TKR
高阪TK剛、じぶんレポート。

----------ROUND.8----------

“そつ”な話その3「クルマ」

どーも。
元気ですか?

自分の方は試合の後、
モーリス・ジムに来ている成瀬さん、山本さん、
そして、慧舟會(けいしゅうかい)の宇野選手、
小路選手達と一緒に遊んだり練習したり、
また、うちの一番上の兄貴の家族が
こっちに遊びに来ていたので、みんなで山に行ったり、
湖でボートに乗ったりしている間に、
いつの間にかオフが終わってしまっていました。

今日から自分の練習、再開です。
なので、その前にそつの話を1つ送っておきます。

自分は昨年11月に車(93年式グランド・チェロキー)を
買ったのですが、買ってから1カ月程たったある日、
なにもしていないのに突然アラーム(純正のやつ)が
鳴り出して止まらなくなってしまいました。1週間前に
メンテナンスに出したばっかりだというのに。
エンジンをかけると一旦止まるのですが、
切ってドアロックをするとまた鳴り出して
それから延々と鳴り続いてしまいます。

その日は日曜日だったのですが、
たまらずメンテナンスに出したディーラーの所へ
もっていく事にしました。

するとディーラーの奴に、
「今日直すことはできないが、メンテナンスをした時に
何か間違いがあった可能性がある。
とりあえず置いて帰ってくれないか?
明日、私達が責任を持って修理してみせるよ。」
と自信満々に言われたので、その言葉を信じて
自分は車を置いて帰りました。

そして次の日。
昼頃に車を取りに行くと昨日の奴が出て来て、
またもや自信満々にこう言いました。
「わかったよ。
この車はこの集中ロックのボタンを押してから
エンジンを切るとアラームが鳴ってしまうんだ。
だからこれからは2度とこれは使わないでくれ。
そうすればアラームは鳴らないから。」
更にもう一言。
「あ、今回はお金はいいから、
もう乗って帰っていいよ。」

「これは直したんやなくて、
ただ悪い所を発見しただけやんけ。」
と思ったので、自分は、
「そんなんあかんわ。ちゃんとなおしてーな。」
と言いました。すると、
「それはできない。
ちゃんとした専門家にでも見せないとね。」
やて。
それがお前らの仕事ちゃうんかと思ったんですけど、
この時にはもうすでににアメリカ人を
信用できなくなっていたので
自分はそのまま帰る事にしました。

この時こいつが言った言葉はアメリカ人の口癖らしく、
どこに行ってもよく耳にします。

“イッツ.ノット.マイ.ジョブ”

でも最近自分も使うようになりました。
目には目をですからね。

1999-08-04-WED

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