
アジオ |
あ~~~!! |

アジコ |
ああ~~~!! |

博士 |
またもや尻ポケモンじゃぞい! |

アジオ |
しかも最終進化型だね。
この尻ポケモンは‥‥ |

アジコ |
もはやポケモンというより、
水木妖怪の世界ね。 |

博士 |
しかし同じ女性のお尻でも、年齢によって
これほど味わいの差があるとはな。 |

アジオ |
先週のお尻には無防備さの中にも、
かわいらしいあどけなさがあったね! |

アジコ |
そう!
思わず名前を付けたくなっちゃうような、
愛らしさがあったわ。 |

博士 |
それに比べて
今週のお尻は‥‥ |

アジオ |
無防備という点では
同じだけど‥‥。 |

アジコ |
あどけなさと言うより、
したたかさ。 |

博士 |
一筋縄ではいかない、
老獪さただよう不敵なお尻じゃな。 |

アジオ |
たしか、こういう後ろ姿にピッタリな小説が
以前あったような気がするけど。 |

アジコ |
そう。
もう少しで思い出せそうなんだけど。
えーとホラ!
芥川賞を受賞した綿矢りささんの作品よ! |

アジオ |
分かった!
「蹴りたいお尻」! |

博士 |
‥‥「蹴りたい背中」じゃよ。 |

アジコ |
被写体のオバサンにとっては失礼な連想だけど、
そういう意味では純文学的なお尻よね! |

博士 |
ふむ。
しかし子供のお尻とオバサンのお尻が
手に入ったとなると、
やはり全てのお尻を揃えたくなるな。 |

アジオ |
うん!
幼年期と壮年期のお尻はもう充分だね! |

博士 |
次はやっぱり、その中間のお尻‥‥
思春期、成熟期のお尻を
味わってみたいもんじゃな! |

アジオ |
目指せ!
コンプリートだね! |

アジコ |
なにドスケベなこと言ってるのよ!
バカはバカらしくブタのケツでも見てなさい!
さあ、次の作品よ! |

アジオ |
お次はハンドル・ネーム、
目力さんのこの作品です! |