なかしましほさんのかえってきた!ちいさなレシピを1ダース。
NO1
 
りんごマフィン:りんご1個はいちょう切りにして、砂糖大1、水50mlを加えて柔らかくなるまで煮て冷ます。卵1個+メープルシロップ50gを30秒泡立て、油40g、牛乳大2、薄力粉120g+BP小1をふるいさっと混ぜ、りんごも加え4等分する。170度のオーブンで25分焼く。 #LR1

2013-01-11-FRI


なかしまさんがつくった りんごマフィン

冬のちいさなレシピ、ひとつめはりんごマフィンです。
おやつ作りが久しぶりの方も多いかも...と思い、
復習も兼ねて、ぐるぐるっと混ぜるだけの
かんたんなマフィンをご紹介することにしました。
朝ごはんに食べてもらえるといいなと思い、
ふんわりとやわらかく、甘過ぎないように。
りんごと相性のよいメープルシロップを使うことで、
生地に風味としっとり感をプラスしています。
シナモンなどりんごに合いそうなスパイスも
いろいろ入れたくなるところですが、
そうするとせっかくのメープルの風味が消えてしまうので、
今回はシンプルに
りんご+メープルの組み合わせにしました。
りんごを煮ているときの甘酸っぱい匂い、
オーブンから漂うメープルの香り、
今回は、作っている間の香りを、
ぜひ楽しんでもらえたらと思います。

とても簡単なので失敗は少ないと思いますが、
あえてポイントをあげるとしたら、

・どんなりんごを選んで、どんな食感に煮上げるか。
・油とバター、どちらを使うか。
・粉を入れたら混ぜすぎないこと。

これらを意識して、作ってみてくださいね。

【材料】
 りんご 1個
 砂糖 大さじ1
 水 50ml
 卵 1個
 メープルシロップ 50g
 油(溶かしバターでもよい) 40g
 牛乳 大さじ2
 薄力粉 120g
 ベーキングパウダー 小さじ1

【材料や道具のこと】
・りんごは紅玉を使いました。
・砂糖はきび砂糖、卵はMサイズ、油は太白ごま油を使っています。
・型は直径7cmのマフィン型に、マフィン用の紙を敷いています。

【作り方】
1.りんごは芯を取りいちょう切りにします。
 皮はつけたままでも、むいてもお好みで。
 わたしは生地にりんごがなじんだ感じが好きなので、
 むいています。
 いちょう切りの厚さもお好みで、
 5mmくらいの薄さなら、
 粉に対してりんごがたっぷり感じられます。
 1cm、またはもっと厚めに切ると、
 ごろっとした果肉感が味わえます。
 厚手のなべにりんご、砂糖、水を入れ、
 へらでざっと混ぜ強めの中火にかけます。
 沸騰したら弱火にして、ふたをして10~15分ほど、
 りんごが柔らかくなるまで蒸し煮します。
 りんごがやわらかくなったらふたを取り、
 再び火を強め、手早く水分を飛ばして、冷まします。
 水分にはおいしいりんごの果汁がたっぷり出ているので、
 果肉にちゃんと戻してあげてください。
 甘みのあるりんごならお砂糖はいらないのでは?
 と思われるかもしれませんが、
 大さじ1の砂糖は、
 りんごから素早く水分を引き出すために加えています。
 りんごの種類によっては、
 果肉が自然に煮くずれる場合もありますが、
 生地にしっとりなじみますので、大丈夫です。
 今回は、むいた皮を一緒に煮て、
 果肉をほんのりピンクに仕上げています。

2.オーブンを170度に予熱します。
 ボウルに卵、メープルシロップを入れ、
 泡立て器で30秒間泡立てます。
 この30秒はしっかり泡を立てるためではなく、
 メープルと卵をなじませるための時間です。
 ここに、油(または溶かしバター)、牛乳の順に加え、
 その都度よく混ぜます。
 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、
 泡立て器で最初は真ん中をぐるぐると混ぜ、
 混ざってきたら外側に大きく混ぜて、
 粉気が少し残る程度で手を止めます。
 ここで混ぜすぎるとふくらみが悪くなったり、
 生地が固くなるので、混ぜすぎないよう気をつけます。
 りんごを加え、さっと混ぜます。
 型に入れるときに自然に混ざるので、こちらも手早く。

3.型の8分目までを目安に生地を流し入れます。
 りんごの大きさによって4~6個くらいできあがります。
 型に入れるとき、上から生地をすくっていくと
 最後にふくらみの悪い重い生地が残るので、
 ボウルの中を分割するように意識してみてください。
 170のオーブンで25分、おいしそうな焼き色がついて、
 真ん中にくしを刺したとき、
 べたべたした生地がついてこなければ焼き上がり。
 紙型だけで焼く場合は生地が乾燥しやすいので、
 きもち焼き時間を短めに、
 あとは型の大きさによっても時間を加減してください。

焼きたての熱々をほおばりたいところですが、
焼きたては香ばしさが立ちすぎていて、
素材の味が出てこれません
(甘くない!と感じるのはこのためです)。
熱が取れた「冷めたて」が食べごろです。
りんごが生地になじんだ翌日もおすすめ。
もしもっと甘くしたい場合は、りんごではなく、
生地に甘みをプラスしてください。
卵とメープルを泡立てるとき、
砂糖を大さじ1~2杯プラスします。
油を使うと冷めても固くなりにくく
ふんわりと軽い仕上がりに、
こちらは朝ごはんにぴったり。
バターを使うとどっしりと
食べごたえのある仕上がりになり、
3時のおやつに、プレゼントなどにもいいなと思います。
食感のアクセントに、
刻んだくるみやレーズンを入れてもおいしいです。

 
発表! なかしま賞!!

冬の日の、あたたかな様子がこちらまで伝わってきました。
編みものとおやつ、いいですね。
白湯を飲んで編みものするわたしの姉にも、こんど作ってあげようかな?
(@macondo100)さん
りんごマフィンでひとりニットカフェ。冬の日曜日♪

 
2013-01-17-THU



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