あきんどゴコロ

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京都商人の特異な生態について
全国的にお知らせいたしたく。
以前3年間、
京都での新規開拓営業を担当しており
その際に驚いたことです。

1.
最初の支店は大阪ではなく、東京に出す。
京都の会社は商売が繁盛すると2店舗めを、
どこに出すと思います?
大阪でしょ、順当なら。
すぐ隣だし。
でも彼らは東京に出すんですよ。
日本の中心は京都で次が東京。
大阪や名古屋は地方都市なんですって。
「大阪なんてイナカは後回し。」
あちこちの社長さんに言われました。

2.
都銀の京都支店は
やたら和菓子屋さんに融資したがる。
「あ、どうも取締役、
 本日は東京から
 わざわざ出張ご苦労さまでした」
「うむ」
「で、こちらお荷物ですが京菓子で」
「うむ。で、ここはうちのお客様かね?」
「勿論でございます」
この一言のためだけに。

3.
京都財界のドンたちは
必ずしも阪神タイガースを
こころよく思っていない。
「あのなあ、阪神いうのは
 大阪と神戸のことやで。
 京阪神タイガースやったら
 応援したってもええけどな」

4.
靴下でエレベータにのる。
室町どおりというストリートに
呉服問屋さんの自社ビルが
数十軒、並んでるのですが
どこも、とりあえず玄関で靴脱いで
ビルに入ります。
靴下で受付まで歩いて行きますと
受付嬢が「6階ですね」って
エレベータまで連れてってくれます。
そんで会議室に入ります。
その間、ずーっと靴下です!
戻ってくると大理石の玄関には靴が数十足、
キチンとそろえられていて
靴べらが整然と刺さっています。
刺さってる角度も統一されてるんだよなあ。

5.
商談や正月のお茶は「こぶ茶」。
小梅、結んだ昆布が入ってます。
はなびらもちが添えられることもあります。

(Y部長)


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