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| あきんどゴコロ |
| ◆◇◆ あきんどゴコロ◆◇◆ 投稿大募集中！！ akindo@1101.comまで メールをお待ちしておりまーす！！ 数年前、広告制作のプロダクションに 勤めていたときのことです。 忙しいとき、終電に乗れず タクシーで帰ることがありました。 会社が契約している タクシー会社に連絡して来てもらうと、 40才くらいの男性の運転手さんでした。 行き先を告げると、 「こんな遅くまでおんなの子が働いてー、 おつかれさま。 おや、ちょっと距離あるね。 （車で40分ぐらいの距離） ドライブ道中、楽しくいきましょうや。」 みたいなことを言われ、 「申し訳ないけど、 コンビニ寄らせてもらってもいいかな？ 食事取りそこねてて。 もちろんその間メーターは止めるよ。 のど乾いてない？」 と聞かれました。 おどろいている間に、 運転手さんは寄らせてもらったお礼にと、 私の分の缶のホットコーヒーとあんパンを 買ってきてくれました。 道も詳しく、もちろん運転も こちらが安心して乗っていられ、 会話も朗らかで。 連夜の深夜残業に 気持ちがギスギスしていた私は 運転手さんのサービスに、 こころもおなかも とってもあったかな気分で 帰ることができました。 それ以降、運転手さんのケイタイ番号を 教えてもらっていたので、 直接電話して送ってもらってました。 道案内しなくてすむし、ウトウトもできて。 会話も、40分かかるぶん、 話題も広く深くいろんなお話ができて。 しかも、乗ると、 毎回あったかい缶コーヒーとあんパンつき。 こちらに向かう前に 買ってきてくれていたようです。 会社のお金での利用だし、距離もあって。 運転手さんにとって おいしいお客さんだったからの サービスかもしれませんが あんパンもうれしかったけど、 やっぱり決め手は運転手さんの人柄。 退社まで、私のおかかえ運転手さんでした。 （広告デザイン nge 27才）
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