) スイカの起源地といわれるアフリカ南部のカラハリ砂漠。そこにはスイカを命の糧として生きる狩猟民族が生活をしている。スイカを飲み水として長い乾季を耐える彼らは、スイカ鍋、スイカ酒、スイカで煮込む肉料理など、徹底的にスイカを利用する。 (特典映像/約20分)「人間は何を食べてきたか」を語る “スイカの種が気付かせた生命の循環” 出演:高畑勲、宮崎駿 堀川伸一(「スイカ 砂漠の民の水瓶」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
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人間は何を食べてきたか 第8巻 (本編/約88分)
「第3集 トウモロコシ インディオの大いなる遺産」 (NHK総合/1994年放送) 現在、世界中に伝播しているトウモロコシは、インディオの大切な主食だった。毎日の主食はトウモロコシ粉で作ったトルティーヤであり、祭りの時にもトウモロコシ料理が振舞われる。それがインディオの暮らしなのだ。 「第4集 雑穀 サバンナの最後の贈りもの」 (NHK総合/1994年放送) モロコシの練り粥を主食としているトーゴ共和国のランバ族。サバンナという乾燥した世界では、収穫したモロコシだけが生活の支えだ。雑穀はサバンナに住むようになった人びとのために残された貴重な食べ物なのだ。 (特典映像/約15分)「人間は何を食べてきたか」を語る “雑穀栽培とギリギリの環境「サバンナ」” 出演:高畑勲、宮崎駿 牛山徹也(「雑穀 サバンナの最後の贈りもの」担当) 司会:桜井洋子(NHKアナウンサー) |
2003-02-24-MON
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