博士 |
小林製薬のネーミングが、
静かな盛り上がりを見せておるな! |
アジオ |
はじめて聞いたよ!
そんな小ブーム! |
アジコ |
たしかにCMで聞く
「そのまんま系」の商品名には、
グッっと来るモノがあるわね。 |
博士 |
「熱さまシート」に「のどぬ〜るスプレー」
商品に関する全ての情報が、
その商品名に凝縮されておる! |
アジオ |
ボクは「ただいまポット洗浄中」が好き!
店頭にコレが並ぶだけで、
薬局はまるでライブ会場だよ! |
アジコ |
私は「サカムケア」かな。
さかむけをケアするから「サカムケア」。
さかむけという指先の症状を
ここまで洗練されたエスプリに仕立てるなんて
天才よ! |
博士 |
ワシはなんといっても
「トイレ、その後に」じゃな。
もはや文学じゃよ。
トイレの後に待ち受ける運命の出会い!
それはやがて禁断の愛へと発展し、
お互いを傷つけ合いながらも
激しく燃えさかるのじゃ。
一方その頃、太平洋戦争の影は着実に忍び寄り‥‥ |
アジコ |
‥‥便所の消臭剤からは想像できない
大河ロマンね。 |
アジオ |
小林製薬さん!
早く「トイレ、その後に」の続編を! |
博士 |
「トイレ、そして伝説へ」を!
ゲームボーイ版で! |
アジオ |
ではMOTHER3終了後、
まだゲームボケが治らないふたりと一緒に、
今週の味写を発表です! |
アジコ |
まずはハンドル・ネーム、
うっきーさんの作品です! |
アジコ |
あっ! |
アジオ |
クキが! |
博士 |
まるでもぎたての果実のような、
赤ちゃんじゃろ? |
アジコ |
ちょうど後ろにあった「なにか」が
絶妙の位置で写ったのね。 |
アジオ |
クキが出てるのが
赤ちゃんの頭でよかったよね。 |
アジコ |
オッサンのハゲ頭や、
大仏パーマのオバチャンじゃなくて良かったわ。 |
博士 |
日曜の朝はさわやかに
始まりたいものじゃからな。 |
アジコ |
でも、こういうワンポイントの魅力って
あなどれないわね。 |
アジオ |
いまは情報量の多い世の中だからこそ、
逆にシンプルなアピールが
受ける時代かも知れないね。 |
博士 |
一点豪華主義じゃな。
カジュアルな普段着だけど、
メガネのフレームだけは「べっ甲」とか。 |
アジコ |
豪華な一点が「べっ甲」ね‥‥。
別にいいけど。 |
アジオ |
ボクはいま乳歯が1本
グラグラしてるよ! |
アジコ |
それのどこが
一点豪華なのよ! |
アジオ |
じゃあアジコちゃんは
どーなんだよ。 |
アジコ |
まあ、私の場合は全てがゴージャスだけど、
あえて言うならこのこのアクセかしら? |
アジオ |
どんなアクセサリーだよ! |
アジコ |
お寿司の食品サンプルが
そのままイヤリングに!
セレブにふさわしいユーモアたっぷりの
ファッションアイテムよ。 |
アジオ |
なんて美味しそうな
オシャレなんだ! |
博士 |
‥‥どうやらワシらには
一点でも多すぎるようじゃな。 |
アジオ |
では自虐的に自分たちのおしゃれオンチを
披露したところで次の作品です! |
アジコ |
お次はハンドル・ネーム、
アゼチさんの作品でーす! |
アジオ |
ああ!
若い女性がクマに! |
博士 |
なに! 若い女性が!?
若くもなく、女性でもない人間ならともかく! |
アジコ |
若い女性が襲われてるわ! |
博士 |
それは一大事じゃ!
若い女性のみなさん!
クマには死んだフリですぞ! |
アジオ |
それって
迷信じゃないんだっけ? |
博士 |
いいえ! 死んだフリです!
この夏は死んだフリがキテるんです! |
アジオ |
え?
死んだフリブーム到来? |
博士 |
夏のビーチで死んだフリ!
白目でめちゃモテ!
紫外線を独り占め! なんです! |
アジコ |
頭大丈夫なの? |
博士 |
いやあ、若い女性の
無防備な水着姿が見たいばっかりに、
あらぬブームを仕掛けてしまったわい。 |
アジコ |
なんじゃ、そりゃ。 |
アジオ |
でもこの人、まさかこんな場所で
クマに襲われるとは思っていなかっただろうね。 |
博士 |
こんなサンリオキャラが並んだスポットで、
クマに頭をかじられるとはな!
銭湯でサメに襲われるような
モンじゃよ。 |
アジオ |
いや!
デパートの屋上で
旧日本兵を見つけるようなものだよ! |
アジコ |
‥‥どっちの例えが正しいかは
全く分からないけど、
珍しいことはたしかね。 |
アジオ |
え〜ん!
後ろのサンリオキャラの目が恐いよ〜! |
博士 |
こんな座った目のキャラを平然と起用するとは、
サンリオも中々のチャレンジャーじゃ。 |
アジコ |
弱肉強食の現実を、
いたって冷静に見つめている感じよね。 |
アジオ |
ある意味、
資本主義の競争を勝ち抜いてきたキャラだからね。
その辺はシビアなんだよ。 |
博士 |
自然界ではこれが日常なんじゃよ。
力なきモノは強者のえじきになる。 |
アジオ |
でも普段は山奥にいるはずのクマが、
こんなに民家近くまで降りてくるなんてね。 |
アジコ |
しかも店頭で記念撮影の女子を
待ち伏せなんて! |
博士 |
まったくうらやましいぞい。
ワシも明日から店頭に飾られようかな? |
アジコ |
誰も寄りつかんわ! |