露骨な映画宣伝部員になる人、
募集!
デ・ニーロ主演の映画「アナライズ・ミー」は、
果たして日本で配給収入5億3800万円に
到達するだろうか?

『ほぼ日試写会C日程開催
ほぼ日読者からアナライズ・ミーの感想がきたぞ (3)』


いよいよアナライズ・ミーほぼ日試写会は3回目です。
1、2回目の宣伝効果があったのか、
今回は、なんだかとてもテンションが高かったんですよ。
映画が始まるのを待ちきれない感じでした。

ヘラルド映画宣伝部のKさんも「プロじゃないかな」と
一目置く『ほぼ日露骨な宣伝部員』。
さっそく感想メールと宣伝活動報告を紹介しましょう。


『露骨に絶賛!』

試写会行って参りました。大満足でした。
音響や椅子とかも良かったですけど、
なにより映画がよかったです!
ほんとに大笑いしちゃいました。
こんなに笑うことって普段生活してて
滅多にないことですよ。
というかとても安心できる種類の笑いで、
こういうの久しぶりだなと思いました。
観に行けば、大抵のひとは満足するのは間違いなしですが
観に行かせるまでが課題ですね。確かに。

例えばウディ・アレンとかのコメディなんかは
「わかる人にはわかる」的な閉鎖性があって
それが作家の映画として単館系で
ヒットするという図式があるので
ターゲットがはっきりしてる分、
とても売りやすいと思うんです。
しかしこの映画は、懐が深くて
より多くの人を笑わせることができるだけに
逆にターゲットがぼやけますからその手は使えませんね。
そういう意味での「作家」の名前もないですし。

近年この手のハリウッド製の
「そこそこ大作で、大物スターがコメディに挑戦」
って言う映画が結構つまんなかったという記憶も
大きな障害だと思います。
そういう「みんなを笑かそうとして失敗した映画」も
「みんな笑えます」って言って売ってますから
「ほんとにみんなを笑かせる映画」としては
ツライんですね。
最近ヒットしたコメディって
「オースティン・パワーズ」もそうだと思うんですが
いわゆる「おバカ映画」ですよね。
ちょっと自分の水準を下げて、おゲレツなところや
バカらしいところで敢えて笑う自分を楽しむ
というようなのが多いのではないかと思うんです。
「うんこちんちん」みたいな。
そういうのとは明らかに違う、古いタイプというか
正統派のシチュエーション・コメディっていうんですかね。
テーマは現代的なんですが非常に古典的なとこで笑わせる
うまい映画だと思います。
知的なところもありますし、パロディとかもやりすぎず、
とてもバランスがいい上に、いい話ですから。

ビリー・クリスタルを好きな人にとっては観る前に
ある程度想像がつく面白さだと思いますが、
知名度はそんなにないのかなぁというところだし。
淀川さんがいらしたら
「昔はこういうのいっぱいあったの、
最近では珍しい正統派」
とか言ってくれそうなんですけどねぇ。
だからタイトルも昔の映画にあったような語呂のいい
日本語の邦題にしたほうが良かったんではないか
とも思います。

やっぱり口コミですかね。
私としてはちょっと年配のひとを中心に攻めてみようかと
思います。まずは親あたりから。
もちろんメールを打てる人には片っ端から、
いやらしくらいに薦めるつもりです。
なんせ肩書きが「露骨な」ですから。

hanami


『試写会のお礼です』

昨日は試写会にご招待いただきまして 
ありがとうございます。

当初仕事の都合で無理そうだったのですが、 
同行予定の友人も都合が悪くなり、
せっかく当選したので後輩に仕事をむりやりたのんで
午前中で会社をぬけて定年退職してヒマヒマな実家の父親を
さそって行かせていただきました。
終わったら終わったでさっさと帰っちゃいまして
失礼しました。
あのあと何かシメのなにかがあるのでは……
と父に言ったのですが
「だっておわったんだべ。かえろーかえろー」
と言われちゃいまして……。
さっさと帰ってしまった父ですが、
試写室の椅子もよかったと言ってました。
シーナマコトと東海林クンの文庫本を
通勤の友としていた父なので
「シーナマコトもここに来たことあんべナ」
とご満悦でした。

父は今年還暦を迎え、インターネットなどとは
縁がないのですが、雑誌などで既に
「アナライズ・ミー」の内容を知っていて
「おもしろいよ。マフィアのボスが分析医の前だと
ビンビン泣いちゃうんだって」と
観る前から言っておりまして、観た後も
「やっぱオモシレカッタナ」と言っておりました。

というわけできっとパパとママを送り出しても
楽しんできてもらえるのではないかと思います。
映画と言えば『寅さん』か戦争映画、といううちの父でも
楽しんでいたので、きっと普段映画に行かない
パパママ世代の人でもとっても楽しめると思います。
うちの父はもう「親父」まるだしなので、
ベッド関係のくだりでは「がはは」と大喜びでした……。

私的にはデニーロがさっぱりとぴっちりと
かっこよかったです。
最初から最後まで泣いたりしてたけどすっとした印象で
「男」ぽくって、あとまで心に残りました。
父の死の告白からさっさと立ち直るのでなく、
最後のほうでCMなんかでまた
ヨレヨレになってしまうところなんかがおかしい上に
真実味があってまたよかったです。
そして最後の決断の潔さ……。

男の人が観に行くと、きっとすごく楽しめるんだろうな、
と思いました。
なので、やっぱり秋のデートにオススメってことで、
友だちなどにオススメメールを送ります。
そして『露骨な宣伝部員、募集!』のURLもつけて……。

ではでは、ほんとにどうもありがとうございましたです。

向山 奈名


『「アナライズ・ミー」楽しかったです!』

こんにちは。いつもほぼ日楽しく拝見しています。
昨日、ヘラルド映画試写室に招待していただき
「アナライズ・ミー」観てきました。
ありがとうございます。TシャツもGET!

まず第一の感想は
「デニーロにマフィアやらせると貫禄あるなー」でした。
それと私はあまりビリークリスタルが
好きではなかったのですが、うまいんですねー。
ある雑誌で
「デニーロと共演できて、嬉しくて、
ものすごく張り切っていた」
と書いてありましたが、共演者が良いと、
やりがいがあるんでしょうね。

最後の方で「いつからそこにいたんだ」の問いに、
息子が「いつまでそこにいるの」
と聞き返すシーンは、最近いろいろな事で
考え込んでしまっていた私の心にとても響きました。
きっとみんな出口を探しているんでしょうね。
大人になっても迷ったり悩んだりするのは
恥ずかしい事ではないのかも。
きっかけがあればみんな抜け出せるし、
そのきっかけを活かせるかどうかは自分しだい、
なーんて事を考えながら帰路につきました。
とても楽しくて、元気付けられる映画でした。

とあるライターの方が、出張試写会の事について
「これでどうやって興行成績をのばすのか
自分には分からない」というような事を書いていました。
もちろん売上を伸ばすのが目的ではありますが、
こういう映画は心意気とでも言うか、
たくさんの人に観てもらいたいっていう気持ちの方を
大事にしたい映画でしたので、
その気持ちが伝わっていけば、
自然に興行成績も伸びていく気がします。

長橋 豊美


『ありがとうございました』

10月19日のアナライズ・ミーの試写会、
観させて頂きました。

とにかくすごいおもしろい映画らしいから・・・
と友だちに誘われて観に行くことにしました。

行って正解! 久しぶりに観た映画が大ヒット
って感じです。おもしろかったです。名キャストでした。

マフィアとか銃とか、精神分析医なんていうと、
シリアスなものをイメージしがちですが、
そんな固さは全くなく、終始笑ってしまっていました。
日本とかって、映画館のなかで笑い声を上げる
ということってあまりないと思うのですが、
この映画の時は、会場全体が笑いに包まれている
(大袈裟かな?)感じでした。

トピック自体が現代っぽいものなので、
観た人は必ず楽しめる、そんな映画だと思います。
わたしもこれから宣伝します。また観たいです。

ありがとうございました

宮澤


『しっかり宣伝部員、してますよん!』

試写当日に、誰か一緒に行く人をと、急遽探したのですが、
「え〜っ! デニーロ!!」とか
「それすごい見たかったのぉ〜!」とかとか
「すごい行きたいけど急に言われてもぉ〜...、
う〜ん残念...。」ってことごとくNGに会い....。

でもその結果、やたらめったら声をかけた人たちみんなから
「どうだった?」と聞かれる毎日。
しっかり宣伝部員として活躍中です。

やっぱりデニーロは格好いい。
バリバリのマフィア役はもちろん似合うし、
それでいて情けないところは、愛嬌で見せちゃうし。
いい歳のとり方してますよね。
(最近、北野武がいやに格好よくなってきた気が
していた私、デニーロを見て勝手に納得してしまいました。
武の歳の取り方はデニーロの歳の取り方と一緒かも??
って)。

映画、しっかり楽しませていただきました。
ありがとうございました。
また何かありましたら是非、参加させてください。

遅れ馳せながら、取り急ぎお礼まで。


池田 弓

追伸:
ゆったりした椅子と小人数なところが超心地よかったぁ。
(海外出張から戻ってきたばかりだったので)
時差ボケに座りやすい椅子。それでも寝なかったのって
やっぱ、それだけおもしろかったのです。
おもしろさが科学的に実証されたって気分。


『営業活動報告』

アナライズ・ミーの試写会とても良かったです!
映画はいうまでもなくおもしろかったですが、
実は試写会に応募した動機の部分で、
ある意味映画より興味がそそられたのが
『試写室』という言葉でして・・・スミマセン不純で!
いや〜感動しました。
やや大きめな私の躰がスッポリ収まるレザーシート、
学生時代を彷彿させる雛壇等・・・すばらしかった!!

あ、肝心な営業活動ですが、地元(東横沿線)の先輩の
イタメシ屋さんに会場でGETしたチラシを
3枚貼らせてもらって、マスターを懐柔し、
お客さんに宣伝してもらってます!
もちろん行った時は大きめな声でアナライズミーを
熱く語ってます! 
デ・ニーロサイコ〜・・・

Hiro


『ありがとうございました』

19日の試写会行ってまいりました。
予想をうわまわる おもしろさです。
最近映画を見るチャンスが多いのですが
これはよかった! 非常に面白かったです。
この間の日曜日にオースティンパワーズデラックスを
見てきたのですが、すごく寒い映画で
それを見た直後だけに、もう感動的なくらいの
面白さでした。
あ すみません 較べてしまいました・・・ははは。

私も みなさんとともに“露骨な映画宣伝部員!”
としての務めをはたそうとおもいます。

めざせ 5億3800万円!!!!

徳丸 大祐


『かんそうー。ふっふっふっ』

ガハハハハハハ!!!
気持ちよく大口開けて笑ってきました。
試写室ではもう少しお上品にしてようと思ったのに、もう。
(イスから飛び上がって笑ってしまったのは
「ムトゥ」以来かも。特にワタシは、見た人なら分かる
「サメ」のシーン。ばかばかしさに、プ)。

どうしてみなさん、おとなしく見ていられたの?
試写室から出るとき、ワタシだけなんだか
ニヤニヤしているような気がして、
とっても恥ずかしかったでーす。

2人の怪優のみごとな掛け合い。ほどよく大袈裟な展開。
切れのよい笑い。製作者にどんな意図があるかは
知りませんが彼らの「楽しませようパワー」に
はまってしまっても全然イヤじゃないタイプの、
かわいいオトナの映画です。
決して見目麗しい美青年がアナタを
酔わせるハナシじゃありませんが、
私の好きな「愛すべき不器用なオトナ達」のオンパレード。

どこまでもワガママで、ゴーインで、
手の焼けるコドモのようなロバート・デ・ニーロ。
「巻き込むな」と言いながらも目が「巻き込んでー」
と言っているビリー・クリスタル。
この2人が「これでもか、これでもか」と
総力をあげて襲ってくる。
にわか雨のあとの快晴の空のようなすがすがしさ。
大満足の作品でした。

今日見に来たみなさん、
いろいろなご感想をお持ちでしょうが、
みんなの評判なんか、もうどっちでも
いいんだもんねーっだ。
(あ、十分、評判いいんでしたっけ。失礼しましたっと)
これからご覧になるみなさーん。
ビデオもいいですけど、これだけ
感想よんでて、レンタル開始まで、正直「待てます?」

Chika Ogata


『アナライズディス』

私がみたのは「アナライズディス」!
私はこの映画の宣伝をし始めた時期には自信があります。
5月頭ですもの。
GWにロスにいって、好きなデニーロを見ようとしたのが
この映画。中途半端は語学力の私なので理解度は謎ですが、
それでもかなり笑え、楽しかった。
これを字幕でみられたらどんなに心から
笑えたことでしょう! と、無念さを周りの映画好きな人は
もちろんのこと、帰国後みんなにお勧めの映画として力説。
(もちろん「ハリウッドで〜」のような優越及自慢含む)。
ま、自慢は抜きにしてもホントに勧めてまいりました。
方法に関しては特別語れることはないのが悲しみですが、
ロングセールス賞を希望します!

佐々木 智恵


『アナライズ・ミー』

日本での盛り上がりを横目に見つつ、
今、イギリスに住んでいるので
何もできないなあ、と思ってましたが、
なんだ! こっちはもう公開されてる! と気付きまして、
観に行ってまいりました、
「ANALIZE THIS」(邦題の方がいいですね、
ダイレクトだし、語感的にも)。

これが、150人くらいのシアターにたった4人。
ヒットしてないのか、なんなのか。
でも、知らない者同士で仲良くなり、
みんなで、声をあげて笑い、ちょっとだけホロッとして。
完全にプライベート空間化。映画・状況の相乗効果で
とてもリラックスした、贅沢な時間でした。
大満足。

ということで、サブ宣伝部員として
日本の友人関係にメールで宣伝しましたこと、
ご報告します。

さくらもち@U.K.


『活動報告』

B日程で試写会に参加したものです。
なんとなく弱気なままでも得意なお喋りを駆使して
あちこちでしゃべくりまわったら
「なんか おもしろそうだねえ」、
「もうやっているの?」
なんていう手応えがありました。
「ちょっと地味かもしれないんだけどさあ・・・」
と弱気に話し始めるわりには、大笑いしたものですから
そのあたりを台詞入りで解説したら、
なんかみんなが乗り気。
あら、結構いいじゃん、っていう感じです。
この調子で頑張ります。期待してください。

地道な活動家より。


たくさんのメール、どうもありがとうございます。
どのメールも映画が面白くなければ
決して出てこないような感想ばかりですよ。
そうそう、ヘラルド宣伝部のKさんに聞いたところ、
アナライズ・ミーの放映映画館は大きなところばかり。
ヒットすれば、配給収入“5億3800万円”という数字は
超えられるそうです。
5億3800万円を合言葉に、引き続き露骨な宣伝を
お願いします。
次回は「配給収入って何?」をレポートします。
お楽しみに。


●しつこいくらいにお知らせ!


宣伝して、その活動報告をメールくださった方々は、
アナライズ・ミーの配給収入が5億3800万円を超えた際に、
豪華プレゼントの抽選権を得られます。
じゃんじゃん宣伝して報告してくださいね!

【アナライズ・ミーが配給収入5億3800万円に
到達した(するって!)際のビッグプレゼント】

プレゼントその1
●ヘラルド映画から
2000年・試写会年間ペアパスポート!
(来年ヘラルド映画で行なわれる試写会に
全てペアでご利用になれます)。
100名!!

プレゼントその2
●日本ビクターから
DVDデッキ本体+ソフト1本!
3名!!

「え!? ほぼ日試写会に行った人だけ?」
いえいえ違います。このプレゼント抽選権は、
一般公開後も(11月上旬予定)アナライズ・ミーを
見て宣伝し、活動内容をmovie@1101.comまで送ってくれた
全ての読者が対象なんです。
ほぼ日試写会に外れてしまった方は、
一般公開までもう少しお待ちくださいね。
観て宣伝して報告(ゴルフのように自己申告)して、
配給収入が5億3800万円を超えれば(超えるって!)
それでOKなんです。

1999-10-25-MON

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