高阪TK剛、じぶんレポート。 |
----------ROUND.11---------- 日本の根っこ どーも。TKです。 実は今日本にいるんですけど、 こうやってたまに帰ってくると 違和感を感じることが色々あるのに気がつきます。 まず、気候の違い。 シアトルに体がなじんできているのでこっち、 こと夏の日本に帰ってくると本当に死にそうになります。 シアトルも今、夏まっさかりなわけなんですけど こんなに暑くもないし、湿度も高くない。 去年の7月までは自分も日本にいたわけですが、 隣の芝生の青さを知ってしまったために、 今まで自分が普通だと思っていたことも そうは思えなくなってきているのです。 次に言葉。 別に英語が完璧になった訳でもないのに なんでやねんと思うかもしれませんが、 いや、だから余計に困るんです。 アメリカにいる時は日本人と喋る以外は 当然ながら全部英語で話をしなければいけません。 で、そうこうしてるうちに、だんだん日本語を 忘れていってしまうんです。 ほんとーですよ、これ。 ふつーの言葉なんかは忘れたりしないんですけど、 ほら、気の利いた言葉ってあるじゃないですか。 政治家の人たちが良く使う“遺憾に思う”とか、 そーゆーやつです。 そーゆーのがポロッとでなくなってきてる。 ほいで、なんで困るかって言うと、 例えば雑誌のインタビューなんかの時、 ここはこーゆー言葉でまとめたらかっこええのに っていうその“こーゆー”のが 出てこなくなってきてるんですよ。 だから内容がどうしても幼稚に見えてしまうんです。 もし「英語でしか喋りたくありません」 なんて事が言えれば、インタビュ-の話自体こなくなるから こんなこと気にしなくても済むようになるんだろうけど。 要は中途半端なんです、今は。 ま、別にいいんですけどね。 もっと他にもあるんですけどそーゆーのも含めて、 自分はまだまだがんばらなきゃいけないってことです。 (かなり強引) |
1999-09-05-SUN
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