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『TVウォッチャーの逆襲』は、
ただの4コママンガ集ではありません!
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永田 |
『TVウォッチャーの逆襲』、
単行本がいよいよ発売となります! |
糸井 |
よっ! |
西本 |
お疲れさまでした!
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一同 |
パチパチパチパチ‥‥。 |
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永田 |
これがね、じつにね、なんというかね、
おかしな本になりましたよ。 |
糸井 |
まだ、本の構造というか、
詳細はお知らせしてないんですよね? |
永田 |
ええ、まだです。 |
西本 |
読者のみなさま、この本を、
「連載を集めただけの本」
だと思ったら大間違いです! |
糸井 |
それは、たしかに大間違いですね。 |
永田 |
うだうだ言うより、お見せいたしましょう。
7月19日に発売される単行本、
『TVウォッチャーの逆襲』は、
こういうふうに構成されております! |
糸井 |
じゃじゃーん。 |
西本 |
じゃじゃーん。
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糸井 |
つまり、荒井先生のマンガ1本1本に対して、
我々男子部の解説というか、雑談が
いちいち入っているわけですね。 |
永田 |
そのとおりです! |
西本 |
すぐ横のマンガで
取り上げられているテーマや登場人物に対して、
あれこれ解説、いや、雑談していると。 |
糸井 |
おかしな本ですねぇ。 |
永田 |
荒井先生のマンガ100本に対して、
100の雑談が掲載されています。
その文字数、なんと7万字! |
糸井 |
7万字? そんなに? |
永田 |
数えてみたら、結果的に。 |
西本 |
ミュージシャンのロングインタビューが
「2万字!」と謳われるなか、
我々は雑談が7万字! |
糸井 |
ま、内容はともかくね。 |
永田 |
はい、内容はともかく。 |
西本 |
内容よりも、文字数重視で。 |
糸井 |
ようするに、
荒井先生のマンガをサカナにすると、
延々と話ができるんですよね。
だから、この本は、
「みんなで楽しむマンガ本」であると。 |
永田 |
荒井先生のマンガそのものに
ツッコミどころがあったり、
それ以上に題材となっているテレビそのものに
ツッコミどころがあったり。 |
糸井 |
1匹のカブトムシをテーブルの上に置いて、
放課後にみんなでだらだらしゃべっている
という風景ですね。 |
西本 |
「このカブトムシのツノ、デカくないですか?」
とか言って。 |
永田 |
「南米のカブトムシはもっとデカいらしいよ」
とかね。 |
糸井 |
きっと、カブトムシも、
まんざらでもないと思いますよ。 |
永田 |
あはははははは。 |
西本 |
その意味でいえば、荒井先生のマンガというのは
「カブトムシ役」として最適ですよね。 |
糸井 |
最高ですよね。
「似顔絵」と「スジ」と
両方の側面があるからね。 |
永田 |
めちゃくちゃ似顔絵のクオリティーは高いのに
内容がねじれまくってたり。 |
西本 |
複雑骨折してる回とかありますからね。 |
糸井 |
雑談解説を100本やって痛感しましたけど、
変わった人ですよねー、荒井先生って。 |
永田 |
いや、ほんと、解説やってよかったですよ。
ぼくは連載コンテンツの担当でもあるので、
もちろんすべてを読んでいるんですけど、
一読しただけでは、すべてのネタを
絶対に把握できないということがわかりました。 |
西本 |
きっと、まだ、見逃してる小ネタとか
あるんでしょうね。 |
永田 |
絶対あると思う。 |
糸井 |
あんまり複雑なのは、読み解きながら
「ひどい!」って思ったもんね。 |
永田 |
たぶん、連載をなんとなく読んだ人だと、
6割くらいしか内容を
汲み取ってないんじゃないですかね。 |
西本 |
「似てるなー」くらいの理解に
なっちゃいますからね。 |
永田 |
もちろん、なんの解説も要らない、
非常にくだらない回も多いですけど。 |
糸井 |
うん。ベタはベタで単純におもしろい。 |
永田 |
いちおう、雑談解説を読むと、
7〜9割は、拾えると思います。
残りの1割は‥‥。 |
糸井 |
荒井先生にしかわからない。 |
西本 |
と思いますねえ。 |
永田 |
そういう意味でも、読み応えがあります。
けっこう、長く楽しめると思います。 |
西本 |
我々が言うのもなんですが、
買ってくださった人は、
おそらくたいへん満足するんじゃないかと。 |
糸井 |
それはそうに決まってますよ。
ヒマつぶしとしては、最高です。 |
永田 |
内容はありませんが、
ヒマはかならずつぶせます。 |
糸井 |
「あんまりしょうもないんで、
吹き出してしまいました」という
メールをもらうことをぼくらは望んでますね。
いや、望んじゃいけないか。 |
西本 |
望んでもいいんじゃないですか。 |
糸井 |
望みましょうか。 |
永田 |
望みましょうよ。 |
糸井 |
じゃ、望みます! |
永田 |
くるといいなあ、そういうメールが。 |
糸井 |
「ためになりました!」
という感想が来たらどうしましょうね。 |
西本 |
困りますね、それは。 |
永田 |
困りますね。 |
糸井 |
まあ、来ませんけどね。 |
西本 |
来ませんけどね。 |
永田 |
来ませんけどね。 |
糸井 |
いいんですか、
こんなにダラダラ話してて。 |
永田 |
そうだ!
もうひとつ、お伝えすることがあるんです!
この『TVウォッチャーの逆襲』を
「ほぼ日ストア」で購入すると、
もれなく、こんなものがついてくるんです。 |
糸井 |
どんなものですか? |
西本 |
こんなものです!
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永田 |
これが、どのようなものかは、
次回にご説明いたします! |
糸井 |
どうせくだらないんだろう? |
西本 |
しーーーー。
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