ほぼ日テレビガイド with 『TVウォッチャーの逆襲』

荒井先生のテレビライフ
それでは、まず、
荒井先生のテレビライフについてお訊きします。
先生は、いつもテレビを
どのようにご覧になっているんでしょうか?
つけっ放し? それとも録画してまとめて?
そうですね‥‥‥。
録画して観ることが多いです。
もう、ハードディスクを駆使して?
キーワードとかをバリバリに入れて?
あ、ことばを入れると
自動的に録画されるやつですか。
その機能、あるかもしれないですけど
使ってないですね。
DVDレコーダーといえば、一番最初に出たハード、
半年くらい待てば安くなるのに、我慢できずに
買ってしまったのが、ハード遍歴の始まりでした。
パイオニアのやつで、
たしか当時20万くらいしたと思います。
に、20万!
高い!
いまだと‥‥4万くらいですよね。
安くなりましたねー。ウーン‥‥。
いえいえいえ!
出たばかりのころに躊躇せず購入してこそ、
TVウォッチャーです!
その情熱や、よし!
ええ、はい。
ちなみに、訊かれてないのに答えますが、
私のハードディスクレコーダーには
「松本人志」「三谷幸喜」「宮藤官九郎」
といったキーワードが入ってます!
あと(小声で)‥‥ジャニーズ系も。
なんで声が小さくなるんですか。
なんで声が小さくなるの。
いや、まあ‥‥。
どうでもいいことですが、
「嵐」をキーワード登録していたら、
先日、『ものまねの嵐』という
バラエティー番組が録画されてて
びっくりしちゃいました。
どうでもええわい。
「嵐」のキーワード、
いろんなものが録れそうですよねー。
自然界のとか、「愛の嵐」みたいな昼ドラとか。
あれ?こういう話でいいんですか?
失礼しました。
話を戻しますが、荒井先生は、
テレビ雑誌的なものは買ってるんですか?
買ってますよ。
『ザ・テレビジョン』ですね。
「ほぼ日」のテレビガイドはいつも
『TVガイド』なんですよね?
はい。
男子部のお気に入りが『TVガイド』です。
テレビ欄自体の記述が詳しい
というのが理由だそうです。
荒井先生はどうして
『ザ・テレビジョン』を?
写真が多いからですね。
参考になるんですよ。
つまり、マンガを描くときの
資料として使われるってことですか?
はい。そうです。
ああ〜、なるほど!
そういう写真の資料をご覧になって
描かれることも多いんですね。
あとは、ネットを使いますね。
googleのイメージ検索で、
写真がばんばん出てくるようになったので、
すごく便利になりましたよ。
なるほど、なるほど。
何回も登場している方とかは、
見ないでも描けるようになったりするんですか?
えなりくんとか、何度も登場しますよね。
いや、たぶん見ないで描ける人は
そんなにないですよ。
あ、でも、前園選手だけは
見ないでも描けます。

P142 「世界のNAKATAの数年後」より。
前園選手だけは見ないでも描ける!
すごい! ゾノだけ! なぜ!
じつは昔、前園選手の4コママンガを
ちょっと描いていたことがあったんですよ。
ふたり へーーー。
前園選手がばりばり現役で、
人気もピークだったころに連載してたんです。
で、前園さんも
そのマンガを読んでくれたらしくて、
ユニフォームを送ってきてくれたことが
あるんですよ。サイン入りで。
へーーー!
すごい! お宝ですねー!
それはちょっと感動しましたね。
へえー。こういうこともあるのか!と。
『TVウォッチャーの逆襲』も
そんなことにならないかな〜。
登場した全員の方からサインが!
いったい何人になるんですか。
イチロー選手や小泉元首相から
サインが届くのか‥‥。
そうなったらいいのになー。
  (明日に続きます!)





その2
好きなスポーツ選手5人!

三浦知良選手

P28「プレゼント・フォー・キング」より

カズ。三浦カズ。
と岡田監督が言ったのは衝撃でした。
とにかく、日本に急速にサッカーを広めた人ですね。
40代でも現役にこだわっているのがいい。
もしも、50近くなって、
田舎のさびれたチームで
でこぼこのグラウンドを疾走してるのを見たら、
泣いてしまいそうだなあ。

中田英寿

P139 「追いこまれたサムライブルー」

あの独特のオーラに引き込まれる。
ペルージャでの初戦でいきなり2ゴールをあげたとき、
なにか歴史の扉が開いたような 感じがあった。
アトランタ五輪でブラジルに勝ったときの、
前園、城、中田、川口を中心にしたチーム、
悪ガキ集団みたいで よかったですねー。
中田氏もまだカリスマ化しておらず、
無邪気なイメージもありましたね。

イチロー

P74 「ノリのいいオー・ジャパン」より

プレーのすごさは言うまでもないが、
野球選手のイメージを 変えた人という感じ。
昔の選手は、金のネックレスにスラックス、
白いベルト、セカンドバッグというセンスが
普通でしたからね。
広末さんと食わず嫌いに出たり、
”古畑”に役者で参加したり、
そのあたりのミーハー的嗅覚もすごいですよね。

安藤美姫

P24 「日曜・朝のコンビ出現」より

トリノでは、見てるほうが心配になるほど
不調でしたが、
見事に復活しましたね。
好調でも不調でも、
やっぱり見ちゃいます。
華がある、という表現がふさわしいでしょうか。
最近、演技中に 不敵な笑みを浮かべますが、
表情にすごみを感じます。

木村沙織

P16 「ナウい感じで呼んでみた」より

女子バレー、好きなんですよね。
この人は、若くしていろんなことが できる、
天才っぽく見える。
しかも、顔をしかめて熱く叫ぶようなタイプではなく、
ひょうひょうとすごいプレーをしたりする。
見ていておもしろい、将来が楽しみな選手。


しかし、我ながら、なんとベタな人選でしょう。
簡単に言えば、スター選手にひかれるわけで、
まあ、ネタにしやすいというのも理由だったりします。


2007-07-20-FRI



(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN