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時間
114分
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音質
梅光女学院での講演。
周辺ノイズが入っているが、
比較的クリア。
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講演日時:1992年11月3日
主催:梅光女学院大学
場所:梅光女学院大学
収載書誌:未発表
講
演
よ
り
日本でアンケートをとると、国民のうち8割9分の人が
「自分たちは中流だ」という意識を持っているという
結果が出てきています。
「明日食べるためのお米がない」ということが
なくなってしまっていることは、まったく新しい時代です。
そういう人たちが何を悩みとするかと考えると、
だいたいにおいて精神的に正常であるか
異常であるかという、眼に見えない境界線を
行ったり来たりしている状態になりつつあり、
そういう人たちが増えつつあるという現状があります。
それを文学作品として感受しているというのが、
現在書かれている純文学の状態ではないかと思われます。