
アジオ |
まず1枚目はハンドル・ネーム
たー坊さんからの作品です! |

アジコ |
お便りによると今年の正月、
親戚が集まったときの写真らしいわ。 |

博士 |
あの‥‥ワシのラップは? |

アジコ |
え~い、しつこい!! |

アジオ |
それにしてもイヤなパンチだね‥‥ |

アジコ |
ゆっくり首筋にコブシを当てて、
動脈あたりを指でグリグリするこの感じ‥‥
明らかにプロの仕事ね。 |

博士 |
肉体的ダメージより、むしろ精神的ダメージ。
とにかく相手の嫌がる顔を長く楽しむには
もってこいのパンチじゃな。 |

アジオ |
見てよ。
この加害者の満足そうな笑みを! |

アジコ |
見事、お目当ての表情を引き出したわね! |

博士 |
うん。やられ側の彼も実にいい顔で応えておる。
苦痛をアピールしながらも
決して逆らわない表情作り、
ここにも高度なテクニックが隠れておるな。 |

アジコ |
子供の頃からこの関係なんでしょうね。
長年の経験が生んだコンビ芸よ。 |

アジコ |
そういわれるとふたりとも
少年の顔に戻ってるね。 |

博士 |
中年が少年を取り戻す瞬間じゃな。
スキンシップの大切さを改めて感じるぞい。 |

アジオ |
でも、それに比べて手前の赤ちゃん‥‥ |

アジコ |
頭の一部しか写ってないというのに‥‥
すごい貫禄ね。 |

アジオ |
側頭部のみだれ髪が
すごくオヤジ臭いんだけど‥‥ |

博士 |
こっちは逆に高齢化しておる。
親戚の集まりは赤ちゃんを老けさせるようじゃな。 |

アジコ |
少年化したオヤジと、オヤジ化した赤ちゃん‥‥
お正月の宴会には不思議な力が働くのね。 |

博士 |
全くじゃ。
では続いてもうひと一枚、
日本の年中行事にちなんだ
怪奇現象を紹介するぞい! |

アジコ |
ハンドル・ネームgoldfishさんからの作品ね!
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