ポケットに『MOTHER』。 〜『MOTHER1+2』プレイ日記〜 |
僕は『MOTHER』が大好きだけれど 明日が発売日だからといって 楽しみで目が冴えて眠れなくなったりはしない。 楽しみだなあと思いながらぐっすり眠る。 三十代なかばの僕にとって 明日の発売日はそのような距離感としてある。 僕は基本的に、同じゲームを繰り返すということがない。 それはゲームにかぎらず、映画も本もそうである。 たとえば好きなゲームを5本挙げろといわれたとき 『MOTHER2』はその一角を占める。 けれど、僕は『MOTHER2』を 一度しかプレイしていない。 『MOTHER』はどうだったろうか。 ずいぶん昔にプレイしたから 切れ切れにしか記憶がない。 いくつか好きな場面を覚えている。 友だちから借りたファミコン。 つぎつぎにクリアーしたRPG。 なんだかいろいろきらきらしていたころだ。 明日、『MOTHER1+2』が発売される。 わくわくして眠れなくなったりはしないけれど、 わくわくしているのは本当である。 仕事の合間に、駅前のゲームショップをのぞいた。 店によっては、ときどき発売日の前日に ソフトを売り始めることがある。 けど、そこではまだ売ってなかった。 なんだかホッとした。 思い立って、ゲームボーイアドバンスSP用の ヘッドホン変換プラグを買った。 ゲームボーイアドバンスSPには ヘッドホン用の端子がないのだ。 棚を探したけれど変換プラグは見つからなくて、 店員のお兄さんに訊いてみた。 お兄さんは「売り切れです」と言ったけれど、 それを聞いた店員のお姉さんが 走って棚まで行って、最後のひとつを見つけてくれた。 よかった。 ヘッドホン好きの自分としては この機会にヘッドホンも買ってしまおうかと思ったけれど とりあえず、まだいいや。 明日から『MOTHER1+2』を始めます。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
2003-06-20-FRI
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