-
時間
101分
-
音質
梅光女学院での講演。
原題は
「文芸雑感──
現代文学の情況にふれつつ」。
講演後半部は別テープの音が
重なってしまっているため、
たいへん聞き取りづらい。
-
講演日時:1985年9月7日
主催:梅光女学院大学
場所:梅光女学院大学
収載書誌:未発表
講
演
よ
り
僕は、『言語にとって美とはなにか』で、
文学作品を言語の表現として見た場合に、
どういう問題があるかという文章を書いたことがあります。
それは「言語表現としての文学」という観点で
文学の作品を理論化していったということだと思います。
僕がいましたいことは、
「イメージの美としての文学とはなにか」ということです。
イメージの普遍的な理論のなかに、
文学作品についての評価の仕方も含めてしまいたい。
それが文芸批評の当面しているひとつの
課題であると思います。