「ほぼ日」をやりはじめてから、
文章を書きとばすことのおもしろさを
あらためて知った。途中までしか考えてないことでも、
「つづきは次回ねっ」と言えるヨロコビ。
書いたものに責任がないとか、
愛情がないとか思われそうだけど、
そうとも言えないんだな、これが。
なわとびの輪のなかに飛び込んでいくときだって、
じっくり考えていたら入りそこなうだろう?
熟考、推敲は、
また別のメディアでやればいいんじゃないの。

さぁ、今日は世界初の試みが、連載スタート。
魚の卵のようにいっぱい産んだ作品の、
どれが生き残って育つか?
いわば、「イラストレーションの育てゲーム」。
そういう乱暴なプランに乗ってくれたのは、
森川くんです。
そして、「うさぎ公団」と「チャリで探る地球」という
日常的ファンタジー&
ドキュメンタリーの世界を、どうぞ。

1998-07-29-WED

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