露骨な映画宣伝部員になる人、
募集!
デ・ニーロ主演の映画「アナライズ・ミー」は、
果たして日本で配給収入5億3800万円に
到達するだろうか?

ほぼ日試写会D&E日程開催
ほぼ日読者からアナライズ・ミーの感想がきたぞ (4)


盛況だったほぼ日試写会も10/28で最終日程を迎えました。
今回は、ヘラルド映画のご好意により、
東京での追加試写会のほか、大阪でも上映されたんです。
大阪にはほぼ日スタッフは駆けつけられなかったんですが、
ヘラルド映画関西支社のTさんによると、
「時間通りに皆さん来てくれました。
上映の前と後の私のしゃべくりにも
ちゃんと耳を傾けてくれ反応し、
皆さん大変行儀のエエお客さんでした。
我が社の女子社員も感心してました。
映画の反応もよかったです」
とのこと。
東京でも大盛り上がりでしたし、
東西ともにアナライズ・ミーが浸透し始めている
証拠でしょう。

それでは、今回もドドッと感想を紹介します。
まずは、大阪試写会のメールから。


『大阪人V.S.東京人』

試写会、行かせてもらいましたで!
ほんまに「ほぼ日」の読者でよかったわ〜と痛感したわ。
ヘラルドのおっちゃんがコテコテの大阪弁で
メールしてください、とか最初にいいはったんで、
ほんまは半分サツマッポ(薩摩人)やけど
根が真面目やから、ここはやっぱし大阪弁で
書いとかなあかんのんちゃう?
とか思って書いてます。他の人たちも大阪弁つこてる?

日本ヘラルド関西支社の入っているビルは
まだまだ新しいビルで、エレベーター降りたとたん、
フロアーのふかふかさに
「イヤ〜ん。なんか私ら場違いちゃうん?」
とか思ってしまいました。
集合時間に少し遅れてしまったばっかりに
一番前の端しか空いてへんかったから
ちょっと首が疲れました。
そやけどみんなが言ってるように椅子は
すごい座り心地よかったです。

上映されていきなりの音楽が私好み。
ええ感じちゃうの〜、でも字幕見にくいわぁ、
とかごちゃごちゃ思いつつ、画面に吸い込まれて
いきました。

私の勝手な発想かもしれへんけど、
デ・ニーロ=大阪人V.S.ビリー・クリスタル=東京人。
だってデ・ニーロが派手で大袈裟なんやもん。
それに引き換え、ビリーのクールさ。
途中から逆転してくるけど……。
デ・ニーロが父親のことを話す場面では
私もボロボロ泣いてしまいました。
うまいっ! さすがやね。

ホテルの洗面台でデ・ニーロが
バシャバシャ顔を洗っているところが可愛かったし、
会合のシーンではワイシャツの襟の形が気になったし、
もう一回観て細かなところをチェックしたいです。

帰りに一緒に行った友だちと北新地の洋風居酒屋さんに
行ったんやけど、そこで隣の席に偶然その友だちの
知り合い(なんと5年以上ぶりらしい)が座っていて、
ここぞとばかり宣伝しました。
電車の中でもプレスシートを広げまくりました。

次回の試写会のハガキまでもらって、
ヘラルドのおっちゃんには気をつかってもろて、
ほんま、おおきにです。
ほぼ日のみなさんもおおきに。
バンバン宣伝しまくるでぇ。

木場田 淳子(リトルタートルズ1号)


『ええやん・ええやん』

10月28日のアナライズ・ミーの試写会、
観させて頂きました。

28人という小人数で、しかもまわりはカレシ連ればかり。
ワタクシ当日、一人で参加。
少々どころかかなり淋しく心細く上映を待ってますと、
そこに案内をしてくださるオジサマが・・・・

いやあ、まずこの人がとてもおもしろかった。
『みなさん、見終わったらベタベタの大阪弁で、
ほぼ日に感想送ってください。』
というわけなんで、ここからは普段でも使わん
ベタな大阪弁でいきまっさ。

ほなまず、デニーロさん。
他の作品のカレは、なんだかその演技のうまさが鼻に
ついて『ちょっと、おっちゃん、濃いがな〜〜』って
思ってたんやけど、今回のは、ええやん、ええやん。
ライト感覚やな。

ビリーさんもよろしおした。
これまたライトでポップで。
戸田さんの和訳もいいけれど、英語で理解できたら、
倍おもろかったんちゃうかなー。

見終わったら20時15分くらい、無性にイタリアンが
食べたくなっとりました。
劇中にイタリアンレストランでのシーンが
あったからやろか?

2時間を切る作品やし、これは是非、
『映画を見た後、パスタでもどう?』で行きましょう。
カレシ、カノジョにうけること間違いなし。

・・・・以上、感想です。
文章で大阪弁は難しい。イントネーションに気を
つけて、お読み下さい。

また、こうゆう機会がありましたら、
是非参加させて頂きたく思います。

ありがとうございました。

a.@osaka


『活動報告(E)』

早速ですが、今度は私の義務である、宣伝活動の一端を
ご報告させていただきます。(ふろむ 大阪)
 
上映前、ヘラルドの方から「巨大な」プレス用の
パンフ(?)が全員に配布されました。
『なんじゃこりゃ! かばんに入らへんがな!!』
上映後、ヘラルドの方曰く、
『胸に抱えて宣伝しながら歩いて帰って下さい』。

なんとあざとい! おそるべしヘラルド・・・。

仕方がないので(?)、一緒に行った友人(女性)の胸に
抱えさせ、夜8:30のキタ新地の新地本通りを
ねり歩きました。(ローカルですいません)
友人は、ほとんどキャンギャル状態です。
しかしながら、そこは「男の欲望渦巻くキタ新地」、
酔っぱらいオヤジ&新地のハデなおねえさま方の目には、
ウチのキャンギャルにハイレグもしくはチャイナでも
着せないかぎり、その胸に抱かれた“アナライズ・ミー”の
文字は映らない様子・・・。

そこで、今度は腰を落ち着けて宣伝活動。
居酒屋さん(そこも新地)でごはんをたべながら
大きめの声で映画の内容および感想を二人で語り合う。
そして、「玉乃光」をグイグイ飲んでいた私は
どんどん「い〜きぶん」になりました。
ふと気づくと、自らも「酔っぱらいおやじ」。
『このままじゃアカン! 宣伝になっとらん!』
危機感を感じつつも私は、
『もう一軒飲みに行こー!』と叫んでおりました・・・。

次なるお店への移動のため、もう一人友人(男性)を
呼びだし、そいつの車でれっつごー!
場所は、JR大阪環状線・寺田町駅近くのショット・バー。
『今度こそ』と胸に誓いつつ、席に着くなり私は
すかさず『マッカラン、水割り!』
店のモニターでは“フォレスト・ガンプ”上映中。
それを見ながら、
『この男の子って“シックス・センス”の
主役の男の子やねんてなぁ』なんてことを言っていました。
『いかんいかん! 今は“アナライズ・ミー”や!』
そこで、取り出したるは“アナライズ・ミー”のちらし。
『お店に貼ってよ!』と酔っぱらいのわがままを発揮。
もちろん(?)私は初めて行ったお店です。
でも、マスターはいいひとでした。
カウンターの真っ正面に貼ってくれました!!
しかも
『店に来るお客さんみんなに、必ず宣伝しておきます!
だから、あらすじを詳しく教えて!!』
とまで言ってくれました!!!
私はその瞬間、「神」を見ました。 

そして大阪の夜は更なる深みを増して行く・・・。

あぁ・・・私は本当に宣伝したのだろうか・・・。
否っ!! お前はまだ何もしていない!!
また明日からもがんばります。ゴメンナサイッ!!

成年H


『E日程・試写会にいってきました。』

電車に一時間のって、川をこえ、山をこえ、
いってきました。ありがとうございました。
行く途中、気づいたのですが、電車代のほうが、
近所の映画館で見るより、高くついているのでした。

にもかかわらず、私は仕事を午前できりあげ、
好きな人をさそい、せっせとでかけたのでした。
それはなぜかというと「ほぼ日」だからです。
糸井さんがおもしろいって言うからだったんです。
すごいことですよねぇ、これって。

映画のほうは、んーっと、みんながいうほどには・・・。

これまでの感想を見て、ゲラゲラ笑える映画という
イメージがいつのまにかあったんですけど、
そういうのとは、種類がちがったので。
大阪の笑いと東京の笑いは、やっぱりちがうんだろうかぁ、
そんなこと、普段あまり考えないのですが、
思ってしまいました。
(ローリングストーンズのコンサートは、
東京より大阪やで! とは、強く思ってますが)
そういう意味では、日本ヘラルド社のおっちゃんのほうが、
笑かしてくれましたヨ。

でもね、デニーロはよかった。
ほかのデニーロがでてる映画を
もっと見なおしたくなりました。
あの表情! メリルリンチのコマーシャルをみて、
よよと泣くところが、いちばん印象深かったです。
私もあるわ〜、ってかんじで。いや、よかったな〜。

だから、私は、そこんところを周りの人に
機会をみつけて話してみようと思います。
とりあえず、明日は課長と同行して移動時間が
たっぷり一時間はあるので、そのあいだに、
仕事の話とからめて、さりげなくやってみようかな、
と考えてます。課長には、内緒ですが。

お礼とご報告でした。

井上 芳子


『“浪速の宣伝部員”の報告』

一昨日は『アナライズ・ミー』試写会にご招待頂き
ありがとうございました!
元“試写会荒らし”の私にとって『映画会社の試写室』に
入れるなんてそれはそれは夢のよう!
小人数にフカフカの椅子・・・
今までの試写会でNo.1ですよっ!
(当たり前やっ! ですよね)

さすがに大阪ならでは、映画が始まる前から
ヘラルド社の方のトークですでに室内は笑いの空気。
もちろん映画もとっても良かったです。
デ・ニーロのマフィア役なのにこの親近感は一体!
ビリー・クリスタルとのかけ合いもぴったり!
個人的にはジェリー役の人が
いい味出してたなーと思います。
最後に本物のトニー・ベネットも出てきて
嬉しくなっちゃいました。
“マフィアのボスがストレスで悩む”ってストーリーも
大阪弁で言うと
『ええとこついてるやん、おもろいやーん!
しかもデ・ニーロやしイケてるやんかー』って感じ!
ロードショウで見た人に
『ほらなっ、 おもろかったやろーっ!』って
早く言いたいです。

いい映画を見せていただいてありがとうございました。
試写会終了直後より早速関西ヘラルド社の方の
“策略”(?)通りに『露骨な宣伝活動』を
始めさせて頂きましたのでご安心を・・・!
また、こんな嬉しいたのしい企画がありますように
期待しております!
ありがとうございました。

しまだ はるみ


『アナライズド・バイ・ ミー』

昨日の大阪での試写会に参加しました。

いやぁ、おもろかった。
デ・ニーロにビリー・クリスタル。
マフィアのボスに、精神分析医。
観に行く前から気合やら期待やら山盛りやったから、
パドックでイレ込む馬みたいにちょっと興奮し疲れて
試写室に入った。

********************************************

序盤は二人のそれぞれの生活を描き、
普通なら重なることのない二人の世界を見せる。
特に、精神分析医の父親に対するベン
(ビリー・クリスタル)のコンプレックスと、
子どもとの掛け合いの部分は、父親、自分、息子の
三代の男たちの関係を示していて面白かった。
映画の感想で良くあるんですけど、
「序盤タルかったけど、後半は良かったかなぁ」ではなく、
観客に提示しなければならない部分は提示しつつ、
うまい展開で「まったりとしていてそれでいて
すこしもしつこくない」。

次第に絡んでいく二人。
ボスらしい威厳を見せていたポール(デ・ニーロ)が
弱い面をさらけだし、そんなに彼に対して、
はじめ弱腰だったベンが、強い口調でポールに
詰め寄ったりするようになる。
このあたりからポールを見るベンの表情が変わってくる。
厄介な「客」としてのものから、
興味深い依頼人としてのものへと。

そんなベンに目をつけたFBIがベンに隠しマイクを付け、
迫りつつあったマフィアの会合の情報を盗もうとする。
ポールの部下に、それまでポールにははぐらかされていた
彼の父親の話を聞かされたベンは、医者として
(友人として?)体につけられたマイクを
意図的にはずしてしまう。
はずすシーンでの、
ポールのボディーガード、ジェリーとの掛け合いが秀逸。
大笑いしてしまった。

ポールのライバル、シンドーネ(チャズ・パルミンテリ)の
送った刺客とのからみのシーンで、
ついにベンはポールのトラウマを発見する。
ポールの「パニック症候群」もおそらく完治し、
ベンはポールにかかわってから
ずっと邪魔されつづけていたローラ(リサ・クードロー)と
の結婚式(2度目)に臨む。が、
ここであっさりと終わるはずがない。

色とりどりの花の間からジェリーが顔を出し、
教会からベンを連れ出す。
あるCFを見てまたブルーが入ってしまったポールの代わりに
マフィアの会合に出てくれ、というのだ。

と、こっからまだ一波乱あるんやけれども、
あとは劇場でのお楽しみ。
11月6日から公開の『アナライズ・ミー』、
ワタクシのこの秋のお勧めの一本。
万障お繰り合わせのうえ、
よろしゅう観に行ったってんか。

********************************************

てな文章を、
関係している掲示板に書き込んだり、映画好きの知人やら、
疲れている友人などにメールしまくりました。
試写会を観た帰りは、ヘラルドの方の見事な(?)戦略に
乗っかり、会場でいただいたプレスシートを
これ見よがしに広げて、私たちの向かいに座った人たちに
アピールしておきました。

あとはうちの研究室(ワタクシは大学院生)、
隣の研究室などにチラシをはっておきます。

そっからはクチコミでがんばって「
露骨な」宣伝部員になります。

最後になりましたが、
この試写会に関係されたすべての方々に最大級の感謝を。
おおきに。

ばんじを


『試写会行ってきました』

28日の大阪での試写会、行ってきました。
当日は朝から落ち着かず、仕事はとっとと終わらせて
行きました。
映画会社の試写室で見ることができたのもよかったですが、
映画の内容もよく、とても楽しかったです。
デニーロはやっぱりすごい役者だなー、
と改めて思いました。
ありがとうございました。
早速、次の日には職場で宣伝させてもらいました。
そんなに説明の得意でない私がしゃべっても、
「面白そうやな」という反応が返ってきたので、
映画のヒットは間違い無し!!

いよいよ来週末から公開ですね。
一人でも多くの人に見てもらえるよう、
私も露骨な映画宣伝部員としてがんばらしてもらいます。

外園 さつき
                          

『試写会のお礼』

先日は大阪での試写会にご招待いただき
ありがとうございました。
映画の試写会は初めてで、
まして映画会社の試写室に入れるなんて感激です。
一緒に行った友人も大変喜んでいました。
受付をされていた女性の方もとっても感じが良く、
サンドウィッチ持参の私たちに
快くテーブルを開放して下さいました。
申し訳なかったです。

『アナライズ・ミー』やっぱりよかったです。

おとぼけキャラのビリー・クリスタルと、ジェリー役の
ジョー・ヴィテレッリや息子役の男の子とのやりとりなどが
絶妙で、ドスのきいたボス役のロバート・デ・ニーロを
より一層コミカルにしているのでしょうね。
ばか笑いする映画ではないけれど、
何度も思わずプッと笑ってしまう。
そして見終わった後スッキリする。
いい映画でした。
またこんな機会を与えて下さい。

峯山 佳子


『試写会の感想』

こんにちは!

10月28日E日程の試写に行かせていただきました。
28人にしか当たらないなんて
まさかその一人に自分が入れるなんて!
それだけでちょっと興奮気味でした。
神戸の職場から鼻息フンフンって感じで飛び出し、
母と会場に向かいました。

試写室に入ると驚いた。
まさか、28人にしか当たらなくても
本当に28席しかないとは思ってもみなかった。
今日は「ほぼ日読者」の貸切なんだ。
あぁこの方も、こんな方も読んでるの。
ははーん。って感じでした。
徐々に開映時間が近づき、大阪でたった28名に課せられた
使命感に緊張させられてきました。
すると、上映の前にヘラルドの方から
上品で面白い冗談を交えた簡単なご挨拶。
緊張はすっかりとけました。
「帰りにはおみやげを用意します。」
の言葉に
「ええひとやぁ」と思わず声を漏らす人も。

いよいよ映画の上映。
素敵な音楽がかかり、音響の良さにドキッとして
はじめは字幕についていくのも必死でしたが、
徐々にわたしのほうもエンジンが掛かってきました。
あらかじめ「露骨な...」でストーリーやご覧になった方の
感想を読んでいたので流れは大体わかっていましたが
随所に織り込まれた笑いには参った。

私の場合、大笑いではなくフフッて感じの笑いがたくさん。
だから「多笑い」というのが正解。
ところが、デ・ニーロが泣く場面はちょっと違った。
なぜか笑いではなく涙が出てきた。
なぜだ、なぜだ。
恥ずかしながらハンカチを取り出した。
終わる頃には心がぽかぽか。
これってほんとにマフィアの話を見た感想?
って思えてきます。
いえ、あやうくマフィアの話だったことを
忘れてしまいます。
すごく、すごく、素敵な映画でした。

秋、のんびりした休日に一人でフラッと入って大正解!
涙の一つも流せば心のモヤモヤなんかもすっきり。
休日を上手につかったと自分を誉めたくなること
間違いなしです。

母は、会場についた当初、来ているのが若い人ばかりで
場違いな所に来たと言っていましたが、
母くらいの年齢(45)の人にぜひ見てもらわなきゃと
しっかりパート先で宣伝してくれるよう頼んでおきました。

私も翌日出勤するとすぐに知り合い中にメールを発信。
一般上映はいつから? には、ハキハキと
「11月6日から」と応える。
露骨な宣伝員関西支社、これからもばりばりがんばる。

素敵な機会を与えた下さってありがとうございました。
ほぼ日に出会えてよかった。

藤田 居香



大阪の反応、感想は、やっぱり東京とは
ちょっと違いますね。新鮮でした。

つづいては東京のD日程の感想から。
 

『試写会D行って来ました。』

試写会行ってきました。友だちと。
ありがとうございました。

おいしいワイン(高くないやつ)が飲みたくなりました。
それでやっぱり安くてうまいイタメシが
喰いたくなりました。
で、たらふく喰って、さっき帰って来ました。
あの試写室のイスはほんとにすわり心地いいですね。
これまで2度ほどあそこで観たことがありますが、
どちらもそこそこおもしろい映画だったにも関わらず、
何分かは熟睡してしまいました。
今日も寝不足気味だったのでどうかな、
と思って臨んだのですがぜんぜん大丈夫でした。
おどろかされたり、気持ち悪がされたり
身につまされたりして起きてるのでなく、
安心して笑っていられる、という感じが快適な映画でした。
ビリー・ワイルダーとウディ・アレンの映画が
大好きな私にはこの胸の奥をぎゅっとつかむ、
なんちゅーか、このおもしろうて、やがて悲しき、
というか、せつな・おかしいみたいな感じが足りなくて、
その分リラックスしたのかもしれませんが、
ロバート・デ・ニーロはチャーミングだし
(それでも、泣いたり笑ったりの0.5秒後にはいきなり
バットでどたまつぶされるかも……、という殺気は
だんだん薄れてきましたね)、
ビリー・クリスタルも重くならずに
この役を楽しんでる感じ。

このライト感がこの映画の信条かもしれないです。
あのオンナの人のキャスティングにも
それは現われています。
八代亜希ですかぁ。なるほど。
私は、ピンク・レディーのケイちゃんににてるよぉ!
と30分くらいのところで思って、
それからなんだか「火曜サスペンス劇場」みたく
見えてきちゃって、ますますリラックスしちゃいました。
セラピストの好みがあの、特徴がすごくあって
印象の薄い女だったり、息子がませたリアリスト
(でも悪い奴じゃない)だったり、
細部にすごく効かせ味があって、
何度も楽しめる映画の気がします。
マッチョな世界に生きている人は、
おちんちんの問題が人生の中心だ!
とはっきり自覚&認識してる分、
シンプルでいさぎよいなと、ちょっとうらやましくて、
ちょっとホッとしました。でも
「やっぱ、マザコンでファザコンのイタリア系って
いいね。人生を12倍くらい楽しんでるよね」
という気持ちに、トニー・ヴィッテレッリの
ベルベットボイスがダメ押しをして、
なんかとてもセンスのいいカウセリングに
かかったあとのようなスッキリ感で、席を立てました。

まずは熱いうちにこの感想を友だちに
そして、私のまわりで最も広いネットを持つ
映画マニアの母に、強く推薦しようと思います。
彼女は、今も観てきた映画を目の中を★でいっぱいにして
語る人なので、強力な宣伝要員に
なってくれることでしょう。
(イチバンの理由はデ・ニーロが
家の父にちょっとにてることかな)

のら


『試写会へのご招待ありがとうございました。』

D日程に参加したものです。

私は最近ストレスがたまり気味の友達と
ともに、
会社を早めに抜け出して
試写会に参加させてもらいました。

会場が映画を見るのに集中できる環境で
大変気分よく映画をみることができ、
いい気分転換になりました。

さて、本題の映画の感想ですが

デニーロがやっぱりかっこよかったです!
ストーリーは
誰しもが抱えている問題がテーマになっていたので
ある種とてもリアルでした。
いつものデニーロなら
かっこいいマフィアのみなのですが
今回はとても人間らしいというか
生活感がにじみ出ているというか。

だからおもしろかったとも言えますし
だから現実をあらためて見つめることになった
というような気もします。

音楽も渋くてよかったです!

しっかり宣伝させていただきます。

古田 桂子


『試写会感想』

試写会、どうもありがとうございました。
重すぎず、軽すぎず、深すぎず、浅すぎず、
肩の力を抜いて、時間を忘れて楽しむことが出来ました。

デ・ニーロのマフィアは圧巻ですね。まさにハマリ役。
メリルリンチのCMで泣き崩れるシーンは、
マジで笑えました。

でも、
映画館嫌いのワタシとしては、
正直言って、少し我慢してビデオでもいいかな?
と思いました。

映画は値段が高い。その割にはシートも良くないし、
狭いし見にくいし、人気の映画だと
座ってみるために30分以上、スゴイ行列の中で
立ったまま並ばされて・・・。
なんといってもいったん席に着いたら、
外に出ることが困難極まりない。
というのがワタシにとっては苦痛でなりません。
乗用車、バス、飛行機、その手の乗り物は大嫌い。
拘束されるのがダメなんです。だから映画館は嫌い。

ビデオなら、料金も安い。
ゆったりしたリクライニングチェアーに座ったり、
寝ころんだり、好きな姿勢で見ることができるし、
途中で眠ってしまっても巻き戻せるし、
全部一度に見る時間がなくても、少しずつ見ればいい。

ただ、映画館で見たい映画もある。
マトリックスや、スターウォーズ。
最新技術を駆使して作られた映像は、
やはり大画面で見たほうが迫力もあるし、
その価値も確かにあると思う。

今回は、ヘラルド社の試写室での試写会。
ホントに快適でした。
シートはゴージャスな皮製で、クッションもバッチリ。
広さも充分、座席の前後のスペースも
それなりに空いている。
音響効果も完璧。迫力倍増。
少人数しか入れないので混雑することはない。
こんな環境で見られるなら、どんな映画だって
お金をかけて、時間を割いてわざわざ出掛けていってでも、
見たいと思います、ワタシでも。

あ、でも宣伝はしてますよ、もちろん。
もらったチラシも会社にはってありますし。
知人友人には、告知しております。

ちょっと違う意見も良いかと思って
本音の感想を書きました。

山本 容子


『感想を送ります。』

まさにハートフルな、たっぷり楽しめる104分間でした。
誰だってトラウマ抱えて生きてるのねー。

精神科医もマフィアのボスも
根っこのところは同じ。あったかい血が流れてる。
みんなそれぞれ事情がある。
まじめな顔して分析してる精神科医が
実はファザコンで、今ひとつ脱皮できない自分を
患者であるマフィアのボスの中に投影して
みてたんですね、きっと。

だって、結婚式を中断させられようが
バカンスを邪魔されようが
文句たらたらいいながらも
ついつい話を聞いてしまってたのは
どこかデニーロが放って置けないからでしょう。

そんな風に自分自身と葛藤し悩んでる
デニーロやビリーに大笑いしながら、
ついていくうちに、ふとワタシ自身の姿も
ちらちら見えてきたりして。

誰もが抱える、自分の中の深いところにある
手をつけられない(つけたくない)場所。
そこにタッチされている
しかも繊細なアプローチでタッチしにきている
そんな、やさしくも、ドラスティックな感覚の映画でした。

わたしが一番うけたのは、ビリーのコドモ。
最高に大人で、医者で父のビリーをやさしく包んでました。
参りましたね。

(役の名前がすぐ浮かばないのは忘れっぽいことと
きっと役者の存在感が大きすぎるからでしょう)

まーしゃ


『活動報告書』

試写会後12時間以上たった今でも、
私の中で反芻して、じわじわっと
ハイパーヒットしています。
「アナライズ・ミー」の試写会、スバラしかったです。

「あら、こんなところに」といった
さりげないたたずまいのヘラルドのビル。
ほぼ日試写会の案内も玄関になく、
不安な気持ちと特命宣伝部員のわくわく感とで
向かった試写室はさっぱりとしていて、しかも豪華でした。
皮張りで広いシート。ここでなら何時間映画を観ても
腰が痛くなることはないでしょう。
時間が来てぎむらさんのシャイで誠実な冒頭のご挨拶。
本編はすぐに始まりました。
当り前だけど、予告編ってないんですよね。
突然始まると、映画の音量って
結構すごいんだということを実感。
きっと普段気付かないのは本編が始まるまでに
予告編で耳が慣れているからなんでしょうね。

ギャング役をやると片方の口と頬が歪むデ・ニーロは
やっぱり頬が歪んでました。でも、こんなにキュートな
マフィアは今まで観たことありません!
強気で強引で、笑っているかと思えば、
おいおいと号泣したり、めまぐるしく感情が変っていくのが
すごくリアルで、観ているほうも笑ったりホロリときたり、
忙しかったです。
「頑張ってるけど、ちょっとへなちょこ」な男の愛しさが
スクリーンから溢れてました。

カウンセリングするベンとポールとの
絶妙な掛け合いも、ジェリーの天然ぼけっぷりも、
会合のシーンのベンの人を煙に捲くトークも、
CMで号泣するポールも、
全部全部、みんなに教えてあげたい!

あんなに大笑いしたのに、
余韻はじわんと温かくって、
「もう一度大きいスクリーンで、それからお家のビデオで」
観たくなりました。
自分がへこんだときに観るのにサイコーの映画ですね。

一緒にいった友人も
「こんなにあっという間だった映画は初めて」。
「予告編で観た時よりずっと良かった」。
「もう一度映画館で観たい」。
「ジェリー役のヴィテレッリがたまらない」。
「タケウチさん、かっこよかった」。
と感想はとめどなく続きました。

帰ってまずは家族に広報活動。
たまたま遊びに来ていた従兄弟に
「いま疲れているあなたにぴったりです。
 是非行きなされ」と強引に営業。
別の友人に電話をかけ再来週にはもう一度
映画館に観に行くことに。

これからも、宣伝部員として
露骨に、あからさまに、
時にはポールのように強引に宣伝活動に励みます。

本当に、参加できて嬉しかったです。
ありがとうございました。

TOMURO NORIKO


ここでは全部紹介しきれませんでしたが、
他にもたくさんの感想メールをいただきました。
過去3回の感想メール紹介の効果あってか、
今回は、反応がすごくよかった気がします。
大阪と東京の反応の違いも見られたしね。
さあ、今週末の一般公開に向けてラストスパートです。
テレビスポットやテレビ番組での紹介も
たくさん予定されてますし、
前売券の売り上げも好調なようですから
あとは大ヒットを待つだけです。
一般公開後も、東京、大阪に限らず全国のみなさん、
宣伝活動よろしくお願いします。

次回は全国上映映画館、一挙公開予定です。
お楽しみに。


●しつこいくらいにお知らせ!


宣伝して、その活動報告をメールくださった方々は、
アナライズ・ミーの配給収入が5億3800万円を超えた際に、
豪華プレゼントの抽選権を得られます。
じゃんじゃん宣伝して報告してくださいね!

【アナライズ・ミーが配給収入5億3800万円に
到達した(するって!)際のビッグプレゼント】

プレゼントその1
●ヘラルド映画から
2000年・試写会年間ペアパスポート!
(来年ヘラルド映画で行なわれる試写会に
全てペアでご利用になれます)。
100名!!

プレゼントその2
●日本ビクターから
DVDデッキ本体+ソフト1本!
3名!!

「え!? ほぼ日試写会に行った人だけ?」
いえいえ違います。このプレゼント抽選権は、
一般公開後も(11月6日)アナライズ・ミーを
見て宣伝し、活動内容をmovie@1101.comまで送ってくれた
全ての読者が対象なんです。
ほぼ日試写会に外れてしまった方は、
一般公開までもう少しお待ちくださいね。
観て宣伝して報告(ゴルフのように自己申告)して、
配給収入が5億3800万円を超えれば(超えるって!)
それでOKなんです。

1999-11-03-WED

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