博士 |
諸君!
林家木久蔵氏が
新しい名前を募集してるぞい! |
アジオ |
え!
あの笑点の木久蔵さんが? |
アジコ |
理由を聞かせて! |
博士 |
実は木久蔵氏の長男、
きくおさんが今度真打ちに昇進したので、
子供に名前を譲って、
自分は新しい名前で
再出発をしたいらしいんじゃ。 |
アジコ |
でも自分の名前を
一般から公募するなんて‥‥ |
博士 |
これは木久蔵氏からの
挑戦状じゃよ。 |
アジオ |
じゃあ、なんとしても
ボクたちでかっこいい名前を
考えないとね! |
アジコ |
だったら『もこみち』しかないわね。
『林家もこみち』で決定よ! |
アジオ |
F1レーサーの方がカッコイイよ!
『林家シューマッハ』でキマリだよ! |
博士 |
別にかっこよさはいらないじゃろ。
落語家なんだから。 |
アジオ |
じゃあ『林家前木久蔵』は?
森前首相みたいに。 |
アジコ |
木久蔵さんと言えばラーメンよ。
『林家ラ王』なんてどう? |
博士 |
いや。
木久蔵さんと言えば黄色い着物じゃよ。
『林家イエローマジックオーケストラ』が
いいぞい。 |
アジオ |
流行を取り入れて
『林家デスノート』は? |
アジコ |
『林家ひとり』は?
劇団ひとりみたいに。 |
博士 |
いつまでも長生きするように
『林家縄文杉』はどうじゃろう? |
アジオ |
木久蔵さん!
ボクたちの考えた名前の中から
もし気に入ったものがあれば使って下さい! |
博士 |
読者の諸君もいい名前を思いついたら、
笑点のホームページに送ってみなされ。
もうすぐ募集が始まるらしいぞい! |
アジコ |
ではベテラン落語家の
新しい門出をお祝いしながら、
今週の味写の発表です! |
アジオ |
まず一枚目はハンドル・ネーム、
DJ.yamaさんからの作品です! |
アジオ |
今度は逆に
気合い入りまくりのオッサンだね! |
アジコ |
お便りによると
オリエンテーリングの練習中の
お父さんらしいわ。 |
博士 |
オリエンテーリングというと
レクリエーションの一種みたいで
のどかなイメージがあるが、
正式なスポーツ競技としては
かなりハードらしいな。 |
アジオ |
このトレーニング風景を見ても、
かなりキツそうだね。 |
アジコ |
まわりはのんびりとした
公園風景なのに‥‥ |
博士 |
ひとりで平均心拍数を上げてるな。 |
アジオ |
ウェアがとてもかっこいいね。 |
アジコ |
機能とデザインが融合したハイテクウェアが
オッサンの身体を包んでいるわ。 |
博士 |
ふむ。
肉体を限界まで追い込むことで、
己への新しい扉を開こうとする
オッサンの姿がここにあるな! |
アジオ |
うん!
そのストイックな走りは
まるでポジティブなナルシストといった
感じだね! |
アジコ |
メロスは実在したのね。
彼は自分のために走ってるんじゃないわ!
彼はいままで国家の犠牲者になり
散って逝った、
名も無きセリヌンティウスたちのために
走ってるのよ! |
博士 |
まあ、いずれにせよ
イイ大人があまり真剣になると、
あらぬ誤解を受けるもんじゃ。
諸君も気を付けんとな。 |
アジコ |
気を抜いても笑われて、
真剣になっても面白がられる‥‥
オッサンって大変な生きものね。 |
アジオ |
でも味写のモデルとして、
こんなに美味しい素材もないよね!
みんなからのオッサン写真待ってまーす! |
博士 |
ふむ!
では今週はここまでじゃ。
世の中年諸君!
撮る側から撮られる側へ‥‥
オヤジ萌えの時代はもうそこまで来てますぞ!
|