
博士 |
まさか彼らがF4!? |

アジコ |
違うわよ! |

博士 |
わかった!
マイミクつながり! |

アジコ |
また流行に食いついて! |

アジオ |
でもなんだろう?
このオジサンたちは。 |

アジコ |
なんだか修学旅行ではぐれたまま、
そのまま年をとったようなオジサンたちね。 |

博士 |
投稿者からのお便りを紹介するぞい。
舅のサークルの写真のファイルに
あったものです。
舅は山歩きの語り部のようなことをしており、
月に一回山を歩くんですが
そのサークルの休憩中かと思われます。
H・N あも |

アジコ |
山歩きの語り部‥‥? |

博士 |
へえ!
いくら貰えるんじゃ? |

アジオ |
金に直結しないでよ。
たぶんボランティアみたいなモンだよ。 |

博士 |
じゃあタダで山案内?
ワシなら嘘しか言わんじゃろうな。
タダだもん。 |

アジコ |
性格悪いわね~。 |

博士 |
このお舅さんも
似たようなもんじゃよ。 |

アジコ |
一緒にしないでよ。 |

博士 |
メールを読んでみい。
サークルの休憩中と書いとるが、
ここのどこが山なんじゃ? |

アジオ |
山の中には見えないね。 |

博士 |
山が面倒になって、平地の公園で
お茶を濁しておるんじゃよ。
左の遊具に腰を下ろしているじいさんを見なさい。
可哀想に‥‥彼はここが山だと思いこんでおる。 |

アジコ |
目を覚まして! じいさん!
そこは山じゃないわよ! |

博士 |
実はみんな薄々感じておるのかもしれん。
ここが山ではないことを‥‥。
しかし信じようとしてるんじゃ。
だって山歩きで疲れるより、
ここを山と考えた方が楽じゃないか! |

アジオ |
じゃあ、最初から
山歩きじゃなくていいじゃん! |

博士 |
まだまだ山歩きくらい出来ると
言い張りたいじゃないか! |

アジコ |
山歩きの名目は欲しいけど、
実際に歩くのはイヤ‥‥
だから、この公園で
偽りの達成感を味わっているということなの? |

博士 |
彼らの複雑な心境を
分かってくれ‥‥ |

アジオ |
今週は複雑な子供の顔と、
大人の心境を見せられたね。 |

アジコ |
それではまた来週!
チャオ! |