秋山 |
確かに「男も座り小便をしよう」運動は
いいかもしれないですよね。 |
八谷 |
トイレを掃除する人のためにはね。 |
松蔭 |
それ、TOTOにもっていくとかね。 |
ほぼ日 |
やけにTOTOを押しますね(笑)
松蔭さんの出身地がTOTOのお膝元ってことも
あるんでしょうけど。 |
秋山 |
今回、ちょこっとだけどトイレの本とか
読んだんですよ。
おもしろいなとおもったのは
便座がUの字とOの字があるじゃないですか
Uの字のトイレは日本だけ
なんですよね。 |
松蔭 |
ああ、便座の手前の方が
開いているわけだね。 |
八谷 |
あれは男の人用に開いてると思ったんだけど。 |
秋山 |
そうそう、そうなの。
みんな結局、便座を上げてやってるんだけど
立ったままでも便座を上げずに直接できるように
Uの字になっているんだって。 |
松蔭 |
でも、さすがに便座を下げたまま
便座を汚さないように
一本道を「ぱーんっ!」と
きれいに作るのは大変だよね。 |
秋山 |
結局、みんな便座は
上げて使っていることが多いわけだけど。
あれは日本で開発されたんだって。
水のタンクの上から水が出て
手を洗うようにできてるじゃないですか。
あれもTOTOが開発したから
他のメーカーがあれをやっても
ロイヤリティーがTOTOに流れると。 |
八谷 |
そうなんだ。 |
松蔭 |
オレ、あれで手を洗わないんだよね。 |
ほぼ日 |
ぼくもそうですね。 |
秋山 |
それは便所水って感じがするからですか? |
松蔭 |
そうだね、溜め置き水って感じがするね。
構造的には実はそうじゃないんだけどね。
TOTOって言えば。
テレビで「へえ、へえ」っていう番組知らない?
MEGUMIが出てる。「何へえ」って番組 |
ほぼ日 |
ああ、「トリビアの泉」ですね。
|
松蔭 |
先週、TOTOのウォシュレットについての
話があって、いつも肛門を狙っている
ウォシュレットのノズルを
ビデとして機能させるには、
どんだけ動かせばいいか?
ってことの答えが、ず〜っと出なかったんだって。
で、どうやって分かったかというとですね。
やっぱり女の性器を
ちゃんと見なきゃいけない
ってことになって
TOTOの社員はストリップ小屋にいったんだって。
で、ストリップ小屋に通い続けて
「じーっと」見て
「どうやら3センチ
じゃないか?!」
ってことがわかったらしいんだよ。 |
秋山 |
別にストリップ小屋じゃなくても
誰かに頼んで見せてもらえばいいじゃん。 |
松蔭 |
そうなんだよ。
その後で医学書を見たら
3センチって書いてあって、
「最初から医学書を
見てれば良かったじゃん!」
っていうことなんだけど。 |
ほぼ日 |
多分、TOTOの社員は
小倉駅前のA級小倉に行ったわけですよね。 |
松蔭 |
間違いなく、そうだよね。
|
八谷 |
社員ほとんどを対象にして
モニターやらされるっていうのは
聞いたことがありますけど。 |
秋山 |
ウォシュレットって
日本で開発されたじゃないですか?
アメリカに輸出した時に
全然売れなかったんですって。
その理由ってわかります? |
松蔭 |
わかんねえ。 |
八谷 |
あんないいものを
なぜ全人類が使わないのかがわかんない。 |
秋山 |
それは日本人って主食として
米を食べるじゃないですか?
だから便に粘り気が強いんですって。 |
松蔭 |
なるほど。 |
秋山 |
アメリカ人って肉とかパンとかばっかり
食べてるじゃないですか
そんなに汚れないっていうか
紙で拭くくらいでよくて
わざわざ水で洗う程でもない
ってことらしいんですよね。 |
松蔭 |
犬みたいなかんじだ。 |
秋山 |
研ナオコの旦那さんも
昔、紙で拭かなくても
大丈夫だったらしいですよ。 |
松蔭 |
ほう。 |
八谷 |
ええっ!
それは研ナオコの旦那はどんな人なんですか? |
秋山 |
普通の人なんじゃない。 |
八谷 |
日本人なんですか? |
秋山 |
日本人。 |
八谷 |
ワールドカップの時なんかは
サッカーのトレーニングとは別に
トイレの訓練もあったらしいですね。
日本にはウォシュレットというものがあって
これを押すと急に水が出てくるから
びっくりしないようにっていう。 |
一同 |
爆笑。 |
秋山 |
座ってから押すようにって。 |
八谷 |
マンション買って良かったなぁ
って思うのが
広い意味のカスタマイズが出来ること。
ウォシュレットをつけたりとか
あったかい便座とかをつけたりできるのが幸せ。
便座冷たいのってもういやですよ。
「もう、嫌っ!」って感じ。 |
秋山 |
ちなみに自分の家でも
座ってるんですか? |
八谷 |
わりと座ってしますよ。
100%ってわけじゃないけど。 |
秋山 |
急いでいるときは
立ち小便をするの? |
八谷 |
どういう時にするかなぁ。 |
秋山 |
じゃ、ほぼ、座ってするの? |
八谷 |
8割ですね。(きっぱり)
|
秋山 |
でも、オレの友達もそうやってするんだよね。
どういう理由でやるって言ってたかなぁ。 |
八谷 |
やっぱり、ちょっとでも掃除を少なくしたい
って願望じゃないですか。 |
ほぼ日 |
労働のコストの部分ですよね。
|
秋山 |
やっぱり、座ってした方がいいよ。
そんな気がしてきた。 |
ほぼ日 |
ええ。ぼくもこれから
座ってする方向でいきたいなと。 |
松蔭 |
(それまで電話で話していたのにも関わらず)
うん。オレもそれは賛成だ。 |
秋山 |
その運動を日本中に広めていきましょうよ。 |
松蔭 |
うん。
Mouth to Mouthで。 |
八谷 |
したくなるようなサインも作って。 |
ほぼ日 |
ちょっと、Mouth to Mouthって
意味がよくわからないんですけど。 |
秋山
八谷 |
ふはははは。 |
ほぼ日 |
救助法とかじゃなくて
それは口コミ的な意味なんでしょうね。 |
松蔭 |
口から口へ伝えるってことですよ。
やっぱりトイレがきれいだっていうのは
会社なんかでは鉄則だからね。
店舗内装の仕事とかしてても
かならず、クライアントには
「トイレを奇抜に」
って言われるんだよ。
でも、奇抜にも限界があって
例えば、玉砂利を敷いているトイレとかあるでしょ。
ああいうのこそ危険ですよ。
要するに掃除しづらいから。 |
一同 |
ああ、なるほど。 |
松蔭 |
トイレっていうのはデザインとか色は
奇抜でいいんだけども
一番大事なのは掃除しやすいってこと。
これは鉄則なんですよ。
だからお洒落を売り物にしているようなお店の
装飾的なトイレっていうのは
危険ですよ。
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