西本 |
ええ。吉本ファンの方には
このテレビ東京をおすすめします。
「楽屋ではとんでもなくおもしろい」
というタイプの芸人さんが
その力をいかんなく発揮する番組ですので
当たったときの爆発力は大きいかと。 |
永田 |
うん。
だいぶお笑い番組の傾向が
わかるようになってきたぞ。 |
糸井 |
最近、ぼくは
京都で過ごすことがよくあるんですけど、
関西のお笑い番組は、
東京とまったく違う傾向があって
これが興味深いんですよ。 |
永田 |
どういうことですか。 |
糸井 |
端的にいうとね、
関西のお笑い番組に出てる芸人さんは、
あからさまに手を抜くことがあるんだ。 |
西本 |
ああ、そうですね。
見てるほうもわかっているという。 |
糸井 |
この番組は、オレはいるだけね、
みたいなことをさばさばと割り切って
やってることがあるんですよ。 |
西本 |
たとえばクイズ番組の司会をするときに、
「はい、つぎの問題ー。答えはこれー」
みたいなことをやったりね。 |
糸井 |
もう、一周しておかしくなるよ。
ぐっさんが出てきて、
なんのモノマネをするのかなと思ったら、
ふつうにいい人として映ったまま
番組が終わっちゃったりね。 |
永田 |
どういうことですか、それ。 |
西本 |
ふつうに笑いがなく進んでいくんですよ。 |
糸井 |
そうそうそう(笑)。
「今日はほんとに楽しかったし
おいしいモノを食べましたね。
それではさようなら」
みたいなことになって番組が終わるんですよ。 |
永田 |
へえええ。
それはそれで見たくなってきた。
それはなに? 使い分けてるの? |
西本 |
本人よりは、まわりの問題ですね。
たとえば「くず」というユニットは、
モノマネもできて楽器もこなす
ぐっさんというタレントを
どうやったら活かすことができるか、
ってディレクターが考えたすえに
生まれたものなんですよ。
ぐっさんはその設定を与えられたので
きちんと演じたら、大ブレイクしたと。
ちなみにその設定を考えたのは
渡辺琢さんというディレクターなんですが、
この人は、ぼくの「腕が短い」という
ネタを作った人でもあります。 |
糸井 |
どうして最後に自分の話を混ぜるんだ。 |
永田 |
しかも「腕が短い」って
作られたネタじゃなくてただの事実じゃんか。 |
西本 |
ある日、琢ちゃんとバーで飲んでたら、
カウンターにひじをついてるぼくを
彼が横からしげしげと眺めて言ったんですよ。
「にしもっちゃん‥‥キミ、腕、短いな」と。 |
糸井 |
ふはははははは。
だから! どうして自分の話を混ぜるんだ! |
永田 |
この話はけっこう好きですね。
「にしもっちゃんの滑らない話」
に認定してもいいですね。 |
西本 |
ありがとうございます。 |
糸井 |
あ、思い出したぞ!
「Dynamite!!」を見に行くということは
おれは年越しの直前まで電車で移動中なんだった。
うちの人たちが、「おとうさんが帰ってくるまで」
って、エサを食べずに待っているんだ。
あの移動は、さみしいんだよなぁ。 |
永田 |
京都に帰ってきたら、
あちこちからゴンゴン
除夜の鐘が聞こえてきたと言ってましたよ。 |
糸井 |
そうそうそう。
京都中のお寺から、ボーーーーンっと。
もう、あちこちから、ボーーーーンっと。
けっこううれしいんだよ、それが。
今年もそれだな、きっと。 |
西本 |
じゃあ、ぼくは今年は
「ゆく年くる年」かな。
ハイビジョンだし。 |
永田 |
んん? ダウンタウンのやつって、
年をまたぐみたいよ? |
西本 |
あ、ほんとだ。
オチがそこに来るんですね。 |
永田 |
じゃあそれを見ながら年越しか。 |
西本 |
しかし、ダウンタウンのあとの
日テレの力の抜け具合がすごいですね。
「コロンボ」と「アカギ総集編」。 |
永田 |
「事務所対抗!お笑いボウリング」
なんていうのもあるよ。 |
西本 |
それはダメっぽいですね。 |
糸井 |
それを見るくらいなら
Wiiのボウリングをしてたほうがいいね。
あ、
今年も「朝まで生テレビ」があるね。 |