これまでわたしたちは、気仙沼で
立川志の輔師匠の「さんま寄席」を開催したり、
気仙沼在住のみなさまにむけた
ちいさな催しをいくつか開いてきました。
そのための打ち合わせや反省会をふくんだ交流は
替えがたい経験となって
「気仙沼のほぼ日」と「ほぼ日」のなかに
蓄積され、つながってきています。
そして、これからもできるかぎり
いろんな方々といっしょに
「助ける」「寄付する」だけではない交流を
やっていきたいと考えるようになりました。
「ワークショップ」と呼べないかたちのものも
今後、あるだろうと思います。
でも、いまの気仙沼でしかできない、
わくわくするつながりを、
気軽につくっていければと思っています。
このたび、少人数制ではありますが、
ミナ ペルホネンの皆川明さんのワークショップを
開催することになりました。
ミナ ペルホネンは、2011年版より
「ほぼ日手帳」の手帳カバーデザインに
参加してくださっています。
このたび「気仙沼のほぼ日」の活動の話をしたところ、
皆川さんは
「自分のできること、ぜひやらせていただければ」
と、おっしゃってくださいました。
ワークショップの内容は、
ミナ ペルホネンの「ピース,」を使った
パッチワークです。
生地から服づくりを行なっている
ミナ ペルホネンにとっては
服をつくるときに出る余り布も、大切な素材です。
それらはくるみボタンになったりバッグになったり、
ブックカバーやアクセサリー、
服のパッチワーク素材として生まれ変わり、
「ミナ ペルホネン ピース,」のお店に
並んでいます。
その、余り布のかけら(=ピース,)を使って、
皆川さんのお話をうかがいながら
パッチワークをしてみよう、
というこころみが、今回のワークショップです。
パッチワークをほどこすのは、
バッグまたは服に、です。
(ご当選されたあとに、どちらか選んでいただきます)
バッグは、どんなバッグでしょうか。
こんなバッグです。
これはすでに、パッチワークしたあとのバッグです。
パッチワーク前のバッグを
みなさまに現地でお配りします。
そのうえに、お好きな「ピース,」を選び、
ご自身の糸で縫いつけていきます。
ちなみに、上の写真は
皆川明さんご本人によるパッチワークです。
「ぜんぜんうまくできませんでした」
と、笑っていらっしゃいました。
「でも、こんなふうに、てきとうで
むぞうさになったほうが、
かわいいかもしれませんね」
とも、おっしゃっていました。
はい。そう聞くと、ホッといたします。
お裁縫が苦手な方でも、ぜひ、
ご心配ならさずお申し込みください!
それから「服コース」なのですが、
こちらは、ミナ ペルホネンのアーカイブの服を
ご用意いただきます。
このワークショップのためにご提供いただくので、
ミナ ペルホネンと「ほぼ日」の
ダブルネームタグのついた特別な服となります。
そこに、お好きな「ピース,」でパッチワークします。
どんな服がやってくるかは、当日のおたのしみ。
当選された方には、バッグコースか服コースか
お訊ねするメールをお出しします。
服コースの場合はサイズもお伺いします。
皆川さんと、ミナ ペルホネンのスタッフの方が
きめこまかくごらんになれる範囲で、
また、場所を「気仙沼のほぼ日」で、ということで
今回の参加人数を30名に決めました。
皆川さんのアドバイスをうかがったり、
参加されたみなさんとたのしくおしゃべりしながら、
ワークショップをすすめてまいりたいと思いますが、
こういう作業は
「熱中してしまう」「あっという間に時がすぎる」
ということも往々にしてあります。
そこで、みなさんのパッチワークのようすや
皆川さんのお話やアドバイスを
当日、テキストと写真で同時中継したいと思います。
当日参加できない方も、もしよろしければ、
いっしょにその日、パッチワークをたのしみましょう。
(ミナ ペルホネン piece,tokyoまたはpiece,kyotoで
余り布「ピース,」は販売されています)
それでは、お申し込みをお待ちしています!
‥‥‥‥で、もうひとつ。
ヨコクです。 |