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BEST STANDARD "T"
B.S.T.2003

実は、ポロもつくります!
さらに迷わせて、もうしわけない。

ほぼにちわ、ハリーです。

だんだんとB.S.T.のすがたが見えてくるにつれて、
反響のメールが加速度的に増えてきています。
うれしいなぁ!
なんか、大好評だった「育T2002」のときを上回る、
みなさんの期待を感じますよ。
お伝えしたい内容はまだまだありますから、
この先もお見逃しなきよう!

さて、きょうのタイトルを見て、
「ええええええええええええっ!?」と
驚いた人も多いと思います。

ええ、そうなんです。
Tシャツに加えて、
ポロシャツもつくっちゃうんです。
当然、名前は、
「BEST STANDARD "P"」(略称「B.S.P.」)!

なぜポロをつくることにしたか、理由は簡単。
きのう発表した、新しい「ほぼ日」のロゴマークと
Tシャツの組み合わせをいろいろ試しているときに、
「あれ?これ、ポロの打ち合わせみたいだ」
と、気づいてしまったからなんです。

手近にあったポロシャツで試してみたら、
これがすっごくいい!!
もう、なんというか、8倍くらいいい!!!
(何とくらべてるんだ?)
これはやらないわけにはいかないでしょう。
といわけで、即決でラインナップに加えたのでした。
TとPとを、出だしからいっぺんに紹介すると、
混乱させちゃうと思って、
「さらに、これもあるんです(長崎訛りで)」と、
ジャパネットの社長さんみたいに、
「ええええーーっ?!」と言わせたくて。
(ほんとは、もうひとつあるんですけどね)
「ええええええーーーっっっっ!」ですよ、ホント。

B.S.P.と新しいロゴマークの関係も、
B.S.T.の詳細と併せて、
5月12日(月)にお伝えします。
じらすようですみませんが、ぜひチェックしてください!

きょうは、「最良のふつう」のポロ、B.S.P.の、
基本情報を一気に紹介いたします。

「最良のふつう」をポロで
表現すると、この感じ!

ホワイト
ネイビーブルー

◆素材はスタンダードな鹿の子地コットン

ポロシャツ素材の定番は、「鹿の子地」という、
メッシュ状で通気性に優れたコットン生地です。
B.S.P.も、もちろんBEST STANDARDですから、
当然、「鹿の子地」で直球勝負します。

40番双糸という糸を使って、厚すぎず、うすすぎない、
“夏に着るのにちょうどいい厚さ”と、
“ふにゃふにゃではない、適度なやわらかさ”をもった
鹿の子地をつくりました。

もちろん、生地からオリジナルで織るんです。
「ビエン」篠塚さんも、
「このバランスは絶の妙ですよ」と、
太鼓腹を、いや、太鼓判を押してくださってます!

◆ディテールを徹底研究したら・・・!

世の中のポロを、展覧会でも開くかのように集めて、
徹底研究しました。
いいものは、やはりオーソドックスなんですね。
個性を出そうとしてないふりをして、
なるほど、そのブランドならではの味がある。
でも、基本的には、かなり
情報の順列組み合わせみたいなところがあるんです。
シルエットはもちろん、
襟のかたち、裾のスリット、ちょうちん袖
(いちどふくらんだ袖幅が、先ですぼまっているので、
こう呼ばれます)のすぼまり具合からボタンの数まで、
定評あるベーシックなポロシャツは、
ある種の「様式美」みたいに保守的でした。
これは、さからっちゃいけないと思いました。
たぶん、ポロシャツというのが、
「定番」のよさを愉しむものなんだと、認識。

部分ごとに、デザインを決めていって、
最後に大きくまとめあげる、という決め方をしました。

思ったのは、「BEST STANDARD」という考え方は、
もともとポロのためにあるようなものだったということ。
「いい意味で保守的」ですよー、B.S.P.は!

具体的に決まったディテールは、以下の通りです。
キレイなんですよ、また、このバランスが!

伝統的な、やや小さめのタイプです。
裾のスリット すごく短めの、お愛想くらいの切れ込み。
あまりちょうちんっぽくない、
リラックス感のある袖デザインにしました。
ボタン 4つ穴の貝ボタン2つ留め。
生地と同色の糸で図のように
クロス(バッテン)でとりつけます。



◆B.S.T.のイメージを継承する
 カラーバリエーション

ポロシャツが本来もっている、
さわやかさや、トラディショナルな雰囲気、
ちょっと上品な感じなどが表現しやすい、
「ネイビーブルー」「ホワイト」の2色を用意しました。
「ネイビーブルー」は、
B.S.T.と全く同じ、深い、キリッとした「濃紺」。
「ホワイト」は、B.S.T.で展開していない、
真っ白い「白色」です。
「このふたつの組み合わせって、
女子高の制服の色だね」
と、
darlingが言いました。
その発言は、少しだけ誤解を招きそうだと思いました。




ポロが加えられたことで、
「最良のふつう」度はさらにアップしたでしょう?
darlingをふくめたTシャツ特捜部の面々、
すでに自画自賛してます!(いつも、そうなんですが)
ただ、どれにしようかと、
選ぶのを難しくしている気もしますね。
自分たちがもう悩みはじめていますもの。
でも、こういう悩みは、うれしい悩み。
「TとP、どっちもどうぞ」と言うしかないです。

明日はいよいよ、サイズの数値をお知らせします。
あなたに、きれいにフィットする
“T”や“P”を選んでいただくため、
ぜひ、真剣にお読みくださいね!

2003-05-10-SAT

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